教え子の成人式に最後に出向いたのは、もう、6年前になる。それらはみんな、新卒採用以来、6年間の間に送り出した卒業生や、6年目に担任していた学級の3年生までの子ども達。みんな障害のある子ども達で、今は元気に働いていると年賀状にも書かれている。それ以降、通級で担当した子ども達の成人式には、連絡も専ら年賀状だけで、会場に出向くことはなかった。担任じゃないということは寂しい立場である。自分としては担任並みかそれ以上の、濃い付き合いだったとは思うが、実際は通級が終了するとなかなか連絡は取らなくなってしまう。でも、年賀状だけは続いている子どももいるので、成人式を迎える子どもの情報は入ってくる。今年の新成人は、いよいよ2校目のにじ組の最後、通級担当として8年目の年に卒業していったYちゃん。彼女の卒業する頃には、携帯電話というツールが一般的に普及してだいぶ経った頃で、中学生になる彼女が携帯を買ったからと、私に初メールをくれた頃から、高等養護学校での様子や就職のことまで、色々なことを知らせてくれた。そして彼女の就職から2年、一昨日のメールに成人式の報告が書かれていた。彼女ももう二十歳だったのだ。こちらが年をとる筈である。2校目の最後の子だから、次に成人式を迎えるのは3校目のつばさの子ども達になる。早いものだ。そう考えると、こだまの一番早い成人式は9年後ということになる。そんな頃は私も最後の職場に転勤している頃だろう。雨の成人式で、今年はあまり騒がれることなく過ぎていったが、私の中にはいつも「今年は誰が成人式を迎えているのかな?」ということがちらちらと浮かぶ。呼ばれることはないけれど、関わった者の1人として、心からお祝いします。おめでとう!
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