夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

狙っているのに、当たらない!!

2021-02-02 16:37:19 | 教室経営
 毎年この時期が来ると、教室で節分会を開催する私。転勤した新たな職場でもやってみた。
 いつものように、自分の心の中に巣くう「悪いところ」を鬼として書き出し、それを景気よく破り、千切っては丸めて豆にして、恵方に向けて投げつける!!投げる方角にはいつものように赤い一本角の鬼が!・・・?赤い一本角の鬼?
 そう、ここに至って、子どもたちに受け容れられなかったものが1つ。それは最後に登場する「赤い一本角の鬼」こと「シャア専用ザクのお面」である。それだけではない。セットで使っていた「正義の白い二本角の鬼」こと「ガンダムのお面」さえも「誰も知らない」のである。6年生も、5年生も、2年生も、男の子も女の子も、今日通級してきた子たちが「誰も知らない」のだ。
 紙に「浄化したい」鬼を書いて破って千切って丸めて投げる。ここまでは何の文句もないのだ。みんな素直に自分の弱点・追い出したい心の中の鬼を書いて、楽しそうに破り捨て、豆を撒いてくれる。こちらとしては最後に「ウケを狙っているのに、当たらない!!のだ。しかも、ザクの面を被っている私に向かって「先生、鬼はどこ?」と聞いてくるのだ!!「ここに角が一本生えた鬼がいるじゃないか!?そして、君はこの白い奴を被って豆を撒く正義の戦士になるのだ!」「え~嫌だ!じゃぁ自分で鬼のお面作る!」「(私)しょぼん・・・」

 そうか、ガンダム知らないのか・・・。そろそろ君たちのおうちの人より、先生の方が10歳くらい年上だもんなぁ・・・。現役で新番組として放送していないものは、やはり現代の子どもたちには刺さらないのか・・・。ヤマト2199~2202が分かる子どもがいるから、ガンダムも行けると思ったんだけど・・・。甘かった。当たらなければどうということはない!だな、正しく。教室に飾った柊がちょっと哀しく見えたのは私だけ・・・?廊下では「いつも夢野さんの教室は季節感があっていいね!」なんて褒められているのだが、ちょっと空しい。

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