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独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

レーザー、つかの間の夢だったのか?

2024-08-01 15:38:47 | レーザーテック研究
8月1日(木)のレーザーテック研究です。

円高でADR株価も下げているのに、開始早々は165円高。その後27240円まで買い上がりがあったようです。同じ9時早々の出来事。一体誰が、寄り付きにリスキーな時間に、このような買い上がりをするのか?

レーザーにはこのような不可解な値動きが、開始早々には目立ちますね。

今日は1日外出しておりましたので、売りの仕掛けを出来ませんでしたが、25640円のベースライン付近で、寄り付きからの雪崩を打った下落が一旦止まっているのが、分足チャートで見えるかと思います。

それも9時40分過ぎぐらいから崩された後は、25500円が抵抗線となっての上下動に終始したようです。

OSC50%ボーダーライン説に則って、この銘柄も見てみましょう。

6月からの値動きで見てみます。6月26日に50.5%に乗せましたが、これは1日天下。終値35750円。翌日は34970円の終値。普通の銘柄なら、これ以降も下落を続けるのが常ですが、このレーザーは、何と6月28日に36090円で終了。34970円で売りを仕掛けていたら、1000円ちょっとの踏み上げにあっています。

もう一度50%に乗せたのが7月9日で、終値は34500円。以後は、ダラダラとOSCを下げるばかり。一度だけ、7月11日に高値が34800円に達しております。ここがレーザーの恐ろしいところですね。こんな高みへと上がる力は他の銘柄ではないのが通例。

処し方としては、OSCのトレンドが生死を分けますので、33610円をマークした時のOSC48.2%を、その日下回ったところでの売りという戦法になりますね。

つまり、高値圏(50%超)からの下落で50%割れを演じた日のOSCをベースラインとする考え方となります。

これはどこまで有効に作用するかは、ちょっと売り時に関するテクニックとして興味がありますので、明日以降に検証をして行きたいと思います。

ところで、レーザーのベースラインは、相変わらず25640円です。ここを下から抜き去る時は買い、逆は売りという戦法になります。上は26530円あたりに壁。

以上です。
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市場概況(8.1.2024)

2024-08-01 15:18:27 | 市場概況
8月1日(木)の市場概況です。

1.日経225
 結構落ちましたが、ベースラインの37667円(37532指数値)は、きっちりとキープしております。しかも前日安値割れからの復活劇。まだまだ大幅下落には転じないようです。しかし、昨日は好転しかかった各MAラインからの乖離が、すべてマイナス乖離に逆戻りしております。とりわけ、25日MAラインからは4.6%も下方乖離。売られすぎサインこそ点灯しておりませんが、OSCはわずかに下げて42.2%です。なかなか50%の大台には乗せられない苦戦が続いております。

2.TOPIX
 26日の終値2699.54(2686指数値)を、今日の安値がアンダー。ちょっと雲行きが怪しくなっております。OSCは40.6%ですが、26日の21%に対しては戻しておりますが、これは7月17日にOSCを50%に乗せたものの、その後は一貫して45%を頂点とした下降曲線の中でのOSC値。7月12日のOSC50%、終値2915ポイントが、今回の転換局面ということになります。

いずれにしても、50%を境として、下から上に突き抜ける時に買い(TOPIXは6月25日の2787ポイント)、上から下へと落下する時に売り(7月18日の2869ポイント)という方程式が成り立ちそうです。

ついでに、この方程式を日経225でおさらいをしておくと、7月16日に50%割れ(終値41275円)、その前、6月24日に50%超え(終値38805円)でした。

この節目の日を境にして、上昇・下落に動いているのがお分かりかと思います。

3.グロース250
 連れ安で、OSCも39.2%にまで落下。これの50%割れは7月23日の660.9ポイント。50%乗せは7月11日で655.86ポイント。それ以前は乗せたり降りたりでジグザグパターン。売られすぎサインも今日は点灯。あまり調子が良くありません。

以上です。
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NY市場概況(7.31.2024)

2024-08-01 07:21:20 | NY市場概況
7月31日(水)のNY市場概況です。

1.NYダウ
 39853ドルのベースラインからは、余裕を持って底値をクリヤー。前日より100ドル以上、底値からは嵩上げしております。しかし、OSCは3%のダイバージェンス。低位からのダイバージェンスは、ちょっと不安定さが残りますが、まあ、この指標は例外も多々あるようですので、気にしない。

2.Nasdaq
 昨日の不振が嘘のように大挽回。25日がOSC28%、指数値16778、終値17181ドル(ベースライン)での底でした。それが、昨日はOSCは+5%の33%、指数値が-75ポイントの16713ポイントでした。この逆行性が立ち上がり時の第一のポイント。それに加えて、前日終値<当日安値の強気パターンが、切り返し時の典型的なポイント。これにピタッと嵌りましたね。

3.ドル・円
 昨日の午後は、日銀の利上げでも為替が円安に振れたことで、日経225や半導体株は大上昇を演じましたが、一夜開けると、何と3ドル近い前日からの下げ。これだから市場の動きについていくのは翻弄されっぱなしとなる訳です。昨日終盤の急騰場面で買いの持ち越しをした方々は、今朝の為替の急激な円高であっけに取られていることでしょう。

これでOSCも34%になり7%も急落。2日連続売られすぎサインが点灯。MIN値も点灯。どこで止まるかは、今のところ最低値のポイントを模索している段階であり、見通しは全く立ちません。1つはOSCが34%より下に行った記録が1年ぐらい前にありました。7月13日の29%です。この20%台への突入からの反転過程が1つの目安となるかと思われます。

4.CME日経225先物
 7時18分現在38805円で、225の終値比397円安。

5.米10年債利回り 4.039%(-0.064%)4%割れ寸前。

6.VIX指数 16.36(-1.33)

7.SOX指数 5233(+343)

8.バルチック海運指数 1762(-35)

9.レーザーテックADR株価 26654円(-176円)
 SOX指数は大幅上昇ですが、何故かマイナス。円高のせい?

以上です。
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