<続き>
順路に従えば南殿・番所、奥書院、黄金御殿と進むことになる。これらは何れも白木造りである。南殿は内部に朝廷に関する展示物があるが、写真撮影禁止で紹介できない。
次が正殿である。ここは撮影OKとのこと。
琉球国王の冠で珊瑚や貴石で装飾されている。何やら三國志の登場人物の頭上を見ているようだ。
17世紀、清朝から琉球国王に与えられた印璽で、漢字と満州文字が刻まれている。
北殿に展示されているジオラマで、これは正月参賀の様子を現わしたもの。
中国皇帝が琉球国王を任命するときの冊封儀礼のジオラマ。下のキャップションを参考にされたい。
帰路は順路に従うと、久慶門から場外に出ることになる。
城外を駐車場に向かう途中、写真(ボケているが)の紫式部をみた。こんなところで見られるとは・・・。
中華圏の権威の象徴は龍で、ここ首里城でも多くの龍を見ることができる。しかし琉球国王の龍は四爪の龍で、中国皇帝が用いる五爪の龍をはばかったものである。最近の中国は、その龍の爪を研ぎ始めたか?
<続く>
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