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『東南アジアを旅する』展(2)・福岡市美術館

2023-05-09 08:09:34 | 東南アジア陶磁

<続き>

前回記すのを忘れたが、掲載順は出典目録に従っている。今回はスパンブリ窯の焼締陶からだが、展示品は1点のみであった。

お決まりの象文様が連続で繋がっている。以下、スコータイ窯とシーサッチャナーライ窯のいわゆる宋胡録である。

この魚文様の盤は、釉薬の発色も良く、運筆に優れていることから名品である。

シーサッチャナーライ窯の陶磁は、上掲の盤のように器面全体に繁褥なまでの絵付けと、魚文様のような簡潔な文様とが混在している。今回はここまでとする。

<続く>



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