大晦日の夜に平成最後の紅白歌合戦ブースト!が発動され、サザンやユーミンなどの注目度の高いキャスティングに
成功した2018紅白歌合戦は前半が37.7%後半41.5%で去年を上回る視聴率を叩きだした。全部ではないが断片的に観た。
総出演者がステージに出ずっぱりで一目では紅白とは思えなかった。良い悪い両方の意味で紅白歌合戦は今の形になった。
その評価は人それぞれだと思うが、一番変わったのは演歌歌手の出場が呪縛のように感じなくなり、それに対する視聴者
からの批判も気にならなくなった。それは紅白歌合戦の演出が上手になったからだと思う反面で紅白ならではの葛藤や
ジレンマ、古典の退屈さが失われクセや苦味の無くなった野菜のようになってしまった。当然のように観るうえで栄養
価においても低いものだと思う。大晦日にお茶の間の家族団らんを前にNHKが提供する歌番組の紅白歌合戦はその役目を
終えてしまったのだと感じた。テレビの前の一視聴者に対する番組だ。その昔家族向けに作られていたTV番組は番組を
見ている個人だけを対象とするピンポイントなものになり、同じ興味を持つ人と価値観を共有することでコミュニティが
できるので無理に年配の人が好きな演歌歌手を観ないでも良い時代になった。演出効果が解り易くて頭が空っぽで見ても
楽しめるが見終った後の達成感をNHKホールと共有性が少し軽々しく感じた。
NHKが視聴率など気にせずに古めかしくも演歌歌手を多く出演させて渋谷NHKホールからの一元放送で紅白の番組を続けて
いた場合に今頃20%台の視聴率を出していたとは思えない。昔から時代と共に変わることを運命として大晦日の夜に最高
視聴率を出すことが求められる番組枠だったかは決まりではない。もしかすると平成最後の紅白にサザンもユーミンも要
らなかったかもしれない。平成最後の紅白として一役増えてイベントになる事も改めて考えてみれば勝手な話で、実際は
どうでも良い。視聴率も演歌枠も人気のアーティストの出場も全て視聴者が紅白歌合戦に求めたものに過ぎない。こんな
的を得た評論をしても仕方が無い。見てナンボの紅白歌合戦。新元号になる今年の大晦日も楽しみにしている。
成功した2018紅白歌合戦は前半が37.7%後半41.5%で去年を上回る視聴率を叩きだした。全部ではないが断片的に観た。
総出演者がステージに出ずっぱりで一目では紅白とは思えなかった。良い悪い両方の意味で紅白歌合戦は今の形になった。
その評価は人それぞれだと思うが、一番変わったのは演歌歌手の出場が呪縛のように感じなくなり、それに対する視聴者
からの批判も気にならなくなった。それは紅白歌合戦の演出が上手になったからだと思う反面で紅白ならではの葛藤や
ジレンマ、古典の退屈さが失われクセや苦味の無くなった野菜のようになってしまった。当然のように観るうえで栄養
価においても低いものだと思う。大晦日にお茶の間の家族団らんを前にNHKが提供する歌番組の紅白歌合戦はその役目を
終えてしまったのだと感じた。テレビの前の一視聴者に対する番組だ。その昔家族向けに作られていたTV番組は番組を
見ている個人だけを対象とするピンポイントなものになり、同じ興味を持つ人と価値観を共有することでコミュニティが
できるので無理に年配の人が好きな演歌歌手を観ないでも良い時代になった。演出効果が解り易くて頭が空っぽで見ても
楽しめるが見終った後の達成感をNHKホールと共有性が少し軽々しく感じた。
NHKが視聴率など気にせずに古めかしくも演歌歌手を多く出演させて渋谷NHKホールからの一元放送で紅白の番組を続けて
いた場合に今頃20%台の視聴率を出していたとは思えない。昔から時代と共に変わることを運命として大晦日の夜に最高
視聴率を出すことが求められる番組枠だったかは決まりではない。もしかすると平成最後の紅白にサザンもユーミンも要
らなかったかもしれない。平成最後の紅白として一役増えてイベントになる事も改めて考えてみれば勝手な話で、実際は
どうでも良い。視聴率も演歌枠も人気のアーティストの出場も全て視聴者が紅白歌合戦に求めたものに過ぎない。こんな
的を得た評論をしても仕方が無い。見てナンボの紅白歌合戦。新元号になる今年の大晦日も楽しみにしている。