マッシーパパの遠吠え

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キャンプ地を訪れた江川卓は名コーチ? それともただのお邪魔虫だった!?

2009-02-09 08:02:31 | Weblog

テレビの報道というのはいまさらに怖いと再認識させられた。一昨夜の「SUPERうるぐす」のことである。

江川投球塾・五十嵐選手&マー君 」というタイトルの「特集」で、江川卓(すぐる)が昨年、同番組にゲストとして訪れたノムさんとの約束だと、マー君のコーチをしにキャンプ地の沖縄・久米島を訪れたのだ。それも飛行機嫌いのため、4時間の船旅をものともせずにである。

そして、球場について、早速、監督に挨拶したところ、監督から「マー君だけでなく、長井もついでに見てくれ」と言う。そして、「大先輩がほめてやってくれれば自信をもつからな」と、例によって、ぶつぶつ・・。

早速、うるぐす(”卓”の逆さ読み)はブルペンで、永井の投球を暫く注視、そして、いわく、

「力みすぎだからコントロールが定まらない。投げるとき、手首をぶらぶらした感覚で投げるとよい」とアドバイス。な、なんと、その直後から面白いようにストライクが決まりだした(http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090205-00000511-sanspo-base)。

そして、お約束のマー君にも熱血指導が始まったが、彼は不得手なインコース攻めが今年の課題。これにも、

「インコース投げれば、次はアウトコースを投げたいもの。そこを我慢して、ストライクゾーンに10球、次いで、ボールコースに10球投げる練習をしなさい」「練習では『気持ち悪くなること』が大切」と伝授。なるほど、その後のインコース攻めの投球は面白いように打者すれすれに決まるナイスピッチングに変身したのだ(http://news.www.infoseek.co.jp/topics/sports/n_suguru_egawa__20090202_1/story/20090205hochi070/)。

実は、この江川投球塾、楽天のキャンプの前に、沖縄・浦添のヤクルトでも大好評だったというのだ。それは、怪物江川氏に指導を受けたいといっていた五十嵐投手だが、彼は昨季右ひじけん再建手術から復活。球速157キロを記録したが、37セーブを挙げた04年のようには空振りを取れず、試行錯誤の真っ最中という。

そこで、うるぐすは例によって、黙って、彼の投球フォームを注視。そして、おもむろに、

「復活は今までどおりの速球で行くか、それともコントロール勝負に変えるか」アドバイスする前に、決めてほしいという。勿論、五十嵐は「速球」を選んだので、即、「前足が従来より前に出ていない。そして、後ろに引いた腕の高さが低くなっている」と修正箇所を指摘する。彼は前もって怪物君に質問する項目を用意していたのだが、「僕の悩みを理解していた。晴れ間が見えた気持ちです」と、直立不動で頭を下げて大感激(http://www.daily.co.jp/baseball/2009/02/03/0001683917.shtml)。

これを見て、巨人の先輩、高田監督が由規も「何かをつかんでくれれば」と指導を期待する。そこで、うるぐすは彼らと同じように、前から後ろから入念に観察して、

『ステップの改良』だ。「踏み出す足がインステップ気味になっているから、ボールがスライドする。もっと楽に投げられるはず」とアドバイス。これまた、その後は思うようにビシビシと球が伸びる(http://www.excite.co.jp/News/sports/20090203/Sanspo_SP_120090203115.html)。

いや~、これを見せられると、日ごろの「理論家、口ばっかの江川君」と思っていたのがとんでもない誤解。名コーチじゃん!とマッシーパパも番組の堀尾キャスターと武田修宏ともども感心すること、感心すること!・・。

と、ここ迄で終わっていれば、なんでもないことが、翌日のニュースを見てびっくり。日刊ゲンダイが、『「悪人」江川はさっさと東京へ帰れ』と題し、

江川の振る舞いに、野村監督はご機嫌斜め。『うちにも投手コーチがいるからなぁ。気分を悪くしなければいいが。まぁ、佐藤はそんなことで気分を悪くするとは思えないが、心配だ』とブツブツ。『なんなんだろう。WBCのコーチでもないのに。たまにはグラウンドに来てモノを言え(苦笑)。江川、江夏、江本、3江(え)、3悪人だな』とこてんぱんだ。 江川にアドバイスされた田中によれば、『内容? さあ。放送を見てください。ブルペンでは気持ち悪く投げなさいと言われましたけど。どういう意味? ですから詳しくは番組を見てください』とのこと。『気持ち悪く投げろ』などと意味不明な助言をされた田中もいい迷惑だったろう、だって(http://news.www.infoseek.co.jp/topics/sports/n_suguru_egawa__20090202_1/story/08gendainet04032046/)・・。

ま~、この内容の違い!方やスポーツ紙、こなた、ゴシップ紙(?)だから差はあって当然。ましてや、タヌキ親父のノムさんだけにドッチでも多分、間違いなさそう。

かといって、ヤクルトの由規、楽天のマー君がそんなウラ・オモテを使えるはずがないから、まったく日刊ゲンダイの捏造でもないだろう。

とすれば、素直に解釈して、テレビの編集のなせる業!? そういえば、マー君だって、「気持ち悪く投げなさい」って(うるぐすに)言われたとき、マッシーパパ同様、怪訝な顔をしていたっけ。それに、由規の場合も、五十嵐や永井選手の感激振りと相当落差はあったと思うよ!・・。

要するに、都合悪いコメントとか顔の表情など絵にならない部分はカットしてあったということ(?)。そして、はっきりいえることは、この番組のカンバンである江川氏が遠く遠征して、恥をかかされるようなことは間違ってもしないよな。

それに、スポーツ紙もこれからも、何かとネタを貰わねばならない彼のことを悪く書けないって! ハイ、間違いありませんって!・・。

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