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焼き鳥屋で「ネギマ」を頼むと鶏肉とネギが交互に串刺しされたものが出てきます。その「ネギマ」を見て「ネギマ」ってこんな食べ物だったっけ?と一瞬心に浮かぶのですが食べることに一生懸命ですぐに忘れます。
昨日まぐろとねぎを串に刺していました。「あれ?ねぎまの(ま)はマグロの(ま)じゃないかな?」焼き鳥の「ネギマ」のマは「間」のマとずっと思っていました。それで納得していました。昔、講談か小噺で「ねぎとまぐろ」を煮て食べる話がかすかに記憶にあります。そうだ!「ねぎま」はまぐろとねぎの食べ物なんだ!調べてみるとやはり「まぐろ」と「ねぎ」の鍋が名前の由来です。長年時折、頭に浮かぶ疑問が一挙に解決しました。
串焼きではなく、まぐろとねぎを一緒に煮る食べ物が「ねぎま」です。 焼いても同じようなものと思い串のまぐろを食べました。お刺身の生のまぐろも美味しいけど焼いたマグロの肉は溶けるように旨みが口いっぱいに広がります。ハラミに近い部分でも臭くありません。
「鴨肉とねぎ」もいい相性と言われます。「鴨肉」も脂身の多い、ねぎはその脂を吸ってねぎ本来の甘みに深さが増します。日本人が食べ続けてきた相性のいい食べ物、よく考えられています。
焼き鳥屋の「ネギマ」は好きな食べ物から外せない一品に変わりありません。一日経った今も家のどこからかに「まぐろ」の焼いたにおいが残っています。私にはとてもいいにおいです。まぐろのおいしさに目覚めたのは、帰国してこの8年のこと、もっと早く気づけばよかった。
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