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株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(8.28.08)

2008-08-27 21:12:18 | 明日のモニタリング銘柄
夜に入って円高が進んでおります。ユーロ・ドルも1.4755ドルまで上昇。アメリカの株価先物市場の時間外取引では原油高と信用懸念(米連邦預金保険公社の問題金融機関前期比30%増発言)で38ドルほど下げております。

大証のイーブニングセッションでもこれを受けて40円安。

この後のアメリカの週間石油在庫の結果などで、今晩のNY市場も影響を受けそうです。また、「グスタフ」と呼ばれるハリケーンの動向も注視されます。海上に出ればマーラー並に勢力を強め、カテゴリー3のスケールまで行けば大きな被害を出しそうです。確率は30%。カテゴリー3というのが意味深長ですね。

さて、明日8月28日(木)のモニタリング銘柄です。

1.5302日本カーボン
 OSC(38%)、RSI(33%)ともに最低ラインまで下落。明日の押し目狙い。

2.2651ローソン
 微弱ながら切り返しの気配。4710円の安値まで崩されたら、一旦様子見。

3.7908きもと
 液晶用フィルムで7915日本写真印刷と連動して上下する株。764円の直近の安値にまた近づいてきました。

4.6937古河電池
 今日も音無の構え。OSCは43%の同値。RSIは+2%の31%と、上げるにはちょうど良い位置取りではあります。

5.6417SANKYO
 OSC、RSIともに抜け出しております。そろそろ底打ちでしょうか。

以上です。この際、OSCが高くなりすぎている新興市場は遠慮しておきます。このところ目につくのは往年の株価の五分の一ほどまで売り込まれた新興銘柄が、冥土のみやげとばかりに単に需給のみでストップ高をつけているケースが多発しております。

更に、出来高が細いのを良いことに、支配力を持てると見たインチキ投資顧問会社が扇動するものですから、非常に醜い市場と堕しております。本来、新興市場は成長率が伝統企業よりも大きなのが特徴でした。それが減収・減益に転じ業績が大型株並に落ち込んでおります。そうなると、もう新興市場銘柄本来の魅力は全く失せております。しばらく手出しする気にもなりません。どうしようもない株まで、投資顧問会社の鶴の一声でストップ高を付けたりしますが、全くの興ざめもいいところです。
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市場概況(8.27.08)

2008-08-27 15:24:22 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説

8月27日(水)の市場概況です。 赤字部は28日朝更新

・日経先物:OSC51%(同値)8月21日の41%から切り返しに転じたか?
・日経平均:OSC47%(-2%)8月21日の41%から切り返し中だが崖っぷち
・TOPIX:OSC47%(-2%)8月21日の40%に収斂中。
・マザーズ指数:OSC61%(+4%)8月15日の31%からまだ切り返し中。
・ヘラクレス指数:OSC63%(-1%)8月25日の64%から下落に転じたか?
・国債先物:OSC47%(-5%)44銭安。8月22日の47%に並び下落基調鮮明。
・ドル・円:109.51円(8銭円高)OSC51%(+3%)8月26日の48%から再度(円安へ)切り返した気配。更新
・日経先物イーブニングセッション:12740円(大証終値比-40円)
・シカゴCME日経先物:12890円(大証終値比+110円)更新
・NYダウ:11503ドル(+90ドル)OSC55%(+6%)8月19日の44%から切り返し中。そろそろ頭打ちとなるので注意。更新

引け際に1972三晃金属のナイヤガラが炸裂。348円では少々仕掛けが狭すぎて、大きな鰻が入れずじまい。後場はその他の仕掛けにも何も入らず、結局は徒労に終わりました。

まあ、日経平均はRSIこそ+2%の40%に伸ばしましたが、OSCはマイナスであり、ここは無理をする必要もないと判断。

今晩のNYダウも微妙なところです。8月19日のOSC44%に引き寄せられる(収斂)形となっております。しかしよくもダウは落ちずにここで踏ん張っております。驚異の粘りです。

既に身体はモルヒネ、ホルモン、リンゲル、その他ありとあらゆるホワイトハウスとFRBが慎重に調合した薬づけで、よれよれの状態です。これ以上踏ん張れと元気づけるのは、年増の道産子に鞭を打ち続け、厳冬の雪の急坂を「金融機関ご一行様」満載の馬車を引いて登れというに等しい、ある種の拷問かと。。。

動物愛護の精神からも、もうこの辺で楽をさせてやりたいものです。

-------28日朝のコメント-------

アメリカの耐久財受注が予想の+-ゼロ%に対して1.3%の前月比上昇となったことで上昇。輸送を除くコアでも-0.7%に対して0.7%だったようです。この耐久財受注の先月分といい、低水準ながら落ち込んでいないことは、ドル安による輸出関連耐久財が貢献しているのかも知れません。

原油在庫は少し減ったのと、「グスタフ」というハリケーンが石油関連施設を襲撃するのではとの思惑から118.15ドルとなり1.88ドル上昇。

ダウはもう一段の上げがありそうですが、ここで100ドル超を上げた後は反落が待ちかまえているという、低位安定のボックス相場ですので、そこは注意が必要。
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株優勢の2極分化

2008-08-27 11:15:18 | 株に出会う
前場の東証1部の状況は、値上がり455,値下がり1090,変わらず455となっており売り優勢ですが、前場の終わりにかけては為替が円安に切り返すのをサインにして、昨日段階よりモーメンタムは優勢となって終わっております。

このまま後場は反転基調を継続するのかどうかは、12800円レベルがきちんと抜けるかどうかにかかっていると思います。

ドル・円が意外にしぶとく粘っております。他通貨と円では昨日は概ね円高に動いておりました。しかし、引けに円安方向へと切り返してから、今日は少し円高傾向となっております。

国債先物は17銭安。

各市場のOSCは新興市場を除いて、前日比-1%程度。まだ押されております。

前場は5741古河スカイを313円で拾っての早売りのみ。

それにしても、1972三晃金属。今日も気を吐いておりますが、前場はきっちりと8月1日の安値の370円まで上げてきました。さすがにこの上は400円ラインですので、今日は無理でしょう。

恐らく、後場に相場が反転する時に強烈な成り売りの嵐が発生するかも知れません。348円レベルがその下値の目安ですので、そこで待ち受け中。

何やら、田舎の川での夏休みの鰻取りのような様相を呈してきました。首尾良く仕掛けた罠に鰻がひっかかっても、つるりと取り逃がしそうな予感。。。
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