マッシーパパの遠吠え

インターネット情報を丹念に読み取り、ニュースの裏に潜む真実を綴るあなたのためのブログです。

リーマンショックより激震? 小泉ショックで与野党、対応に大わらわ!?

2009-02-15 10:06:51 | Weblog

12日、ついにジュンイチロー氏がぶちきれた。麻生閣下の「郵政民営化反対」発言に我慢ならんと、「怒るというよりも、笑っちゃうぐらい、ただただあきれている」とこき下ろす。しかも、「定額給付金」も2/3まで行使して強行するのにあたわずとし、「参院と調整して妥当な結論を出してほしい」とまでいうのだ・・。

この爆弾発言に驚いたのは、何よりも麻生本人、「私に対しての咤(しった)激励と感じた」とごまかすのがせいぜい。そして、閣僚も、河村官房長官は「本当に殺す気で殴る親はまずいない」と造反を否定。中川財務相が「首相までやった人が言うのは理解に苦しむ」、甘利行革担当相は「麻生内閣はしっかりするようにと小泉流の表現でおっしゃったと思う」と思い思いの感想を述べるのがやっと。

又、党幹部も困惑、細田幹事長は「党役員会では小泉発言はまったくでなかった」と無関心を装い、笹川総務会長も「民営化を後戻りさせる議論はない」と党内の亀裂隠しに躍起となっているという。

そして、ジュンイチローと盟友の山崎拓は「小泉氏の信念を述べたもので、政権批判ではない」「「小泉氏本人の採決反対は100%ない」と弁護に努めるなど、とかく大混乱。

一方、民主党は民主党で、興石参院会長は小泉氏の定額給付金反対を歓迎。参院での採決を小泉氏が海外出張から戻る20日以降にずらし、小泉氏の造反を誘う考えであるとか。

いや、逆に、鳩山幹事長は一旦は歓迎したものの、後になって、「どちらも国民を向いていない」と批判、単なる総理と元総理の「権力争い」と言い直す。そして、管氏など、「究極の愉快犯」と一笑する。即ち、「自分が麻生氏の後のキングメーカーになる展開を狙っている。びっくりする人をすえて、自民党人気を高めようとしている」とまでいうのだ。

いや~、それにしても驚きだ。とっくの昔に引退を宣し、隠居同然の男が、どうのこうの言ったとたん、与野党の重鎮が、あわてまくる。それでも、みんなまともな政治家かと、むしろ、マッシーパパのほうが、「怒るというよりも、笑っちゃうぐらい、ただただあきれて」しまう。

ともあれ、今回の小泉発言は冷静に見るなら、麻生閣下の学習能力のなさに起因するコップの中のただの争いにすぎない。

つまり、小泉氏は昨年12月、「郵政民営化を堅持し推進する集い」を発足させた際、「あの3年前の(郵政)選挙がどういう選挙であったか思い起こしていただきたい。何やら不可解な行動をしている方々の多くは、元々郵政民営化に反対。しかし、誓約書まで書いて、間違いだったと(認めて)復党した」と苦々しい思いで(郵政造反の動きに)釘をさしていた。

しかも、「これからどういう事態になるか心配だろうが、難局になればなるほど、冷静に良識ある行動をしてほしい」と、意味深なあいさつをしていたのである。その警告を閣下が無視したからこそ、「郵政民営化命」の小泉氏が、たまりかねずにお灸をすえたのである。

だからこそ、13日の「朝ズバッ!」のコメンテーターの岸井氏も、小泉氏(の今回の発言)もほかに他意はなく、「100%再登板はない」というのだろう。又、菅氏の言うごとく、ただの愉快犯。きっと、今頃、ロシアで、上を下への「大騒動」を楽しんでいるのでないだろうか・・。

ただ、そうは思うものの、果たして影響はそれだけのものだろうか? 同じ「朝ズバッ!」のゲストコメンテーター世良氏も言っていたが、「再登場はなくとも、小泉氏の影響力を利用しようとする輩はおり、これをきっかけに、政局が動く可能性はゼロでない」かもしれない。

あるいは、彼を旗印とした政界再編という選択肢が出てきたということでもある。つまり、「小泉氏がいまだに影響力があること自体、自民党はすでに液状化しており、自民党は末期症状なのである」と。それゆえ、この先何が起こるか予断が許せないということであるのかも・・。

マッシーパパもその点を危惧しないでない。いわゆる弾みというやつで、小泉氏がもし、再登板にいろ気を見せたときが心配なのだ。たとえ総理の役でなくとも、菅氏の言うようにキングメーカー気取りで、選挙の看板にでもなれば、ちょっと厄介。それほど、彼は稀代のアジテーターだけにまたぞろ、国民がだまされないか、一抹の不安がぬぐえないからである。

いわゆる、B層(小泉政権支持基盤として想定したIQが低く、具体的なことはよくわからないが小泉のキャラクターを支持する層。具体的には主婦や教育レベルの低い弱年層、高齢者層)を再度動かして、政局を利用されると怖いのだ。

ま~、民主党幹部もそれがトラウマになってるから、今回の小泉発言はよしとするものの、「瓢箪から駒」は望まないということのようだ。

では、ホントのところ、世論は彼の再登板があると見ているのか、又、彼に新党を期待しているのだろうか・・。ちょうど、ぴったりの世論調査を見つけたので、参考に供したい。

まず、「小泉元首相の再登板、期待しますか?」では、「期待しない」73%、「期待する」27%と圧倒的にお呼びでないようです(http://lislog.livedoor.com/r/7087)。

又、「小泉氏に新党結成してほしいと思う?」では、「思わない」67%、「思う」33%とこれまたお呼びでないようです(http://lislog.livedoor.com/r/21495)。

ただ、これも、女性の回答では俄然、小泉支持が上ってくることと、この調査がインターネットだけに、ほとんどお年寄りが入っていない点が、心配といえば心配である。

ともあれ、民主党は初志貫徹、ジュンイチローが何を言おうと、閣下が何度、ぶれようとマイウエー、倒閣の道を進むのみ! そして、国民は二度と、小泉の煽動に耳を貸してはいけないということ!・・・。

お蔭様で驚くほど、たくさんの方にご訪問いただけるようになりましたが、「ブログ村」と「人気ブログランキング」の順位は一向に上りません。よりよい記事を書く励みにもなりますので、是非下記応援クリックをよろしくお願いします・・。♪

<a href="http://news.blogmura.com/news_nihon/">にほんブログ村 国内ニュース</a>

<A HREF="http://blog.with2.net/link.php?666082">人気ブログランキング