どっちにする?

人生って「どっちにする?」そんな選択の連続。あまたあるはずの選択肢。決めるのは自分\(^o^)/

あのねのね

2007-02-25 22:46:18 | なっとくる

あのねのね・・・・私には、男の子が三人居る。三人息子と総称で呼んでいる。

三人ともが個性的で、顔も、体つきもそれぞれ違う。

三人息子がまだ、小さくてかわいらしかった時、彼らの祖母が お母さんの宝物はなあに?と、彼等に聞いた。実は、知らん振りをして、そのやりとりを聞いていた私・・・・

ビール、財布・・・・・と、答えている。え?最初がビール。青くなりながら、しかし、子供は良く見ているなあ・・・と、感心したりした。

そのとき、人間同士、以心伝心を期待してはいけない。きちんと言葉にして教えていかなければならないことがある。と、悟り、それからは、三人息子を呼ぶときは、お母さんの宝物の三人息子と呼んで育てた。

こちらに来て、同じように三人の息子を持つ、友人から、こちらでは息子を三人産んで育てたお母さんには、天国でスイートルームが用意されているらしいよ、と聞く。

結構、子沢山のアメリカでも、三人の息子は貴重なのかしら・・・と、思う。彼女の宗教はカソリックだから、なんだか不思議な気持ちになる。でも、自分のやってきたことをほめてもらえているようで嬉しい。本当に男の子を三人も育てるのは大変だからね。

民族の違いもあるだろうが、やはりヨーロッパの文化でも、男性が苗字(Last Name)を継ぐことが多いらしい。女王も居たりして、ちょっとアジアの文化とは違う感じがしていたのだが・・・・・・余談

そして、最近になって私が悟ったことがある。それは、天国にスイートルームが用意されているのは、お疲れ様 ではなくて、きっと、かわいそうに・・・・・と、思われているに違いないと。

男の子は、家を離れて自立していくし、結婚してからは、自分の家族、または、お嫁さんの家族の方に、目が向くようになるようだ。まあ、何事にも例外はあるが・・・。

同じように三人の子供を育てたにしても、その中に女の子が一人いるのと、居ないのではきっと大きな違いが出てくるのだろう。だから、神様が男の子ばかり、それも三人も産んだ母親に、かわいそうに・・・と、同情をしてくださるのだろう。

自立の片鱗を見せる息子たちに、自分の将来を重ねてみる。しかし、これは本来は重ならない。それぞれが自分の人生を全うすしかないのだから。

おもいっきり離してあげることが、私の宝物への思いやりなのかもしれないと思う。

 

 

 

 

 

コメント
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