日経平均のOSCが前日比で大きく押された時の翌日の結果はどうだったでしょうか。
今日は前日比-7%で日経平均は終了しておりますので、7%以上の下落について少し見てみます。
・5月9日:60%→47%=13%の下落。翌10日は、110円ほど下げてから200円のリカバリーで終値は88円高。(9日のダウは121ドル安)
・5月21日:58%→51%=7%の下落。翌22日は270円ほどの下落をしてから、300円の切り返しを見せ、終値は52円高。(21日のダウは227ドル安)
・5月26日:50%→41%=9%の下落。翌27日は、60円高で始まり、終値は203円高。(前日のダウは146ドル安)
・6月9日:67%→56%=11%の下落。翌10日は20円ほどの下落となり、終値は148円高。(9日のダウは70ドル高)
・6月20日:56%→48%=8%の下落。翌23日は280円ほどの下落まであり、終値は85円安。(20日のダウは220ドル安)
・8月4日:47%→40%=7%安。翌5日は40円ほど下落し19円安で終了。(4日のダウは42ドル安)
5月からのデータを見る限り、6月20日のケース以外は、すべてプラスで終了しております。その6月20日は、NYダウが220ドルも下げて終了しておりましたが、その日以外でもダウはほとんど下げております。
言えることは、翌日はある程度押されたとしても、しかもダウもそれなりに下げたとしても、その押され過ぎからの反発があるのが、こうしたOSCでの押されすぎの場合の翌日の傾向と言えそうです。
これは個別銘柄でも言えることは実証済です。大きく押されて、更に翌日押されれば、そこからは反発があるというパターンですね。
さて、明日はそのような結果になるのかどうか?統計的にはNYダウが今晩も大きく下げる傾向が出ておりますので、チョイと持ち越し派としては気になるところです。
1.8031三井物産
資源株の受難が続いております。この株も先日取り上げた時は、押されてから反発に転じ、引けに再度押されて終了しております。つまり、基本的には受難の株は一時しか解放の時がないのです。この株、明日も1600円台からの反発に乗る以外にはありません。既にOSCは31%、RSIは13%にまで下落しておりますが、だからといって反発に転じる訳ではありません。今晩あたり、原油がまさかのハリケーンの直撃で石油精製施設が大きくやられて、120ドルあたりまで上昇するようなら、この株にも明日は日が当たるのではないかと思います。何だか、災害待ち、人の不幸待ちのようで切ないですが。
2.5631日本製鋼所
このワームと言われる会社。原発の基幹製品を作っている割には株価が低迷中。恐らく、原材料高が響いているのでしょう。原発そのものは契約済でしょうから、今更値段を上げる訳にはいきません。造船と同じようなジレンマですね。しかし、アラブの王様なら、この株を密かに買い集めるのではないでしょうか。何しろ地球温暖化防止の切り札の原発の増設ペースは、この会社が全てを握っているといっても過言ではありません。
3.5707東邦亜鉛
亜鉛市況に大いに影響されるのは分かった上で、この24時間の亜鉛の価格チャートが、些か上向きであることに賭けて、この押しに押された株をチョイと拾ってみてはどうでしょうか。
4.2651ローソン
どうやら5000円割れは回避して上値を目指しての脱出劇が始まったようです。今日は指し負け。明日もう一度押されるとしても、5130円あたりで踏みとどまれば、後は5200円の奪還から5300円へと切り返す動きか。
5.1972三晃金属
かつての仕手株もすっかり大人しくなりました。何しろ出来高が増えないことにはどうしようもありません。しかし、テクニカルにはいつ切り返しても良さそうな状況です。明日は276円の今日の安値が崩されない限り、その近辺で拾う手もありか。しかし、既にもぬけの殻ならお呼びではありません。そのもぬけの殻かどうかの判定が難しいのがこうした仕手株ですね。意表を突くのが上手なのが仕手株の仕手株たる所以かと。
以上です。
ところで、このところ取り上げている7974任天堂ですが、OSCが-5%の32%にまで落ちました。RSIも24%です。もうそろそろでしょうか。今日も後場に47500円で指しておりましたが、届きそうもないのでキャンセル。明日もこの値段が割れるのかどうかが焦点。OSC、RSIともにプラ転すれば一気に戻すかと思います。もう15日も過ぎたのでヘッジファンドの窮余の換金売りも峠を越えて良い筈。
今日は前日比-7%で日経平均は終了しておりますので、7%以上の下落について少し見てみます。
・5月9日:60%→47%=13%の下落。翌10日は、110円ほど下げてから200円のリカバリーで終値は88円高。(9日のダウは121ドル安)
・5月21日:58%→51%=7%の下落。翌22日は270円ほどの下落をしてから、300円の切り返しを見せ、終値は52円高。(21日のダウは227ドル安)
・5月26日:50%→41%=9%の下落。翌27日は、60円高で始まり、終値は203円高。(前日のダウは146ドル安)
・6月9日:67%→56%=11%の下落。翌10日は20円ほどの下落となり、終値は148円高。(9日のダウは70ドル高)
・6月20日:56%→48%=8%の下落。翌23日は280円ほどの下落まであり、終値は85円安。(20日のダウは220ドル安)
・8月4日:47%→40%=7%安。翌5日は40円ほど下落し19円安で終了。(4日のダウは42ドル安)
5月からのデータを見る限り、6月20日のケース以外は、すべてプラスで終了しております。その6月20日は、NYダウが220ドルも下げて終了しておりましたが、その日以外でもダウはほとんど下げております。
言えることは、翌日はある程度押されたとしても、しかもダウもそれなりに下げたとしても、その押され過ぎからの反発があるのが、こうしたOSCでの押されすぎの場合の翌日の傾向と言えそうです。
これは個別銘柄でも言えることは実証済です。大きく押されて、更に翌日押されれば、そこからは反発があるというパターンですね。
さて、明日はそのような結果になるのかどうか?統計的にはNYダウが今晩も大きく下げる傾向が出ておりますので、チョイと持ち越し派としては気になるところです。
1.8031三井物産
資源株の受難が続いております。この株も先日取り上げた時は、押されてから反発に転じ、引けに再度押されて終了しております。つまり、基本的には受難の株は一時しか解放の時がないのです。この株、明日も1600円台からの反発に乗る以外にはありません。既にOSCは31%、RSIは13%にまで下落しておりますが、だからといって反発に転じる訳ではありません。今晩あたり、原油がまさかのハリケーンの直撃で石油精製施設が大きくやられて、120ドルあたりまで上昇するようなら、この株にも明日は日が当たるのではないかと思います。何だか、災害待ち、人の不幸待ちのようで切ないですが。
2.5631日本製鋼所
このワームと言われる会社。原発の基幹製品を作っている割には株価が低迷中。恐らく、原材料高が響いているのでしょう。原発そのものは契約済でしょうから、今更値段を上げる訳にはいきません。造船と同じようなジレンマですね。しかし、アラブの王様なら、この株を密かに買い集めるのではないでしょうか。何しろ地球温暖化防止の切り札の原発の増設ペースは、この会社が全てを握っているといっても過言ではありません。
3.5707東邦亜鉛
亜鉛市況に大いに影響されるのは分かった上で、この24時間の亜鉛の価格チャートが、些か上向きであることに賭けて、この押しに押された株をチョイと拾ってみてはどうでしょうか。
4.2651ローソン
どうやら5000円割れは回避して上値を目指しての脱出劇が始まったようです。今日は指し負け。明日もう一度押されるとしても、5130円あたりで踏みとどまれば、後は5200円の奪還から5300円へと切り返す動きか。
5.1972三晃金属
かつての仕手株もすっかり大人しくなりました。何しろ出来高が増えないことにはどうしようもありません。しかし、テクニカルにはいつ切り返しても良さそうな状況です。明日は276円の今日の安値が崩されない限り、その近辺で拾う手もありか。しかし、既にもぬけの殻ならお呼びではありません。そのもぬけの殻かどうかの判定が難しいのがこうした仕手株ですね。意表を突くのが上手なのが仕手株の仕手株たる所以かと。
以上です。
ところで、このところ取り上げている7974任天堂ですが、OSCが-5%の32%にまで落ちました。RSIも24%です。もうそろそろでしょうか。今日も後場に47500円で指しておりましたが、届きそうもないのでキャンセル。明日もこの値段が割れるのかどうかが焦点。OSC、RSIともにプラ転すれば一気に戻すかと思います。もう15日も過ぎたのでヘッジファンドの窮余の換金売りも峠を越えて良い筈。