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市場概況(5.18.11)

2011-05-19 06:30:04 | 市場概況
5月18日(水)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下に18日の海外市況

◆日経先物:9670円(+90円)OSC45%(+4%)5月17日のOSC41%、終値9580円から切り返しに転じる。RSIは50%(+1%)
◆日経平均:9662円(+95円)OSC45%(+5%)5月16日のOSC38%、終値9558円から切り返しに転じたか?RSIは49%(+4%)
◆TOPIX:838(+9)OSC42%(+6%)5月16日のOSC35%、終値830ポイントから切り返しに転じたか?RSIは48%(+5%)
◆マザーズ指数:458(+7)OSC48%(+4%)5月16日のOSC38%、終値452ポイントから切り返しに転じたか?RSIは52%(-1%)

◆騰落レシオ(25日間)
 東証1部:93.6%(+7.2%)-5月18日現在。
 マザーズ:96.44%(+2.0%)-5月18日現在。

◆10日高値移動平均値超の銘柄比率14%(+5%)
◆10日安値移動平均値未満の銘柄比率56%(-19%)

今日の後場は、先物が9670円を超え、それに呼応して主力銘柄が一斉に高値追い。しかし、このネチネチした上げ方と、銘柄毎の逆の動きに翻弄されました。全く反応しない銘柄とそうでない銘柄が明確に分かれております。業種別騰落指数で見ると、海運以外は全てプラスですが、何をウォッチしているかのよって明暗が分かれております。

いくつかトレードはしましたが、ほとんど利益が乗らず。上げすぎた銘柄もありますので、明日、少し調整してからNY市場が明確に切り返したのを確認して、10DHMA超のタイミングでの買いがいいかと思います。まだ全体の14%しかそのレベルには達しておりません。

以下は18日の海外市況

◆ドル・円:81.68円(+42銭)OSC58%(+9%)5月4日のOSC32%、終値80.6円から円安へと切り返し中。 RSIは52%(+13%)
◆ユーロ・ドル:1.424ドル(+0.00ドル)OSC44%(-1%)5月13日のOSC33%、終値1.41ドルからユーロ高へと転じる。RSIは24%(-2%)
◆USドルインデックス:75.43(+0.02)50MA(75.14)をついに抜けるも接近中。
◆米10年債利回り:3.12%(-0.03%)200MA(3.09%)に接近中。(17日現在)
◆米3ヶ月国債:0.04%(+-0.00%)対10年債スプレッド:3.08%(-0.03)3%切ると要注意。(16日現在)
◆NYダウ:12560ドル(+81ドル)OSC54%(+3%)RSIは39%(+-0%)5月16日のOSC49%、終値12548ドルから切り返しに転じる。
◆Nasdaq:2815(+32)OSC54%(+3%)5月16日のOSC47%、終値2782から斬り返しに転じる。RSIは40%(+8%)
◆上海総合:2873(+20)OSC55%(+4%)5月12日のOSC42%、終値2844から斬り返しに転じる。RSIは41%(+5%)
◆VIX指数:16.23(-1.32)50MA(18.06)を大きく割り込む。
◆WTI原油先物:100.00ドル(+2.76ドル)50MA(105.79ドル)を大きく割り込み50MA(90.11ドル)との間で揉み合い中。
◆CRB指数:344.21(+7.73)50MA(355.51)を割り込み200MAとの中間で乱高下中。
◆NY金:1493.6ドル(+7.1ドル)50MA(1467.78ドル)に接近中。
◆バルチックドライ指数:1271(-20)50MA(1408)をついにデッドクロスし下落し、一時切り返すも6日連続下落中。
◆シカゴCME(円建て):9700円(+30円)

昨日予測したとおり、NY株も欧州株も商品高を背景に自律反発。FOMC議事録公開以外はめぼしい経済指標の発表もなく、その間隙を縫って原油が猛反発。金は悲観材料がないと大きくは上げません。ドル・インデックスまで上昇しており素直に円安に。

こうして、商品高があれば株高、円安といった流れになり、国内投資家は報われるのですが、商品安、ドル高(ドル・キャリートレードの巻き戻し)、株安、円高(避難通貨)となれば資金が逆流します。

この2つの動きのせめぎ合いというところでしょうが、基本的には今年のNY株は長い目で見て仕込み時と言われる堅調な地合を皆さん期待しておりますので、行きすぎた商品高やインフレ懸念に対しては、一時的な調整がこれからもあると思いますが、それを繰り返しながらも上げていくのではないでしょうか? 米国債の長短金利スプレッドも安定しており、いわゆるイールドカーブ上もここから不況に再突入という兆候は見られません。

ちなみに、ラリー・ウィリアムズのフォーキャスト2011によれば、6月から7月にかけてダウは上昇するそうです。その上昇に向けて、5月は「Sell in May」の格言通りの調整月ということになりそうです。

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