8月2日(金)のNY市場概況です。
1.NYダウ
2日連続で大幅安ですが、まだベースラインを割り込んではおりません。39292ドルがそれ。MAラインに関しては、75日MAラインはまだ1.3%上方乖離中。それ以外は0.8-1.5%のアンダー。日経225が軒並み10%近くアンダーしているのとは好対照。という訳で、まだダウには反転の可能性があります。24日にも4万ドルを切りましたが、翌日から反転。今回はどうか? なお、MIN値が4月17日以来の久しぶりの点灯。
2.Nasdaq
こちらは日経225ほどの下落ではありますが、ダウとは大違い。昨日のベースラインの17194ドルをあっさりと切り下げ。OSCもダウの40%台に対して、Nasは30%台。これもひとえに半導体関連株の不振が影響しているのでしょう。MIN値は17日以来、間断無く点灯。
3.ドル・円
もう円高は進行するばかり。投げが投げを呼ぶ展開。指数値は177.1で、3月20日の176.7を下回りました。3月11日には170.6まで落ちておりましたので、このあたりが一旦底になるでしょう。そこが破られると160ポイント台へと突入し、140円そこそこまでの下落もありえます。
4.CME日経225先物
34950円で終了し、225の終値比-960円。先週と全く異なり、買い持ちの方は、枕を低くして寝る以外にはありませんが、あまり低いと喉元が上がって窒息しかかり、思わぬ災難に遭うかも知れません。
この際、株=枕のこと(字体が紛らわしいのですが)は忘れ、近くの林にでも行って深呼吸を繰り返すといいかも知れません。
以上です。