過日、リンカム交叉点の南東角にできたOne Nimman Shopping Complexのグランド・オープンにでかけ、Complexを一周したが、その際南端中央でソイ1(第一小路)に面したところの大木の下に祠があった。早速覗いてみると、なんとプーセー・ヤーセーが鎮座しているではないか。
プーセー・ヤーセーは人食い鬼の夫婦である。当地に居住した先住のラワ(ルア)族と云われている。鬼が転じて信仰の対象となっており、日本のその種の噺と似てはいる。そこらについては、当該ブログの『続々チェンマイのワット・ドイカム』で詳述しているので参考まで。
その祠が大木の基に鎮座している。日本でも大きな岩や大木に霊や神が宿ると云うが、ここ北タイでも大木にピー(精霊)が宿るという。そこに祠が鎮座するのも、日本と似たアニミズム信仰であろう。写真のように祠の前には、沢山の花や供物が奉納されている。タイ人の信仰心は健在である。いずれここがパワースポットして多くの信仰心を集めるであろう。特に宝くじ好き人間の聖地となるか?
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