網創漠蓄

網(ネット)上で、創作物などを、漠然と、蓄えていこうとするページです。

対ラカン戦のネギの戦術

2009-03-09 20:28:44 | UQ HOLDER!
ラカン相手にネギ(ナギ)達が選んだ戦術、



「速度・・ 火力・・ 性能で上回るしかない」
ハードウェアに頼って戦争に勝ったためしなんてない」とも言われるように、
さすがに疑問視する意見が多く聞かれます。
第一、少年漫画的なやりかたからは程遠いし。

少年漫画としては知恵と勇気で挑んで欲しいところではあるが、
あいにくそれはラカンに分がある。



大抵の少年漫画において、「知恵と勇気」は
今まで窮地を切り抜けてきた経験と記憶に結構依存している。
特に格上を退けた経験とか。
あるいは「敵がこちらを甘く見ている」、つまり油断があることで
付け入る隙が出来ることによっている。

しかしラカンは自らそういう経験を積み重ねてきた相手。
恐らく「文献」にも、思いつく限りの策でラカン達に挑んできた
相手の末路が書かれているのだろう。



そこで「性能で上回る」という発想になります。
上回る(かもしれない)手段があるからこその話になりますが。
パソコンなどでも性能が技能を補ってくれる部分は多々あります。
つまり、「(自分の)強みで挑み、(相手の)弱みを突く」という初歩的な兵法です。

ただしこれには語られていない前提があります。
「相手がそれに付き合ってくれるであろうこと」。



そう、あくまでも「自分を格下と見てくれている」ことがあって初めて
「(わずかな)勝算」になるのです。
相手が「対策を立ててこない」と分かるから。

そもそも、この手段を教えたのがラカン自身ですし、
効果のほどを見てみたい、と思っていると推測されます。

つまり結局これは、「敵に挑む手段」としては下策なのです。
1・2種類の性能の差に対しての策は幾つもあるものですし、
その策を放棄するであろう相手に対してしか通じない手ではありますから。


最新の画像もっと見る

5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (いつもの名無し)
2009-03-09 22:35:09
2日連続でどうも。

私も今回のネギの策(?)はちょっと納得できてません。

・「小細工は通じない」と言うが、通常策が通じない敵に通じるように考えてこその「小細工」。
・「性能で上回る」事が本当にできるなら普通に勝てるはず。
・なんか発想が「天才」らしくない。

ただ、「力で勝てない相手にスピードや技術で対抗する」というのは悪くない策だと思ってます。
たぶん現実でも似たような事やるでしょうし。
「雷変化」という手段も「魔法」「裏技」ですし、そういう意味では面白いと思ってたんですが……。

とはいえこの先まだどうなるかわからないんですけどね。
返信する
>いつもの名無し さん (Masaxa)
2009-03-10 18:56:33
「性能」というよりはやはり「スペック」の方がニュアンス的に近そうですね。
「策」扱いにしたのはネギよりは小太郎っぽい感じがします。
ネギは思考がループする傾向もありますし。

実際、「対抗できそうな手があればそれに賭ける」というのは
普通にありうる手だと思います。
ただやはり、ネギっぽくないし少年漫画的にどうか、というところは気になりますね。

コメント有難うございました。
返信する
Unknown (名無し)
2009-03-10 21:23:48
知恵はラカンに分があり、性能で上回るのは下策とは手厳しいですね。
でもそうするとネギ君はどうすればよかったのでしょうか?
返信する
Unknown (Unknown)
2009-03-11 00:23:47
連続攻撃後の最後の一撃を、安定して使える雷の暴風ではなくあえて「未完成」の断罪の剣で賭けていれば少しは見方が変わったかも?
厳しいですかね…。
返信する
Unknown (Masaxa)
2009-03-11 19:28:39
>名無し さん

少し言葉が悪かったと思いますが、
「一般的には」下策なのだとご理解ください。
今回の場合は「~しかない」になってしまったところが一般的な状況で無い故のところです。
「鬼神の童謡」や244時間目の状況からは「力の王笏」等による思考速度サポートも有り得たと思いますし。

ただ戦術としては下策といえども、戦略ということを考えると、
「ラカンに認めてもらう」という目的もあるので余り道具に頼った戦法は用いにくかったかもしれません。
だから「戦略」としてはギリギリ合格点近いかと思います。

>Unknown さん

それはあるかもしれませんね。他にももう少し単体攻撃を意識した呪文なら、と。
ただそれだと「殺す気」という部分が大きくなるのが悩みどころですね・・・

お二方ともコメント有難うございました。
返信する

コメントを投稿