チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

エッグウォーマー

2018年11月30日 | 身の回りのもの

晴、9度、85%

 一昨日、急にシルバーのカトラリーを磨きました。全部磨くつもりで、食器棚の引き出し毎テーブルに出しました。引き出しが出された食器棚の奥に白いものが見えます。「はて?」取り出すとエッグウォーマーでした。数年前、日本で買ったパグだと思い込んでいるエッグウォーマーです。こんな物をを持っていることをすっかり忘れています。記憶を遡れば、このウォーマーを引越しの荷造りで箱に詰めた記憶がありません。もちろん荷を解いた時に引き出しにしまった覚えもありません。食器棚は引き出しを入れた状態で梱包されました。つまり、想像するところ、エッグウォーマーは香港にいる時から引き出しの奥に落ちて、そのままの状態で海を渡って我が家に到着したものと思われます。そして、2年近くも気付かれないままだったわけです。

 「申し訳ありませんね。」と早速ゆで卵を作りました。お昼ご飯に豚まんを3個では足りません。豚まんを蒸しているその下でゆで卵を作りました。豚まんを食べ終えるまで、このカバーをかぶってゆで卵は待機します。 「まだ、温かかなあ?」殻をむきました。ちょっと茹で過ぎたようです。 殻を剥くと、ほら湯気が出ています。

 食器棚の片隅で密かに海を渡って来たエッグウォーマー、やっとお仕事開始です。パグだと思い込んでいるこのエッグウォーマー、一つしかありません。買った後も「しまった!」と思ったのですが、主人の分を買い忘れています。フェルトで出来たエッグウォーマー、もう一つまた巡り会えるかな。

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激怒して電話に向かって怒鳴りました。

2018年11月29日 | 日々のこと

晴、10度、72%

 庭の増設工事が始まって2ヶ月になります。3週間の予定でした。台風などの天候を考えても遅れ過ぎです。しかも、まだ10日近くかかると言います。お頼みしたのは4年前の家の改築時と同じ造園屋さん、外構工事も一緒にしてもらいます。

 今、福岡は建築ラッシュです。景気がいいのと来年の増税前にという思いからでしょう。家やマンションを建てれば当然外構工事も付き物です。お頼みしている造園屋さんは大手建築会社の下請けもしています。小さい会社は大手からの下請け仕事が大事な収入源です。下請け仕事を先回しにしているのはわかっていました。わかっていて、工事の遅れについてクレームを出さずにいました。ところが工事に来る日があれば来ない日もある、来てもお昼過ぎには帰る、担当者へ出したメッセージやメールの返事は来ない、私の怒りが爆発したのは一昨日でした。

 電話で担当者に工事を急ぐように話しました。私たちのような個人の客もお客に変わりはありません。昨日、土木関係の工事人さんがやってきたのは9時半過ぎ、2時過ぎには工事半ばで帰ってしまいました。ここでまた、私が怒り始めます。なかなか電話に出ない工事担当者をいよいよ怒鳴りつけました。

 考えてみれば私ここ数年、怒鳴ったり、ここまで激怒することがなくなっています。「人間が穏やかになったなあ。」と思っていました。とにかく口達者ですから、怒り出したらあれもこれもと怒鳴ります。まして怖いもの無しのこの年齢です。

 こういう精神状態の時はアドレナリンの分泌が盛んになり、身体が軽々と動きます。昨日は、朝から石をいくつも動かしました。家中の窓と網戸の掃除をしました。家具も全部磨きました。見るとシルバーの物が薄曇りです。年末も控えていますから、全部出してきて磨き、 そのあとよく洗いました。家の中の垢がすっきりと落ちました。

 4年前の家の改築工事の時も大幅に工事が遅れました。私たちが海外にいますから、工事を請け負った方達はいい気なもので、他の仕事を先に回していました。しかも後片付けもそこそこの手抜きな仕事でした。帰国してこの家に住み始めてその手抜きが見えてきました。今日からの工事の様子次第ですが、今日もまた怒鳴ることになるかもしれません。おかげで声が枯れてしまいました。今もまたアドレナリンが身体に満ちているのを感じます。

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一杯のお茶

2018年11月28日 | 日々のこと

晴、13度、88%

 昨日のお昼ご飯の後にいつものようにお茶を入れました。好みに入れたお茶をゆっくりと飲みました。考えてみれば、孫一家が滞在した5日間、一度もお茶を家で入れませんでした。朝から紅茶、コーヒー、ココアとそれぞれの好みのものを作りました。若い一家について外食をする先で出されるお茶はお白湯みたい。孫一家はペットボトルのお茶で水分補給です。「おいしいお茶が飲みたい。」と思いもしませんでしたが、お茶を前にしてお茶のありがたさを改めて感じます。

 若い方達とは食べ物の好みも生活の時間帯も違います。孫一家はそれでも私のルーティーンを壊さないように努めてくれました。彼らにとっては休日です。私も彼らにゆっくり休んで欲しいと思います。ぎりぎりなスケジュールで動いたせいでしょうか、孫が風邪気味になりました。親子のあり方、親の子供に接し方、孫一家について公園に出た折などよそのご家族も観察します。随分と私たちの時とは変わってきています。特に長く日本を留守にした私にとっては、その変化は大きく感じます。

 孫娘がフェリーに乗って渡った島からのお土産の貝殻、 コスモスの花です。 広いコスモス畑がある公園でママに「お花を摘んじゃダメ。」と言われたそうです。たまたま落ちていた一輪のコスモスを私の土産にしてくれました。島に向かう時、我が家の玄関でぐずった孫に「カカにお花を一本、お土産にしてね。」と頼んだのを覚えていてくれたようです。小さな手が貝殻を拾う様子を思います。

 一杯のお茶ですっかり日常が戻ってきました。私も孫に約束したセーターを早速昨日から編み始めました。表面的なことは時代で変わって行きます。それなのに受け継がれて行く家族の絆はちっとも変わらないものですね。

 

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ココさんの抜糸

2018年11月27日 | ここ

雨、13度、84%

 10日前に避妊手術をしたココさん、昨日抜糸に行きました。3日前には孫娘と走るだけ走りましたから、ちょっと心配。朝一番、病院に向かいます。散歩をしながらお付添が私以外に3名です。

 孫娘、先日額に傷をして縫いました。ココさんより一足「抜糸の先輩」です。ココさんの抜糸のことを二人だけでお留守番をしている時に話しました。「あこも一緒に病院に行く。」そんなわけでココさん、総勢4名のお供です。待合室ではよその犬さん、猫さんもいますが、手術前と同じように落ち着いています。診察室には私だけが入るはずでしたが、するりと小さな孫娘も一緒に入って来ました。

 結果は順調で、ハサミでちょんちょんと糸を切りました。「あこもね、この前切ってもらったの。」初めての獣医さん、看護婦さんにお話ししています。ココは看護婦さんに後ろから抱えられ立った状態で抜糸、体全体を細かく震わせていましたが、すぐに抜糸が終わりました。これでひとまず安心です。

 みんなで家に歩いて帰り、ココさんだけを家に残してすぐに外出しました。孫娘一家が家にいたのではココさんゆっくり休むことができません。パパが大好きでついて回ります。孫娘も寝てるココさんにちょっかいを出します。

 玄界灘に浮かぶ島まで船に乗って遊んで帰ってきた孫娘たちは、その足で東京に戻りました。今日からお仕事と保育園復帰です。我が家もココさんと私の日常が戻ってきました。落ち着いた毎日があるからこその非日常の楽しさを味わいました。いつものペースで生活できるのは年齢を重ねるとこれまた大事なことです。楽しかった5日間をありがとう。

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孫娘との5日間

2018年11月26日 | 日々のこと

晴、10度、78%

 「あといくつ寝るの?」と孫が聞きます。つまりあと何晩、私の家で泊まれるかということです。4歳と9ヶ月、早いものでもうランドセルに興味があります。半年近く会っていなかったので、その成長ぶりには目を見張りました。

 義母を交えた夕食もいつもの明るさでいっぱいでした。海山に近い福岡です。パパに「海に連れて行って。」と何度も海に行きました。一人で私と1日過ごすお留守番もできました。難関ココさんともすっかり仲良しです。大きな子たちが集まる公園では、急な勾配のついた滑り台に挑戦しました。初めは怖がっていましたが、滑れるようになると幾度も繰り返します。

 興味の塊、エネルギーの塊。皆さんがそういうように孫からはパワーをもらいます。iPadとにらめっこしていると思えば、ひらがなの練習です。時代が変わったという思いも強くあります。それ以上に孫の成長を見るのは楽しいものでした。今日の夕方には東京に帰ります。パパもママも孫娘もお疲れだと思います。はい、もちろん私も今晩はぐっすりと眠りこけると思います。もう一人ココさんも。あと半日、心ゆくまでおばあちゃんを楽しみたいと思っています。

 

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一日保育園

2018年11月25日 | 日々のこと

晴れ、13度、78%

 昨日は一日、孫娘、ココさんと3人だけで過ごしました。短い時間なのに、孫娘が泣くことも、私が叱ることも、元気に笑うこともあった一日でした。そして尚更、よく大きくなったものだわと感心します。

 両親が出て行くと早速、前の日から約束のことをしてくれとせがまれます。 孫娘とココさんがお待ちかねの様子です。 そうです「紙芝居」。図書館から10冊、「紙芝居」を借りて来ました。前日にその10冊を渡すとひらがなだけは拾い読みします。一番最初に読んでほしいと持って来たのは「おおきくなったこいぬ」でした。紙芝居の後、まだ時間はいっぱいあります。お昼ご飯の準備をしていると、 「紙芝居」の木枠の中にiPadを入れてディズニーの映画を観ていました。「さすが今の子だわ。紙芝居の木枠のこんな使い方初めて見た。」と内心思います。お昼ご飯の前に近くの公園に環境ゴミ出しを兼ねて2人だけで行きました。 元気良くいろんな遊戯で遊んでいたのに、滑り台で無事着陸後転んで大泣きです。仕方なく家に帰りました。お昼ご飯の後、なんとお昼寝したのは私だけで、孫娘はピンピン。

 車で遠くの公園に行くつもりが、庭の工事のおじさんが裏庭に入ってくることになり家にいなくてはならなくなりました。孫娘のパパの小さい頃の本を読んで聞かせたり、パパのアルバムを見たり。おじさんの用事が終わったので、ココさんの夕方の散歩も兼ねて3人でちょっと遠くの公園まで歩きました。

 先に公園で遊んでいた「りょうまくん」とすぐに仲良しになりました。同じ4歳です。少し背が高い孫娘、早速お姉さんぶりを発揮。ココさんのリーシュん持ち方、犬の扱い方、挙句に走り方までご指導されました。おかげでココさん、必要以上に走らされました。暮れるのは早いし、家までちょっと時間がかかります。1時間ほど遊んで家に向かいました。

 夕飯の後「お風呂は次の日の朝、パパと。」とおっしゃるので9時前に孫娘、ココさんと3人でベットに入りました。ココさんの話やパパの話をしていると寝息が聞こえ始めました。やれやれと思いきや、ココさんが例の運動会をします。目が覚めた孫娘、言葉も出さずに隣の主人の空いたベットに移動しました。しばらくしたら、帰宅したパパがお迎えにやって来ました。ぐっすりと眠ったまま、パパに抱かれて2階へ上がりました。私はそのままコトン。孫娘、今も2階で休んでいます。一番お疲れはココさんかもしれません。いつもなら一緒に起きてくるココさん、まだ私のベットで高いびきです。一家が帰京する日が近づいています。今日も精一杯お付き合い致します。

 

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あこちゃんとココさん

2018年11月24日 | 日々のこと

晴、5度、78%

 我が家の孫娘、あこちゃんは生まれた時から2匹のパグに囲まれていました。1匹はお嫁さんのご実家のボブくん、もう1匹は我が家のモモさん。2匹とも穏やかなおじいちゃんパグでした。我が家のモモとあこちゃんが初めて会ったのは、あこちゃんがまだ2歳過ぎ香港でのことです。その後、モモが亡くなり、我が家にはココがやって来ました。

 あこちゃんとココさんが初めましてをしたのは昨年の夏のことです。あこちゃん3歳、ココさん1歳。訳も分からず元気一杯のココさんにあこちゃんは恐れました。常にお父さんかお母さんにしがみついています。2回目は今年のお正月でした。怖さが残って怖じけるあこちゃん、でもひょんなことから二人だけでもお部屋にいることができました。短い滞在です。果たして今回の対面はどうなるのかと思っていました。あこちゃん4歳、ココさん2歳。

 時折テレビ電話であこちゃんは「ココちゃんは?」」と聞いてくれます。ココさんにとっては匂いのないテレビ電話ではあこちゃんを認識できません。一昨日の夕方、やって来ました、あこちゃん一家。恐る恐るあこちゃんが家の中に入って来ます。ココさんは大好きなあこちゃんパパがやって来たので大喜び、あこちゃんにじゃれつくこともありません。

 早速、夕方のお散歩に全員で出かけます。車の通らない道を選びました。あこちゃん自分がリーシュを持ちたがります。渡すと自分について歩くココさんに大喜びでした。見出し写真はその時の様子です。昨日は朝起きて来てからあこちゃんもココさんも普通に生活しています。つまり、「いるのが当たり前」。夕方のお散歩では当然のようにあこちゃんがココさんを導きます。 

 自分のおやつを「待て。」をさせてあげるコツも覚えました。これで、グッと距離が近付きました。あこちゃんもココさんも成長した証拠です。今日は丸一日、あこちゃんはココさんと私とだけで過ごします。いつもの一日保育園開催です。

 面白いことにあこちゃんとココさんの大きな共通点があります。お二人とも写真に撮られるのがお好きです。「やっぱり女の子ねえ。」

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やって来ました、孫娘一家。

2018年11月23日 | 日々のこと

晴、9度、57%

 孫娘に会うのは約半年ぶりです。テレビ電話などで話しているのでそんなに会っていないとは気付きません。でも、実際に会うとその成長ぶりに感心させられます。

 夕方近くに我が家に着きました。早速ココさんのお散歩に全員で出発。少し距離があったものの車の通らない道では、孫娘がリーシュを持ちました。孫娘もココさんも少しずつ大人になって来ています。昨晩は時間がかかるお夕飯です。先日からリクエストを受けていたローストチキンです。

 チキンが焼ける間、オーブンの前に座り込んでいるのは孫娘とココさんと私。すると急に、「とりけし。」と孫の口から、「びっくり!」オーブンのパネルの文字を読んでいます。ひらがなは全部読めるそうです。ぐるぐる回るチキンを見ながら驚きと嬉しさいっぱいの私でした。

 丸々のローストチキンは初めてだという孫娘。昨晩の切り分ける役目は唯一男性、息子です。最初の腿をまず孫娘のお皿にのせました。手に握ったまま何も言わず黙々と鶏の足一本、きれいに平らげました。この皮のパリパリは焼き立てでないと美味しくありません。 庭のセージやローズマリーでお飾りしたチキンです。

 パンが好きなお嫁さんと孫娘のためにカンパニューと小さなバゲット、食パンを用意してありました。ところが、 栗のリゾットも作ったので、暖かなリゾットに手が出ます。この栗は先日、主人が剥いてくれた頂き物の丹波の栗です。もちろんお米も頂き物の新潟のコシヒカリ、美味しくないはずがありません。

 主人が用意して置いてくれたワインと一緒に久しぶりですから話も弾みます。ココさんもお相伴、チキンもリゾットも食べあげました。お腹いっぱいで休みました。夜中にココさんがいつもの運動会をして起こされました。昨晩の孫娘の成長の様子、ココさんとの関係を思い出していると嬉しくて結局眠れなくなりました。家族がいることの幸せをしっかりと感じます。あと数日、この幸せに感謝します。

 

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母の焼き物

2018年11月22日 | 日々のこと

雨、11度、91%

 隣家との境の石の塀を壊し、土地を均してまたその塀の石を土に埋める作業がいま行われています。遅々として進まない庭の工事です。年配のいい手を持ったおじさんが根気よくやってくれています。塀に使われていた石のコンクリートを剥がす、気の遠くなる作業を見てきました。そのおじさんが庭木の根っこに掘り出した壺を置いてくれていました。土地均しをしている時、シャベルに当たったのだそうです。見た途端、「あっ、父が作った壺だ。」と思いました。

 茶色の泥を洗うと、口元にかかった緑の釉薬が見えてきました。水が少し漏ります。底には「志奈」と母の名前が書かれています。父が焼いたものだと思っていたら勘違い、母が焼いた壺でした。私が小学の頃、昭和30年代から40年代、当時はまだ名も知られていない小石原の窯元に泊まり込んで焼き物を焼かせてもらっていました。父が一番上手いものを作りました。父の焼き物は白い釉薬に口元には小石原のグリーンがかかっていたのを思い出します。私は何を作ったのか覚えていません。水車で挽いた土を寝かせてその土で焼き物を作ります。土作りから手伝いました。私は小さな手回しのロクロを貸してもらいました。手の中の土の感触を思い出します。

 庭の蚊取り線香立てに使っている鉢、 これも母が焼いたものです。この家の改築中、工事人さんのタバコの吸殻入れになっていました。父や私の焼いたものはどうなったのかしら?もう半世紀も前のことです。庭の土に戻っているのかもしれません。庭に壺が埋まっている、本当に母らしい一面です。厚くて重いこの扁壺、ドアのストッパーにでも使いましょう。時々子供の頃の思い出が顔を出します。

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ココさんの新しいベスト

2018年11月21日 | ここ

晴、7度、82%

 避妊手術を無事終えて帰宅後の1日はよく寝たココさんです。お腹の大きな絆創膏が気になるらしくじっと座っていることが出来ませんでした。動物は舐めて傷口を治すと言いますが、ココさんが自分の身体を舐めていることを見たことがありません。獣医さんは「舐めて絆創膏を剥がすからそのままに。」と仰いましたが、ココさん自分では取れ始めた絆創膏を外す術を知らないようです。そこでそっと私が剥がしました。お腹に一直線、綺麗な縫い目です。この絆創膏をはがした途端、元気に動き回り始めました。やれやれ。

 急に寒くなりました。お散歩も復活です。できるだけよその犬と会わないように道を選びます。先日編んだブルーとクリームのベストは細い毛糸でした。赤い毛糸で新しいベストを編みました。アクリル毛糸では色があまり良くないのでやっぱりウールを選びました。汚れが目立たないように変わり色の毛糸です。お腹の傷跡を見た後でしたので、胸当ての部分をより大きく長く編みました。首回りも長めに編みました。 

 5日ぶりのお散歩です。お散歩に行けない時はちゃんとトイレを教えてくれたので、庭で排泄できました。余程お外が嬉しいのか、飛ぶように歩きます。 

 お腹をすっぽりと包み込むこのベストなら暖かだと思います。抜糸まで後5日、順調な術後を送っています。

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