夢の翼with皇大26期生のブログ

私と関わる全ての人たちが繋がりあえるように、大学時代の思い出から現在の環境までをまとめて1つのブログにしちゃいました。

ちびっ子デイキャンプ!?

2015-08-26 22:04:48 | 教室経営
 月曜日、恒例のデイキャンプを行いました。今回は日取りが悪く、参加者は少なめ。しかも、OB・OGまでも、参加不能な子供たちばかり…。前週に愛知大会があったため、デイキャンプをこの日にせざるを得なかったので仕方がない。実際に通級している子供はたったの6人…。あとはOG1人。それ以外は保護者と本人の兄弟たち、そして特別参加のよその通級に通っているお子さん1人。こだまの通級児童たちが2~3年生しかいないので、大きな子はOGだけ。あとはみんな幼児ばかりの幼子の集団となってしまった!こんなキャンプは珍しい。つばさの頃から考えても初めての出来事だ。総勢35人の小ぢんまりしたキャンプになった。それでも助かったのは、二人のお父さんが参加していただけたこと。なかなか参加していただけないのが普通ですが、月曜日にもかかわらず、休暇を取ってまで参加してくださったお二人に感謝!!
 それにしても大変だったのは、包丁さばきと子ども会議。包丁さばきはまだお母さん方が手を取りながら教えてくださったから良いとして、午後の子ども会議は活発なこと!!通級児童の兄姉をそっちのけで喋りまくり!!なかなか制止が効きません。このままでは通級児童の言葉の会議である意味がない。そう思って、止む無く「少し厳しめに」声をかけてみました。ちゃんと話せばわかる子供たちなのでした。きっと幼稚園でも懇切丁寧なご指導を受けていることでしょう!!わがまま言い放題ではありましたが、ある意味、「骨のあるやつら」で面白いかもしれませんね。来年度以降、受けて立ちましょう!!
 特別参加してくれたY君は吃音ということで、市内の通級の先生から紹介を受けて、同じ吃音の子どもがたくさんいるこだま教室のキャンプに興味を持って参加してくれました。初めは当然ながら、知らない人ばかりで緊張しまくっていたけれど、触れ合っていくうちに硬さが取れて、カレーを食べるころには吃音の子ども同士が勝手に仲良くなっていました。お互いに初めての出会いなのに、話し方が自分と似ていることに親近感を持つことができたようですね。とても嬉しいことです。通う学校は違うけど、言葉の教室には同じような問題を持った友達がたくさんいて、みんな頑張っているんだということを知ってほしいですね。きっと勇気がわいたことでしょう。帰り際にはお母さん同士も仲良くなって、メールアドレスの交換もしていらっしゃったようです。こだま教室は子供たちだけのためのものじゃありません。保護者の方にもつながりあっていただくための、コミュニケーションの場でありたいと思うのです。たくさんの人がつながって、いつまでもお互いが相談相手でいられるようにしてほしいものです。
 今回は、初めて担任の先生による「お話し会の観察」をしていただくこともできました。これがしたかったんです!!夏休みにわざわざ時間を割いて教室行事を覗きに来てくださる先生は、今までにも数人いらっしゃいました。片手で数えられるほどですが。でも、今回は私が一番来てほしかった先生に、子供が普段見せないような元気よくお話しする姿や、ほかの人の話をじっくり聞いてきちんと質問する姿を見ていただくことができました。普段の通級授業よりも、よりナチュラルな雰囲気で、楽しそうに参加する子供の姿を見て、先生も大喜び。「あんなにきちんとお話が聞けるなんて!」と大絶賛。良いところを参観していただけて私も嬉しかったです。
 忘れちゃいけないのが、ボランティアの存在。他校の通級の先生方をはじめ、校長先生、そして毎年参加して手伝ってくれるつばさのOB有也君。この方々のお力添えなくしては、デイキャンプは成立しません。娘も手伝ってくれましたが、そろそろ難しいお年頃。いつまで付き合ってくれるやら・・・。来年も続けられますように!!
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