チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

ベトナムのピッコロワイン

2013年06月24日 | 

雨、25度、90%  

 今日の題からすると、私のことをご存知の方はワインの話かと思われるでしょう。いえ、ベトナムからのトルコキキョウの話です。

 香港、随分と暑くなってきました。暑い最中、切り花を持ち運ぶのはかわいいそうです。そこでいつもよりずっと早めに、九龍サイドの花市に向かいました。花の入った大きな箱がトラックから積み下ろされる様子は見ていても楽しく、女の人でもその箱を担ぎます。声こそ発しませんが、相手は生き物ですから、花市の人たち真剣に荷解きをします。邪魔にならないように遠巻きに見ていますが、仕分けして行く手順の良さは、気持ちいいものです。

 手がかかる高級なチューリップなどは箱のまま店の奥に運ばれます。丈が60センチ程の大きな花の束は、花ごとにポリバケツに分けられます。箱を開けた人が、2束だけ別のポリバケツに入れました。その他は全部カーネーションです。2束が気になってのぞきに行きました。トルコキキョウです。ニュアンスのある珍しい色です。 しかも、丈はやや短め40センチぐらいでしょうか。つかさず、箱の表書きを見ると、ベトナムから来たものです。早速、つぼみの多い一束を抱えました。私のように目ざとい方にとられては困ります。

 トルコキキョウも紫、白のオーソドックスなものからピンクにクリームと沢山の色があります。このピッコロワイン、シックでいて華やかさがある色です。

 中国昆明からのトルコキキョウも、沢山荷下ろしされています。同じ色があるかと見て回りましたが、この色は、ベトナムからの2束だけでした。

 ピッコロシリーズ、他にもまだたくさんの色があります。ピッコロという名の人が、開発しているトルコキキョウでしょう。 咲き始めの色はそれこそワインレッドです。ところが後から開くつぼみは、だんだんと色を薄くして行きます。

 大きな壷にドンと投げ入れたピッコロワインの数はなんと30本です。30本もの花束を抱いて歩くのは、なんとも贅沢な気持ちにしてくれます。

コメント
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