6920レーザーテックと4412サイエンスアーツを例にして、買い時についての1つの考察をしてみました。これは長年のトレーディング経験から、かなりの確率で言えることとなります。
1.6920レーザーテック
朝の押し目と後場の押し目は、偶然にも29540円でした。こうした強い株は、前日の値動きが参考になります。大体、今日の底値あたりが、昨日の横這いとなった(出来高の多い)価格帯に近いかと思います。
上値については、昨日の高値にはかなり及ばずでしたが、実は、11月25日の安値の29725円を抜いてからは、その前日の安値の30410円が壁となっておりました。筆者が売りを仕掛けたのは、その少し手前の30360円でしたが、この30410円という24日の安値を意識してのことでした。
2.4412サイエンス
こちらはデータが少ないのですが、やはり11月30日の安値6620円がマイルストーンとなります。今日の安値はほぼ前日安値に並んでおりますが、これは、その日の上昇を示唆しております。そして、30日の6620円をきちんと下から抜く時が買い、ということになります。
以上のように、次の日に前日安値を上回ることができなかった時は、当日、その前日の安値を下から抜くときに、持ち越しのトレーダーにも徐々に利が乗っていくため、やれやれの戻り売りもこなしながら上昇する傾向があります。
サイエンスは、朝方ストップ高を付けたあと、6240円まで落とされておりますが、これはIPO銘柄特有のリスキーな値動きですね。最初のストップ高での利確が正解かと。
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