網創漠蓄

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セブンセンシズとは何か

2013-06-09 16:30:09 | 聖闘士星矢

聖闘士星矢の世界における第7の感覚、セブンセンシズについて

作中では小宇宙の神髄とも語られており、これを語るにはまず「小宇宙とは何か」というところから
語らなければいけないようです。これはシジフォスの台詞等では「命そのもの」のような扱い方も
されており、他作品における「気」に近い扱いもされているようでほぼ同等のモノのようです。

また青銅聖闘士等のセブンセンシズへの目覚め方から、「瀕死近い状態で」発揮されていたり
「小宇宙を最大限に燃やした」ときに「一時的に目覚める」という感じのようで、他の感覚がかなり
弱まっているときに目覚めやすい感じもあり、ここは唯識論の末那識と同様の部分はあります。

唯識論の中での「自我への執着」を担う部分、つまり自己意識に直接かかわる感覚のようで
上記の描写と合わせると自分の命、というか小宇宙などを直に感知する感覚ではないかと。

ムウの台詞によると目覚めていない者は小宇宙を「六感(五感+意識)の延長上」として捉えて
いるようで、その状態では小宇宙を比較的単純な扱い方しかできない感じかもしれません。
黄金聖闘士になると特殊能力のような技を使うものも多く、そういう技は小宇宙、またはその
源泉を直接扱ってより精密な使い方ができるようになるために通常の戦闘力も高まる、と。

つまり同じくらいの小宇宙を扱えるならより精緻に使える方が強く、小宇宙など以外の部分が
同等ならより多くの小宇宙を扱えるようになるため戦闘力はより高くなる、と。常時目覚めて
いない場合は目覚めている間は対処は精緻な使い方にできるようになっている形かも。

そして微かにでも感じる資質を持っている人というのは普段から感覚自体はあるがそれが
他の五感などに阻まれる形で自覚は出来ていないのがその意識などが弱まって初めて感知
出来るとかのような。元がナマの事実でしかない物なのでそこに素質の部分がありそうです。