シニアー個人旅行のかわら版

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月居山と袋田の滝に秋を訪ねました

2010-11-16 13:58:02 | Weblog
11月15日、月居山に登り、袋田の滝を訪れました。ハイキングの後半には雨が降り出すあいにくのハイキングとなりました。平日でしたが、紅葉の袋田の滝を求めて、バスツアーの観光客でにぎわっていました。

 月居山に登り、袋田の滝に下るというルート取りは正解でした。月居山の頂上から下りながら、ゆったりと紅葉に映える生瀬(なませ)の滝と袋田の滝を満喫できた2時間のハイキングでした。
 今年は猛暑の影響で紅葉は遅れ気味という情報でしたが、落葉も始まり、はや秋から冬へと向かう袋田の滝周辺でした。

ハイキングルート:

大子町公式ホームページの地図をご参考に・・・)
http://www.daigo-kanko.jp/cms/wp-content/themes/helena/image/hiking/pdf/h_d_y_course.pdf

 1.10時に町営無料駐車場に到着。数台が駐車しているだけ。
 2.右手に双耳峰の月居山、右の峰の頂上が月居城址、二つの峰の鞍部が峠。



 3.袋田の滝に向かう。観瀑台へは右岸(写真では左側)へ、登山道は左岸を進む。



 4.月居山への登山口。近道(新道)。


 
 5.杉林の中の階段状の道を登りると、明るい広場に。


 6.再び、杉山の中を進む



 7.旧道と合流し、直ぐに峠に。月居城址へは右へ(写真左へ)、袋田の滝へは左に



 8.城址がある頂上まで、落葉樹の明るい疎林の中を上る。頂上直下は急峻で補助ロープ   が何本も置かれている。




 9.頂上には最近立てられた立派な石碑がある。石碑裏は建立に協力した旧佐竹家家臣   団の子孫の方々の名前が記されている。



10.峠に戻る。落ち葉が覆う道は滑りやすい。下り始めにあるロープは助かる。



11.峠に戻り、月居観音を通り、前山へ。境内には石仏が並び、月居峠が要衝の地で あったことが偲ばれる。



12.前山の頂上正面に生瀬(なませ)富士が聳える


13.袋田の滝への鉄製の階段を下る。途中、生瀬の滝への道があるが、現在閉鎖中。



14.生瀬の滝が遠望できる



15.四度の滝とも言われる袋田の滝が上部から次々と姿を見せる。

    

16.袋田の滝に到着



17.12時に市営駐車場に戻る。観光バスの駐車スペースは満車だが、一般車両は20台程度でガラガラであった。


ルート情報:

○2時間のハイキング。各所に案内板があり安心できるが、階段状の上り下りの連続でかなりしんどいルートである。
○今回は新道を月居峠まで登ったが、旧道を利用すると30分よけいにかかるが、歴史の道を歩く楽しみがあったかもしれない。
○鉄製の手すり、一部ロープもあるので、軍手を持参すること。
○月居山から南下し、奇岩、絶壁の名勝男体山への縦走ルートがあるが、初めての方には薦められない。
○袋田温泉には立ち寄り湯がある。
○袋田付近は、幕末の水戸藩内乱での、尊攘改革派の天狗党と反改革派の諸生党の激戦地。詳しくは吉村昭「天狗争乱」を・・・
○袋田は江戸時代にコンニャク生産で繁栄した。「桜田門外の変」の関鉄之助に、資金援助をしたのが袋田蒟蒻会所の桜岡源次衛門であった。




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