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株に出会う

独自開発のテクニカル指標で株式市場の先行きを読む!

明日のモニタリング銘柄(8.22.08)

2008-08-21 20:32:50 | 明日のモニタリング銘柄
今日の日経夕刊で、「ヘッジファンド経営悪化」との見出しで、今年1月~7月の運用成績は-3.54%になっていることが、ヘッジファンドリサーチの調べで明らかにされております。8月16日のブログでは、6月までの上半期で-2.1%(エコノミスト誌)でしたから、かなり急速な悪化です。

今現在、原油は116.58ドルです。じりじりと上げる気配です。逆にドル・円は108.85円まで円高が進んでおります。金も825ドルまでCOMEXでは付けております。やはり、どうやら底打ちしたようですね。

となると、今晩のNYダウが少々気になりますが、OSCは+3%の47%と中立のポジションです。新規失業保険申請件数やフィラデルフィア連銀景況感指数などの結果で決まるかと思います。

明日、8月22日(金)のモニタリング銘柄です。

1.8604野村ホールディングス
7月29日に四半期で赤字決算を叩きだしておりますが、むしろこれを市場は歓迎し、翌日は上げました。ところがその時が今日に至るまでの高値を形成。1300円台まで落ちれば歓迎ですが、どこで下げ止まりからの反発に転じるかが見所。8601大和証券も同様なポジション。

2.6727ワコム
 またしても200K割れまで追い込まれております。ここは200K割れからの反転を期待。7月29日の第一四半期決算での進捗度が良くないとの理由から売られております。

3.6417SANKYO
 19日とそっくりの状況となってきました。20日の再来なるかどうか?いずれにしても押し目拾い。

4.6379新興プランテック
 8月8日に1Qの進捗度が悪いということで、翌日からの怒濤の売り攻勢。1178円まで落とされました。明日はそのラインまで来た時に買いか。

5.5991日本発条
 今日は、OSCが前日比マイナス12%の39%のモーメンタムがもろに出ました。高く始まりすぎたので、隠れていた売り玉が優勢となったという訳です。OSCはこれで+3%の42%とコンバージェンスしましたので、明日の再度の押し目からの反転狙いです。

以上です。
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市場概況(8.21.08)

2008-08-21 15:25:53 | 市場概況
テクニカル用語の簡単解説

8月21日(木)の市場概況です。 赤字部は22日朝更新

・日経先物:OSC41%(-4%)8月5日の35%に収斂中だが底割れ寸前。
・日経平均:OSC41%(同値)8月4日の40%に収斂中だが粘る。
・TOPIX:OSC40%(同値)8月4日の38%に収斂中だが粘る。
・マザーズ指数:OSC45%(+2%)8月15日の31%から切り返し中。
・ヘラクレス指数:OSC47%(+3%)8月15日の36%に収斂中。方向感なし。
・国債先物:OSC50%(-3%)59銭高。8月19日の57%から下落中だが、最近は「単独行動」多し。
・ドル・円:108.47円(1円41銭円高)OSC54%(-3%)節目割り込み続落中。更新
・日経先物イーブニングセッション:12680円(大証終値比-70円)
・シカゴCME日経先物:12785円(大証終値比+35円)更新
・NYダウ:11430ドル(13ドル高)OSC51%(+4%)8月19日の44%から緩やかに上昇中。しかし、上げ余地が既に少ない。更新

午後2時過ぎからドル・円が急落。しかし、先物はそれ以前にマークした12720円を割ることなく終了しております。ドル・円はじわりじわりと円高方向へと来ておりました。もう15日を過ぎたのでヘッジファンドの換金ドル買いは収まった筈です。108円の前半に落とされると、これは円高方向への逆流になるかも知れません。これまで円相場と相反しなかった金が今日はきちんと反応しております。どうやら一時のドル高の終焉の始まりのようです。

後場のトレードは、5807東特を164円で買い増し、引け際に5201旭硝子を1114円で買い、持ち越そうと思いましたが、あまり地合が好転していないので1117円で早々に売り飛ばしました。明日は明日の風が吹くですね。

東特は完全に底打ち状態のようです。今は玉を集めている最中かと思います。164円以下には全く地合に関係なく動じませんでした。お陰で結構な眠気が襲ってきました。もっと早く旭硝子でデイトレ参戦すべきでした。

1972三晃金属は、今日はナイヤガラがありませんでした。子飼いのラバとロバに被害が及ばなくて良かったと安堵しております。恐らくずっと低迷していたので、仕手筋も1日やそこらで投げる気はなかったのでしょうね。明日あたりは、今日の値動きがリファレンスラインとなりますので要注意です。

-------22日朝のコメント-------

案の定というべきか、ドル高の修正が始まりました。原油が終値で121.18ドルまで5.62ドルも上昇。但し、新規失業保険申請件数が43万2千件と予想より8千件改善。フィラデルフィア連銀の景況指数も-12.7で市場予想を0.1ポイント下回りましたが、ほぼ予想の範囲でしたので、原油高による落ち込みをかろうじて防御しております。

欧州市場は軒並み資源株を除いては下落。その中でのダウのプラス終了ですが、これは上記の経済指標を見ても分かるように、落ちそうで落ちないレベルで踏みとどまっていること、つまり、悪化は少なくとも免れていることが大きな要因かと思います。アメリカは最悪期は過ぎつつある、しかし欧州はこれからもっと悪くなる、この違いですね。

但し、アメリカもまだまだ金融危機の爆弾を抱えております。しかしGSE問題にしても、時間をかけながら市場は公的資金投入を織り込んできております。ここで一気にそれが実現することで、大きなヤマ場を通過したと見なされ、株式市場に資金が集まる可能性があります。

その後、公的資金投入によるドル価値の下落が認識され、また原油価格の緩やかなる上昇が相俟って、(居心地の良い)ドル安と(インフレに都合の良い)原油高をドライバーにしてのできるだけ緩やかなるインフレ状態にもっていき、最悪のデフレだけは避けるというのがアメリカ政府のシナリオかと。

それにしても、まだ確定的ではありませんが、原油の下げ止まりが110ドルとの筆者の予想がほぼ的中。これくらい株式の値動きも的中できれば苦労はしないのだが。。。

今日はシカゴCME価格は+35円ですが、円高が急激に進んでおり、とても前日比プラスで始まる雰囲気ではなさそうです。逆にプラスで始まればその後の急落という事態もありそうです。
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反発のための沈み込みか?

2008-08-21 11:21:44 | 株に出会う
今日はもっとすんなりと上昇するのかと思いましたが、前場を見る限り、マザーズ指数以外はマイナス終了です。

しかし、日経先物を除いて、OSCはコンバージェンスしております。そして、何よりも、例えば日経平均の指数値は、OSC40%を付けた8月4日よりも、OSCを43%に踏みとどまらせながらも154円分相当だけ下回っております。本来指数値はOSCの上昇とともに上げていくのが通例ですが、こうした逆転現象もたまにあります。

ここは後場の押され方にもよりますが、先物で12730円の今日の安値を下回らない限り、明日は反発に転じるのではないかと思います。引けまでの終わり方がキーポイントですね。

前場は、適当に持ち越し玉を売ったのと、引けにかけて5807東特を169円で仕込んだのみ。

1972三晃金属が、今日噴いておりますね。本当に仕手株は思わぬ時に噴くものです。前日あたり、かすかな胎動はありましたが、このサインを見抜けというのは、ロバとラバを見抜けというに等しいことであります。或いは、イモリとヤモリを見抜くようなものです。両生類と爬虫類が大の苦手の筆者にはそれは無理難題というものです。

それまで散々期待を裏切らせてじり安にしておきながらの今日の仕掛けですが、これを見抜くには、少々年取り過ぎておりますが、やはりあの「タモリ」あたりの毒気を少々利用する以外にはないのかも知れません。??

しかし、教訓はこの株の節目の値段である、282円、288円、そして305円を抜いた勢いを信じて、せめて290円を越える時に参戦すべきでした。

後場は、この株の癖である、いわゆるナイヤガラの滝がありますので、絶対に高値追いをしないことです。ジリジリと前場終わりにかけてその兆候が現れております。一旦、フェイントで高値へのつり込み技を見せますので、そこでひっかかるとヤモリでもイモリでも何でも滝壺まで一気に持って行かれます。その際、ラバかロバに掴まっていても無駄です。彼らも一蓮托生で持って行かれること必定かと。。。
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やはり読者を大事に

2008-08-21 07:28:21 | 株に出会う
かねてから一目置いていた某ブログに、「このブログは、自分の仕事にまったく結びつかないので、常に仕事と投資の後回しにされます。」といった内容の記事がありましたが、「後回しにされる」と聞いてちょっぴりと不快感をもたないそのブログの読者はいるものでしょうか?

実際にやむを得ず後回しにすることはあっても、それを公式に書くのは少々おかしいのではないかと思います。後回しになるけれども、お前達読者のために書いてやっているのだぞ、との不遜な気持ちがどこかにあるのではないかと勘ぐったりします。

ブログは力も金も何もない1個人が、どのようなジャンルであれ、自分の言葉で思ったことを世の中に発信し、その反応をも受け止めることができる、やはり現代の画期的なミニメディアだと思うのです。

その意味では、書き手と読者は正対しております。いわば互角ということですね。余りにおかしな意見を書けば、それなりの反応が返ってきますし、またそれが自分の思い過ごしや、思い込みの修正になったりもします。

ですから、事情が許す限りできるだけ誠実にブログの更新を続けていくだけの価値が、喩え、仕事や金には関係なくともあると思います。そういう姿勢で書き続けることが出来ないなら、いっそのことすっぱりとブログを止めればよいのではないでしょうか。

このところ、当ブログでは、何かない限り、朝の6時までに「市場概況」に対する更新とコメントを書き込んでおります。それは、6時前にならないとシカゴCMEの終値がきちんと把握できないためです。5時過ぎに起床してからそれまでは、NY市場など海外で起きた出来事をネットでチェックし、それをコメントにまとめております。

そして、7時頃にならないとドル・円の為替の更新はなされません。6時過ぎには隣の犬を散歩に連れ出すからです。夏は涼しい早朝に散歩させなければなりません。40分後に帰ってきてからは、最後の更新のドル・円の前日の最終値段をまず更新してアップします。それ以外の為替データは、ドル・円の更新が終わってからにしております。

それというのも、朝の6時から7時にかけて、このブログを訪問される方が、昨日のケースで見ると、71人いらっしゃいます。8時台も加えると112人ですね。こうした方々がいらっしゃる限り、できるだけタイムリーに市場概況を更新するのが、自分なりの努めと思っております。

一応、こうした朝の段取りになっておりますので、悪しからずご了承下さい。また、何らかの事情で更新が滞ることがあるかもしれませんが、それは一身上の都合が発生しているとお考え頂ければと思います。

最後に、いつもご訪問頂いている方々に感謝します。これからも忌憚ないご意見・ご感想をお寄せ下さい。
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