市場概況（６．２８．１１）

６月２８日（火）の市場概況です。 先物は午後３時１５分現在。下に２８日の海外市況

◆日経先物：９６５０円（＋５０円）ＯＳＣ５５％（＋４％）６月２１日のＯＳＣ４５％、終値９４５０円から切り返しに転じる。ＲＳＩは６０％（＋－０％）
◆日経平均：９６４９円（＋７１円）ＯＳＣ５６％（＋２％）６月２０日のＯＳＣ３９％、終値９３５４円から切り返しに転じる。ＲＳＩは６０％（＋３％）
◆ＴＯＰＩＸ：８３０（＋３）ＯＳＣ５７％（＋３％）６月２０日のＯＳＣ４２％、終値８０７ポイントから切り返しに転じる。ＲＳＩは５９％（＋２％）
◆マザーズ指数：４４８（＋３）ＯＳＣ４１％（＋４％）６月２０日のＯＳＣ２９％、終値４４３ポイントから切り返しに転じる。ＲＳＩは３２％（＋５％）

◆騰落レシオ（２５日間）
　東証１部：１０６．９６％（＋１．８％）－６月２８日現在。
　マザーズ：８５．４３％（－０．２％）－６月２８日現在。

◆１０日高値移動平均値超の銘柄比率４０％（＋３％）
◆１０日安値移動平均値未満の銘柄比率２７％（－４％）

結局は、大引けにかけてじり貧状態に。特に新興市場銘柄は仕手性の強い銘柄の押しが強かったようです。今日のトレードは３６２２ネットイヤーと７７２９東京精密だけ。ネットイヤーは上がるところで拾って節目売り。最後の下落局面には手を付けず。東京精密は前場の上げからの落ち目を前引けで１５７６円で拾わされ、これは－１円で撤収。

各市場とも、もたもたしながらもＯＳＣ、ＲＳＩは切り上げつつあり、上げモードには違いありませんが、個別株を見れば、とてもそんな状態ではないようです。銘柄選定で成績が大きく変わる相場ですね。

持ち越しはありません。

【以下は２８日の海外市況】

◆ドル・円：８１．１３円（＋２２銭）ＯＳＣ６８％（＋１１％）６月２１日のＯＳＣ４６％、終値８０．２３円から円安へと切り返し中。ＲＳＩは６７％（＋５％）
◆ユーロ・ドル：１．４３７ドル（＋０．００９ドル）ＯＳＣ６０％（＋２％）６月１５日のＯＳＣ３９％、終値１．４１８ドルからユーロ高へと切り返し中。ＲＳＩは４２％（＋８％）
◆ＵＳドルインデックス：７５．８１（－０．３１）５０ＭＡ（７４．９）を割り込むも２００ＭＡの中間で乱高下中。
◆米１０年債利回り：３．０５％（＋０．１％）２００ＭＡ（３．１４％）目指して大幅反発。（２８日現在）
◆米３ヶ月国債：０．０３％（＋０．０１％）対１０年債スプレッド：３．０２％（＋０．０９）３％切ると要注意。（２８日現在）
◆ＮＹダウ：１２１８９ドル（＋１４５ドル）ＯＳ５７％（＋５％）ＲＳＩは４９％（＋６％）６月１３日のＯＳＣ３１％、終値１１９５３ドルから上昇軌道に戻る。
◆Ｎａｓｄａｑ：２７２９（＋４１ドル）ＯＳＣ６５％（＋７％）ＲＳＩは５７％（＋９％）６月１３日のＯＳＣ２４％から切り返し中。
◆上海総合：２７６０（＋２）ＯＳＣ６９％（＋５％）ＲＳＩは５１％（－１％）６月２２日のＯＳＣ４７％、終値２６４９から切り返し中。
◆ＶＩＸ指数：１９．１７（－１．３９）２００ＭＡ（１８．７５）を抜けるも接近中。
◆ＷＴＩ原油先物：９３．４１ドル（＋２．２９ドル）２００ＭＡ（９３．１７ドル）を割り込むも回復。
◆ＣＲＢ指数：３３４（＋６）５０ＭＡ（３４７）を割り込み、２００ＭＡ（３３０）に超接近から反発中。
◆ＮＹ金：１５０１ドル（＋４ドル）５０ＭＡ（１５２０ドル）をついに割り込む。
◆バルチックドライ指数：１４４２（＋－０）５０ＭＡ（１３６８）を抜き去るも、その少し上で停滞中。
◆セミコンダクターインデックス：４０１（＋５）２００ＭＡ（４１２）をついに下回り揉み合い中。
◆シカゴＣＭＥ（円建て）：９７６０円（＋１１０円）

ギリシャの緊縮策が議会通過との見通しから、欧米の株価は上昇。ナイキの好決算も後押し。ＶＩＸ指数が大幅下落し、原油も息を吹き返しておりますが、これも何故かギリシャ情勢に影響されたと市場は見ておりますが、９３ドル程度がファンドの動きからすると中立的な価格でしたので、下げすぎた分の戻しが入ったと思います。

ＮＹ株ではナスダックの戻しが目立ちます。昨日から２２日の高値を抜く強い動き。ダウはまだ２１日の高値を攻略出来ておりません。２８日は消費者信頼感指数もケースシラー住宅価格指数も予想より悪かったものの、もうこれらは市場は織り込み済みだったようです。

米債券は、あのドル垂れ流しの中で、３％を割り込む高値水準がそうそう続く訳もなく、株の復調とともに、入札不良もあいまって３％超えに金利を上げてきております。（価格は下落）３ヶ月債とのスプレッドも３％を回復。これがキープできるかどうかが焦点。