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市場概況(11.20.12)

2012-11-21 07:47:22 | 市場概況
11月20日(火)の市場概況です。 先物は午後3時15分現在。 下に20日の海外市況

◆日経先物:9120円(-10円)OSC57%(+1%)RSIは63%(+4%)11月14日のOSC39%、終値8670円から切り返しに転じる。 
◆日経平均:9143円(-11円)OSC64%(+-0%)RSIは61%(-3%)11月14日のOSC32%、終値8665円から切り返しに転じる。
◆TOPIX:762(+-0)OSC65%(-2%)RSIは62%(-4%)11月14日のOSC36%、終値722ポイントから切り返しに転じる。 
◆マザーズ指数:385(+2)OSC52%(-2%)RSIは59%(-5%)11月14日のOSC45%、終値380ポイントから切り返しに転じたか?

◆騰落レシオ(25日間)
 東証1部:108.97%(-3.49%)-11月20日現在。
 マザーズ:100.36%(+1.73%)-11月20日現在。

日経平均は9200円までは攻略したものの、その上の9350円まで這い上る力はなく、当面の利益確定が優勢に。後半少し押されて終了。明日以降は、再度9200円超えの機会を探る展開となりそうです。

以下は20日の海外市況

◆ドル・円:81.67円(+27銭)OSC71%(+2%)RSIは73%(+1%)11月13日のOSC50%、終値79.38円から円安へと切り返し中-20日現在。
◆ユーロ・ドル:1.282ドル(+0.00ドル)OSC57%(+7%)RSI35%(+-0%)11月9日のOSC33%、終値1.271ドルからユーロ高に切り返し中-20日現在。
◆USドルインデックス:80.96(+0.08)節目の200MA(80.73)についに到達するも?-20日現在。
◆10年債利回り:1.66%(+0.05%)50MA(1.72)を一気に割り込むも切りかえし中。
◆米3ヶ月国債:0.08%(-0.01%)対10年債スプレッド:1.58%(+0.06)3%切ると要注意。
◆日本10年物国債:144.55円(+0.01円)OSC54%(-2%)RSIは66%(-2%)11月2日のOSCが50%45%、終値144.27円から切りかえし中。新規
◆NYダウ:12789ドル(-7ドル)OSC47%(+3%)RSIは39%(+-0%)11月15日のOSC25%、終値12542ドルから切りかえしに転じる。
◆ナスダック:2917ドル(+1ドル)OSC50%(+4%)、RSIは42%(+1%)11月15日のOSC23%、終値2837ドルから切りかえしに転じる。
◆DAX指数:7173(+49)OSC54%(+4%)RSIは45%(+5%)、11月15日のOSC39%、終値7043から切りかえし中。
◆上海総合:2009(-8)OSC51%(+10%)RSIは38%(-1%)11月6日のOSC64%、終値2106から下落中。
◆VIX指数:15.08(-0.16)50MA(16.18)をあっさり破って下落中。
◆CRB指数:297(-2)200MA(301)をついに割り込み底這いから切りかえし中。
◆WTI原油先物:86.75ドル(-2.37ドル)50MA(89.79ドル)に接近するも落ちる。
◆NY金:1724ドル(-7ドル)50MA(1743ドル)の上値抵抗線に再度接近中も。
◆セミコンダクターインデックス:362(-1)50MA(378)目がけて上昇するか?
◆シカゴCME(円建て):9225(大証終値比+105円)

NY株はほぼ横ばいでしたが、債券金利は上昇。債券の利回り低下の1つの要因だった中東でのハマスとイスラエルの問題で、停戦が合意と伝わったもの手伝った模様。しかし、この停戦で原油は値下がり。

自民党が日銀法改正をどうやら選挙公約にしてしまったようで、円は引き続き売られております。これでシカゴ先物も105円高。

この安倍総裁の突進は、無知蒙昧とも言える発言ですね。今の国の借金情勢から考えると、金利がたったの2%に達しただけで、国の予算が回らなくなるほどの危機的状況ですが、その金利はギリシャ、スペインの例を見るまでもなく、たったの数ヶ月で急騰するのが市場というものです。このところ、海外ファンド勢が短期国債中心とはいえ、日本国債への資金移動を100兆円近くも行い、短期的には大きな買い手となっております。彼らは、円安に振れれば振れるほど、日本国債を売った時の損失が膨らむので、どこかで大きく売り込む筈です。それが更なる金利上昇を伴えば、それこそ市場の思う壺。

今の日本の借金は「もう返せる目処はない、後の祭りだ」というのが、海外の見方。問題は、ソフトランディングさせるか、ハードランディングさせるか、それとも安楽死させるかです。最後の安楽死はギリシャやスペインとは違って、日本を救済するには大きすぎるし、安楽死をさせれば、それこそ世界経済へのインパクトが大きすぎ、いわゆる「大きすぎて潰せない」ことになる、つまり世界大恐慌に巻き込まれるのは、各国とも嫌がる筈です。残された最善の道は、日本国民にとってはソフトランディングですが、そのための消費税のアップであり、円高への誘因での借金金利問題の先送り(つまり、改革への時間稼ぎ)であるわけです。

ところが、安倍晋三のこの不用意な発言は、急激な円安と金利上昇を招く恐れが強く、そうなると、2-3%を超えてインフレが進行し、財政は回らなくなる(年金や医療へ回すお金がなくなる)ことに加えて、年金生活者は日々の食料にも事欠く、この世の生き地獄を招来する恐れがあります。

彼が首相になったら、これは首都直下大震災どころの被害じゃないですね。。。大変な時代を迎えそうだ。。

追伸:ちなみに、日本国債先物のテクニカル・データもしばらくウォッチすることとしました。20日現在144.55円ですが、この値が上がれば上がるほど金利は低下していることを意味しております。なお、この水準での金利は0.735%程度です。
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11月20日(火)のつぶやき

2012-11-21 01:21:52 | 株に出会う
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