６月１日（水）の市場概況です。 先物は午後３時１５分現在。下に１日の海外市況
◆日経先物：９７１０円（＋２０円）ＯＳＣ５５％（＋２％）５月２５日のＯＳＣ３９％、終値９４１０円から切り返しに転じる。ＲＳＩは４３％（－１％）
◆日経平均：９７２０円（＋２９円）ＯＳＣ６４％（＋９％）５月２５日のＯＳＣ３８％、終値９４２３円から切り返しに転じる。ＲＳＩは５０％（＋８％）
◆ＴＯＰＩＸ：８３９（＋１）ＯＳＣ６４％（＋９％）５月２３日のＯＳＣ３６％、終値８１８ポイントから切り返しに転じる。ＲＳＩは４４％（＋５％）
◆マザーズ指数：４６６（＋３）ＯＳＣ６５％（＋１０％）５月２３日のＯＳＣ３９％、終値４４７ポイントから切り返しに転じる。ＲＳＩは４７％（＋７％）
◆騰落レシオ（２５日間）
東証１部：９１．７３％（＋０．７％）－６月１日現在。
マザーズ：８５．６９％（＋０．３％）－６月１日現在。
◆１０日高値移動平均値超の銘柄比率６６％（＋６％）
◆１０日安値移動平均値未満の銘柄比率６％（－２％）
今日は円高が少し進行したにも関わらず、上げのモーメンタムに乗って下落圧力はありませんでした。上値は重いものの後場はジリジリと上げております。
先物の９７１０円という終値は、５月１２日、４月１１日、４月４日の安値近辺であり、かなり堅い防護壁があるものと思われます。ＴＯＰＩＸの８４０近辺も同様。
今日は４７５１サイバーエージェントと６３０５日立建機で少しとっただけ。
【以下は１日の海外市況】
◆ドル・円：８０．９４円（－５６銭）ＯＳＣ４６％（－７％）５月２７日のＯＳＣ４５％、終値８０．８５円から円安へと切り返したか？ＲＳＩは５０％（－７％）
◆ユーロ・ドル：１．４３３ドル（－０．００６ドル）ＯＳＣ５９％（－４％）５月２３日のＯＳＣ４０％、終値１．４０５ドルからユーロ高へと切り返しに転じる。ＲＳＩは５４％（－５％）
◆ＵＳドルインデックス：７４．８６（＋０．２５）５０ＭＡ（７４．９９）を一旦抜けるも再度割り込むも上昇か？
◆米１０年債利回り：２．９６％（－０．０９％）２００ＭＡ（３．１％）を割り込み下落中。（１日現在）
◆米３ヶ月国債：０．０５％（－０．０１％）対１０年債スプレッド：２．９１％（－０．０８）３％切ると要注意。（１日現在）
◆ＮＹダウ：１２２９０ドル（－２８０ドル）ＯＳＣ４４％（－８％）ＲＳＩは３５％（－５％）底割れ。
◆Ｎａｓｄａｑ：２７６９（－６６）ＯＳＣ４６％（－８％）ＲＳＩは４０％（－５％）５月２４日のＯＳＣ４４％、終値２７４６からまだ切り返し中。
◆上海総合：２７４４（＋－０）ＯＳＣ５０％（＋１２％）ＲＳＩは３２％（＋４％）５月２７日のＯＳＣ２５％、終値２７１０から斬り返しに転じたか？
◆ＶＩＸ指数：１８．３（＋２．８５）５０ＭＡ（１６．９３）を再度一気に抜く。
◆ＷＴＩ原油先物：１００．３７ドル（－２．５９ドル）５０ＭＡ（１０５．５５ドル）を大きく割り込み５０ＭＡ（９１．０６ドル）との間で揉み合い中。
◆ＣＲＢ指数：３４５．９２（－４．１４）５０ＭＡ（３５４．３１）を割り込み２００ＭＡとの中間から切り返し中。
◆ＮＹ金：１５３８．５ドル（＋３．０ドル）５０ＭＡ（１４８７．３１ドル）に接近した後の切り返し中。
◆バルチックドライ指数：１４８０（＋６）５０ＭＡ（１３９３）ををついに抜き去り上伸中。
◆シカゴＣＭＥ（円建て）：９５３０円（－１８０円）
ついに、ＮＹ株が大幅安。Ｓ＆Ｐ５００は昨年８月以来。昨日は経済統計の悪化にもかかわらず予想外な上げを演じましたが、今日は、さすがにＡＤＰ雇用統計の大幅減やＩＳＭ製造業景況指数の大幅低下で大きく下げました。
しかし、上記の指標である米１０年債と３ヶ月債のスプレッドが、昨日は３％をわずかに切っておりました。これが明らかなサインだったのですね。これからもこのスプレッドの動きは使えそうです。時系列でトラッキングすることとしよう。今日は米国債と円などに資金が逃避。
今晩は雇用統計の発表ですが、これでかなり織り込んだと思われますが、それに先立ち今日の日本株を買えるかというと、ＯＳＣなどの指数はまだ４４％(ダウ）であり、昨年６月末のパターンに沿うなら、５０ドル程度の「余震」が２－３回続いてからの反発が、もっともありうる展開と見ざるを得ません。
