世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

村田製作所の中国増産投資が非難されていると云う

2022-11-12 07:18:14 | 村田製作所とTDK

土曜日のブログ記載はお休みしているが、あまりにも馬鹿げているので記事にした。先ずココをご覧願いたい。

”経済安保”なる文言を錦の御旗にして、村田製作所の中国投資は、それに反していると宣う。批判する人々は、言葉遊びしているのか、それとも”経済安保”の何たるかを理解せずに批判しているのか、それとも単なる妬み、嫉みなのか。

村田製作所のMLCC国内生産比率は60%を超えている。海外売上比率が90%を超えている中での60%超えである。いわんや中国での生産比率は僅か10数%である。

TDKはじめ国内同業の国内生産比率は、僅か2割から3割である。既に昨日updateしたが、過去に出雲村田製作所、Murata Electronics Thailandへの投資も発表している。何が問題だと云うのだ。

”台湾有事”の際、サプライチェーンが崩れるとの”経済安保”論のようであるが、何がどう崩れると云うのだ。国内生産比率は60%を超え65%にもなっている。

村田製作所は台湾中部の台中にも工場を設立し、彼の地のセットメーカーにMLCC等の電子部品を供給している。

根拠の無い批判には、反論する必要もないが、”経済安保”論を持ち出されれば黙っている訳にいかない。何かを批判しようとすれば、冷静に周囲を見渡しておこなって欲しいものである。多分無知の輩と付和雷同人間の仕業と思われる。

<了>