雨、25度、98%
暑い日が続くと、食欲も減退しがちです。ところが時間通りに、お腹がすいてきます。家でとるお昼ご飯は、私ひとりです。お茶漬け、ご飯とお漬け物でさっぱりなどというお昼ご飯では、夕食までは持ちません。考えたらお茶漬けをしたことがありません。猫まんまといわれるお味噌汁をかけることはたまにあります。体が小さいので、かえってしっかりと食べないと、暑い夏を乗り切ることが出来ません。
夏のお昼ご飯の楽しみが、ラタトゥイユをのせたパスタです。夏野菜をふんだんに使ったラタトゥイユは、オリーブオイルをじんわり吸ってそれは美味しいものです。このラタトゥイユ、昨晩の残りものです。残り物というより、わざと多めに作って残します。もちろん、次の日の私のお昼のためにです。
パスタは細いバミセリーが合うのですが、今回は紫いもとセージのフェトチーネを使いました。紫芋やセージの香りも味もないので、普通のパスタと同じように使えます。ゆで上がった熱々のパスタを皿に盛り、その上から冷蔵庫から出して来たばかりのラタトゥイユをのせます。熱々のパスタと冷たいラタトゥイユのコントラストがなんともいず美味しいものです。
パンや、ご飯と合せる時は、大きなオムレツを焼きます。その上にやはり冷たいラタトゥイユをたっぷりとのせます。
この冷たいのと熱い組み合わせ、実は思いつきで始めたのではありません。パスタはゆで上がったのに、まだ、ラタトゥイユは冷蔵庫に入ったまま、お腹はグーグーにすいてます。暖め直す時間なんか待ってられません。そこで、エイッと冷たいラタトゥイユをかけたのが初まりです。簡単ですが、夏らしいパスタ、どうぞお試しください。