網創漠蓄

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災害ボランティアを検討する方に

2011-03-14 20:17:23 | 社会・地理・歴史

地震発生から72時間が経ちボランティアの活躍できるタイミングに入ります。



当方、阪神大震災当時は関東在住でしたが、被災地に比較的近い処に住んでおり、
震災経験者の話を聞くことも多くなります。ボランティアに関しては、残念ながら
それが人災と化す場面も多々ある様子。特にインフラが壊滅した場所では。

諸外国でこのような時になぜ軍隊が動くのか、それは軍の目的は本来、生存だから。
第一、インフラの壊滅したところや初めからないところでも活動しなくてはいけないから。
警察消防とて歴史的には軍隊より分化して成立した組織ですし。



避難訓練
とて、軍事教練の性質を持っています。何故ならば、集団で生き残るための
行動の実習ですから。上(国や自治体)からの避難指示で一斉に行動します。
地域全体における緊急活動時に、不案内な「よそ者」ができることは極めて限られます。

それは生存者の救援活動の只中となる「72時間後まで」でも同じ。
二次災害の危険すらある状況に乗り込むためには、相応の「備え」が必要です。
交通手段すらもどこまで使用可能なのかという状態では、現地に入ることすらも。



新潟県中越地震
の時の前例を挙げての解説が紹介されていました。

“被災外”支援者マニュアル(mixiよりの転載)

支援活動を行うにあたり大事なのは、被災者の方々が何を求めて、
それに対して何をどのようにできるか、ということである。
行ったことは最悪の場合、助けを求める人の負担にすらなる。

災害ボランティアに駆けつけようとする場合でも同様。貴方がそこに行くことで
少なくとも、その場に人間が一人増えることになる。特に食糧は現地で当面不足する
すべて持ち込み+避難所に置いていく分の保存食くらいでちょうどいい位。
そしてこれほどの規模の災害だからこそ、遺体を取り扱う覚悟を・・・



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