晴、15度、72%
気温が下がり始めました。球根の植え期です。まだ暑さが強かった頃から球根を買い始めました。冷蔵庫の野菜室で寝かせます。初夏に掘り上げた「チューリップ」や「フィリチラリア」は半年間、デッキ横にぶら下げて置きました。まだしっかりと硬い球根です。球根を並べて、さあ、来春の楽しみです。
帰国した年の秋、90個の「チューリップ」を植えました。まだ60歳になったばっかりだったのに、腰に負担がありました。翌年、便利な「球根穴掘り」を求めました。スピードアップ、腰にも負担がありません。 ぐっと土に差し込んで抜くと穴ができてます。そこへ球根をポイと上から土を被せます。7年目、少し手慣れて来ました。
今年は新しい「チューリップ」の球根50個求めました。先日は友人から珍しい「チューリップ」の球根をいただきました。去年の球根と合わせると100個は植えることになります。それに「原種チューリップ」の球根も取り寄せました。「チューリップ」だけでなく「アネモネ」や「フィリチラリア」も植えました。空が明るくなってすぐ庭に飛び出して作業開始です。
咲いた時を想像しながら植えるのは庭仕事の楽しみです。掘り上げた「チューリップ」があの猛暑の中放って置いたのにどれもしっかりとした球根でしかも根が出始めています。命のリレーです。粗末にせず全部植えました。
ついでに種も蒔きました。「ポピー」「ニゲラ」「クリスマスローズ」友人がくださった「タチアオイ」。「アネモネ」の球根を上下間違わずに植えました。お昼前、思い立って園芸店に行きました。まだ欲しいものがあります。久しぶりの園芸店、今から庭を飾る色とりどりの「花苗」が並び始めています。もうワクワク。あれも欲しい、これも欲しい。しかも3軒も園芸店を回りました。買い物はせずに帰宅しました。庭の春先の様子を今一度想像して、買い足すものを決めます。
秋の庭仕事は冬を越して春を迎えるその気持ちの表れです。土に触れる、青空を見上げる、ミミズにご挨拶。生きてることの喜びです。