マッシーパパの遠吠え

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麻生総理の発言がぶれまくり、失言を重ねるのにはいろいろ理由があるのです!?

2009-02-11 09:08:34 | Weblog

朝日新聞社が7、8日実施した全国世論調査(電話)によると、麻生内閣の支持率は14%(前月比-5ポイント)、不支持率は73%(同+6ポイント)と内閣発足以来最低だという。そして、政府・与党幹部の多くは支持率低下の原因を「郵政民営化に賛成じゃなかった」という首相発言とみているとか(http://www.asahi.com/politics/update/0209/TKY200902090256.html)。

ともあれ、これで、与党もますます、解散総選挙がやりにくくなったわけだが、かといって、閣下の失言や発言のぶれのたび、支持率を落としていけば、一ケタ台に突入するのも、もはや時間の問題。いや、任期一杯の9月直前に支持率は公定歩合(0.3%)並みとなれば、どうするのでしょうね(笑い!)・・。

それにしても閣下の失言と発言のぶれは半端でない。wikipediaで問題発言の数を拾い上げても31件、(http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%BA%BB%E7%94%9F%E5%A4%AA%E9%83%8E)、

なかんずく、総理になってからの失言だけで、

岡崎の水害に関し、「安城や岡崎だったからいいものの、名古屋だと、この辺全部洪水よ」と発言、後に謝罪文を両市に送付(08年9月党総裁選)

全国知事会で「医師は社会的常識の欠落している人が多い」と発言、会議後、記者団の質問に謝罪で答えた(08年11月)

経済財政諮問会議において、「たらたら飲んで、食べて、何もしない人(患者)の分の金 (医療費)を何で私が払うんだ」と口が滑り、陳謝(同上)

私立幼稚園PTAの全国大会で挨拶した際、幼稚園の教員の会と勘違いして、「家庭でしつける力がなくなってきた」とぶったが、終盤に気づいて訂正するお粗末・・(同上)等々が続く。

一体、この失言のオンパレードは那辺にあるのか、独断と偏見で分析してみました。そして、考えられる理由として、

彼の失言の特徴は国会での答弁でなく、会議や講演会のケースに多いこと。即ち、上から目線でつい喋ってしまうので、ぞんざいな発言に陥りやすい。あるいは本音で語り暴走してしまう。

又、彼は貴種(きしゅ:貴い家柄の生まれ)だけに、下々の苦労も、喜怒哀楽も持ち合わさない。従って、「それを言っちゃおしまいよ」というセーブが効かない。だからこそ度々、「これが何で失言」と不満を口にするのである

彼は一方で、父方の川筋者(かわすじもん)の血も引いており、それを誇りにしたところもある。それが伝法調の言い様に現れ、「しのぎ」のようなヤクザ言葉が飛び出すのである。

そして、同時にキャラが軽いことも災いし、考えて慎重に喋れない。つまり、「綸言汗の如し」の総理の任に元々、ふさわしくないということである。

その昔、名宰相(?)といわれた田中角栄は「ま~、その~」を話のはじめに連発。福田赳夫は「「ま~、ホーホーホー。ええ、へー、へー、へー」といい、大平正芳も「」アー、ウー」が口癖だった。そのいずれもが、失言をしないよう、次の言葉を選ぶため、わざと間(ま)をおいたのである。

ま、尤も、彼らは総理としての資質と貫禄を備えていたから、その口癖もサマになったので、閣下がまねすれば、アルツハイマーと誤解されるだけかもね(笑い!)・・。

さて、もうひとつの「ぶれる」話だが、これもずいぶん酷い。時系列であげると、

08年10月の「第二次補正予算」の提出時期。「緊急を要する。政局より経済対策優先」といったハナから、臨時国会に出さないで、年明けの通常国会まで伸ばす。いわば、政権延命の解散延ばしのためだけの目的で。

「消費税増税」は昨年10月に「経済状況を見たうえで3年後にお願いしたい」→「景気回復が前提、増税はきわめて難しい」→「次期衆院選に、消費税増税を含む税制改革を争点にして臨む」と二転三転。

同じく、「定額給付金」も全員支給→高額所得者は辞退すべき→全員貰って、「景気浮揚のために使ってください」だって。ついでに言えば、最初、公明党の主張する福祉対策→景気対策→景気対策と福祉の両方、とコロコロ変わる。

1兆円の地方交付税もはじめは使い道自由の一般税化が、途中から道路整備のひも付き交付に変更。

そして、国家公務員の「渡り」は「やむ得ぬ場合は認める」といい、「渡りを認めた政令も撤回しない」から、一転、「後はあっせんの申請が出てきても認める考えはない」に変更。

小泉政権下の総務大臣時代、「郵政民営化」に反対、担当大臣も私でなく竹中大臣だと強調。それが、6ヶ月前の総裁選で、「総務大臣として民営化を担当したのは私ですよ」の発言が公にされるや否や、「最初反対したが、2年間勉強して賛成した。そして、担当も最初の2年は私、後は竹中」と訂正するいい加減さ。

いい加減といえば、圧巻なのが内閣支持率をめぐる発言。12月の時には自民党役員会で「支持率低下は、すべて私の責任だ」と述べ、記者会見でも「非常に厳しい数字だと思っている」と言っていた(http://www.asahi.com/special/08021/TKY200812080316.html?ref=reca)。

それが、今月さらに数字が悪化すると、「支持率下落の内容分析は、私の仕事でない」とケツをめくる無責任ぶり。いや、分裂病かと思う酷さである(http://www.asahi.com/special/08021/TKY200902100279.html)・・。

この病的なほどのぶれ具合、那辺にその理由があるのか、マッシーパパはこれもちゃんと分析しましたよ。

まず何よりも、この御仁、記憶力が悪い。自分の言ったこと、それも6ヶ月前に公の場で言ったことさえ失念する酷さである。

確固たる政治信条の持ち合わせがないから、人の言葉で左右されやすい。特に、本質的に世論でどうとでも変わる官僚の言葉を鵜呑みにするから一層、ぶれやすい。

元々、小派閥出身だけに、政権内野党のスタンスが強く、その考え方もどちらかといえば、野党に近い。それゆえか、最初に口に出すのは野党寄り、そして、与党内の多数意見にゆり戻しを食って、結果としてぶれてしまう。

性格的に、目立ちたがりだから、いわずもがなをつい口に出す。しかも、プライドが強い分、間違いを絶対認めたくない。そこで、無理やり整合させようとするから、傍目にもぶれて見えやすい。

中国故事に「君子豹変する」とあるように、いいことならいくら改めてもいいが、ぶれまくるのでは中途半端。国民がどちらを信じていいのかおろおろするだけ。

そして、何よりも、閣下自身が過ちにあっけ羅漢。反省するでなし、改めるでなし。要するに学習しないから同じ失敗を繰り返すのである、等々。

ここでも、完全に総理の資質ゼロがはっきりする。ホンマ、国民はとんでもない人を総理に戴いてしまったようである!?・・。

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