網創漠蓄

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ネギま!で事業仕分け

2009-11-29 19:56:53 | UQ HOLDER!
ネギま!で学ぶ?事業仕分けに関連して私もちょっと考えた。

Wikipediaから事業仕分けを引用して、「ネギま!」において
予算に当たるリソースを、とりあえずは「出番」と置いて考えて見ます。



すると仕分けの目的は、一例としてはこのようにまとまるかなと。
1. 既存キャラの出番であっても、そもそも必要な出番なのかゼロベースで見直す
2. 極力舞台設定上の目線での実態を踏まえる
3. 出番編成の透明性を徹底する
4. 全舞台の一体化 ― ストーリー主導の実現
5. 「基本設定」から出番確保作業を解き放ち、読者みんなの力を結集する

この場合、中軸となるストーリーとして「父親探し」を軸に考えると、
そのストーリー進行の効率化(高速化)が目的になります。
1話で描き込むキャラ数の絞り込みによる
作者の作業能率の引き上げも含まれるかもしれません。



基本設定であるクラスメイト達という「聖域」はもちろんのこと、
設定された諸勢力の統廃合も検討されることになります。
それに対して基本設定の側からは「伏線の回収」等を理由に
出番の必要性を訴えていくことになります。

また現在進行形の話としては、入れる場所がないといわれる
「OAD~劇場版における夕映などアリアドネー組のストーリー」
の取り扱いに関する話もその一種として挙がりそうです。



このサブストーリーに対して「与えられた枠に収めるため」の効率化の一環として
「アニメ版ではなかったことにする」という意見があり、
そうすると当然、アリアドネーという舞台の抹消や付随する夕映の出番、
エミリィ達の存在自体の切捨てが検討されることになるわけです。

そして留守番組や闇の魔法、亜子のストーリなどの各サブストーリーに関しても
各々の出番配分や必要性などについて検討されることになります。
それに対して読者から寄せられる声を反映しながらそれらに対する
「仕分け」をしてゆく形になる、という感じではないかと・・・