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世界の街角

旅先の街角や博物館、美術館での印象や感じたことを紹介します。

北タイ名刹巡礼#19:ワット・パトゥン

2016-08-04 07:05:38 | 北タイの寺院
<Wat Phatung:ワット・パトゥン>

北タイ古陶磁ファンならご存知の寺院で、サンカンペーン古窯址探索のランドマーク的存在である。場所はチェンマイ郊外サンカンペーン郡パトゥン村である。




新しい寺院建物が多いのに対し、このストーパはそれなりの歴史がありそうだ。寺院の境内には小さなピピッタパン(資料館)が在り、サンカンペーン陶磁や陶片が展示されている。下の写真がそのピピッタパンである。山門を入り右手にある。
サンカンペーン古窯址探索の際は、先ずこの寺院を参拝し、資料館を見学の後に探索されることをお薦めする。
蛇足乍らワット・パトゥン前の道を、道なりに約1km進むと、ワット・チェーンセーンに至る。そこにはミャンマーのピュー様式のチェディーが建っている。
なぜピュー様式かとの謎は解けていないが、その向かいがワット・チェーンセーン古窯址である。













北タイ名刹巡礼#18:ワット・シーコムカム パヤオ

2016-08-03 07:10:22 | 北タイの寺院
<Wat Sri Komkam:ワット・シーコムカム パヤオ>

中断していた北タイ名刹巡礼シリーズを再開する。ワット・シーコムカムはパヤオの名刹である。グーグルアースのストリートビューでも見ることができる。



プラチャオ・トンルアンと呼ぶ仏像で、その大きさは北タイで1番である。2度しか参拝はしていないが、その2度共に写真のように、多くの人が祈っていた。
場所はパヤオ湖の東岸で、夕日の落ちるさまは一見に値する。

北タイ名刹巡礼#17:ワット・ポンサヌックヌーア

2016-07-21 06:57:06 | 北タイの寺院
<Wat Ponsanuk Nua:ワット・ポンサヌックヌーア  ランパーン>


特に名刹とも思えないが、次の写真の堂の中に涅槃仏が祀られている。この姿が実によい。






ユネスコから何かの保存活動で表彰されたようである。2010年に参拝したときは、写真のように涅槃仏の化粧直し中であった。若い職人さんの腕は相当のようで、仏足裏の絵付けは乱れがなく、その文様も緻密である。ここにも須弥山が描かれ曼荼羅世界がみられる。釈迦の尊顔はなんと慈悲に溢れていることか。一発で気にいった。2015年のランパーン再訪時に、真っ先に参拝した。





北タイ名刹巡礼#16:ワット・プラケーオ・ドンタオ

2016-07-20 06:58:46 | 北タイの寺院
<Wat Phrakeo Dongthao:ワット・プラケーオ・ドンタオ  ランパーン>

この寺はビルマ様式で著名である。そのビルマ様式の何層もの屋根をもつ塔は、須弥山を表しており、独特の宇宙観に彩られている。




ランナー様式とは異なる色彩感覚であるが、なんとなく落ち着きを感じる。バンコクのワット・プラケーオに安置されているエメラルド仏は一時期、ここワット・プラケーオ・ドンタオに奉納されていた。
博物館が併設されているとのことだが、見学した経験がなく、一度見学したいものである。