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チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

香港の春の花

2025年03月23日 | 香港

晴、15度、75%

 香港は日本より南に位置します。香港から帰った翌日、ご近所の方に「香港って北ですか?」と尋ねられました。小さな土地ですのでご存じない方もいるのでしょう。亜熱帯気候、年間を通して気温、湿度ともに高く、厚手のコートを羽織る日は数日です。自然にある木々や鳥たちは日本のそれとは違います。紅葉はほとんど見られません。

 在住の日本人たちが「香港桜」と呼ぶ花があります。4月には香港島の北の斜面に薄ピンクの花が煙るように咲きます。その色と咲く季節から日本人は「桜」を思ってそう呼んでいるのでしょう。 まだまばらに咲いている「香港桜」は「ブーへニア」というのが正式な名前です。そしてこの花は香港の「国の花」です。香りはありません。

 「ブーへニア」を見上げていると、ふっと鼻先を甘い香りが掠めました。 「銀木犀」です。金ではなく銀、花色は白です。香港のこの「銀木犀」は日当たりのいい場所なら真夏を除いて年中咲きます。「金木犀」ほど香りが重くありません。ふっと一瞬香るとそれっきり。花もポツポツと枝につきます。

 高いところに真っ赤な花が見えています。「カエンボク」、火の炎のように見えるからこの名前です。 洋名は「チューリップツリー」。チューリップを大きくしたような花です。

 中高木の木に垂れるように咲いている赤い花は「ボトルブッシュ」と呼ばれるものです。見出し写真がその花です。「ブラシの木」と呼ばれます。よくご覧ください。ボトルを洗うブラシにそっくりな形です。

 真っ赤な花をこの時期に咲かせる木がもう一つ、「コットンツリー」です。高木で大きな赤い花、4月になると花が丸のまま落ちて、踏むとバナナの皮より滑ります。そして5月には綿毛を飛ばします。白い綿毛が香港島の「コットンツリードライブ」の坂道を上る時舞い降りてきます。少し、時期が早いのか空港に向かう道で数本咲いているのが見えました。 この写真は「コットンツリーの花」で検索したら出てきた私の2014年3月31日に書いたブログの写真です。

 真っ赤な大きな遠目にも目立つ花が咲く、亜熱帯ならではの景色です。「ミモザ」の花の時期は過ぎたのでしょうか?車に乗っていても花を探して落ち着かない私でした。

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「飲茶」香港

2025年03月22日 | 香港

晴、11度、74%

 8年前の帰国から「パンデミック」の期間を外せば一年に一度は香港に帰っています。なのに「飲茶」の行ったのは今回が初めて。もちろん30年の居住中はカフェ感覚の「飲茶」でした。「飲茶」は香港の日常です。

 向かったレストランはセントラルの古くからの建物の中にある老舗です。 階下からでもこのレストランのざわめきが聞こえます。香港人は声が大きい上に賑やかに円卓を囲んで食事をします。長い中華箸の触れ合う音も天井の高いレストランに響きます。懐かしい音、匂い。午前中の大きな用事が終わった安堵感、この匂い、音で体が急に目覚めました。

 トロリーに乗せて料理を運ぶタイプのレストランです。 もっと古いタイプは日本の「駅弁売り」のように首からトレーを下げてレストランを回っていました。一番新しいタイプは、メニューから注文します。トロリーが回ってくるまでテーブルに座っていてはお目当てのものは手に入りません。注文票を片手にトロリーを追いかけて自分でテーブルに運びました。

  何はなくても「蝦焼売」この3品は浮き粉から作る透明な皮「水晶餃」と呼ばれるものです。透けて見える中身が華やかです。 黄色い皮の「蟹子焼売」椎茸の香りと「蟹子」のプツプツ感がたまりません。 大きな「干し貝柱」がころんと入っているおおきな水餃子、このスープは絶品です。煮るのではなく蒸して作るスープの美味しさを堪能します。 「蓮粽」品よく作られた粽、蓮の葉の優しい香りが嬉しい一品です。餅米でなくお米の粽でした。 見た目は雑な一皿、「腸粉」です。レストランの「飲茶」の「腸粉」は緩めにエビやチャーシューを巻いているものが一般的です。この太めの棒状タイプはストリートフード、つまり屋台などで売っている「腸粉」です。学生が学校帰りにつまんでいる「腸粉」。早朝、会社に向かう人たちの朝ごはんです。このレストラン、わざとこれを出しているのだと思います。茶色に染まっているのは甘めの醤油味。そこにレストランらしさを添えたのがまぶされている「XO醬」これで一気に高級「腸粉」に変身。 「焼売」といえば豚肉を思うのですが、うずらの卵を一つころんと包んだ「鶏肉焼売」です。ご覧のように蒸し物が「飲茶」の主体です。

 「エッグタルト」や揚げ菓子のスイーツのトロリー。 もうお腹いっぱいで手が出ません。

 香港は安いストリートフードも美味しい。もちろん高級なレストランは美味しい。「食べる」ことが好き、事欠かない香港です。

 ビクトリア湾を見渡す眺め、どのテーブルも真っ白なクロスがかかっています。大きなシャンデリアも雰囲気があります。主人と二人の楽しい「飲茶」でした。

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今日から香港に帰ってきます。

2025年03月18日 | 香港

晴、3度、69%

 昨日はたくさんのお祝いの言葉や品物、ありがとうございました。こんな年齢になっても、自分の誕生日を嬉しく思います。一年に一度っきりの日です。頂戴した品を食べたり、今日からの香港に持ち帰るものにを集めるので一日が過ぎました。

 ココがいますので、いつものように2泊3日の香港です。主人に会うのは一月半ぶり、持ち帰るものの準備はこの二週間かけました。「クロワッサン」「クッキー」を焼き、日々焼く「バゲット」を主人用に取り分けて冷凍しました。主人は健康を気遣いながら、自分で食べるものは自分で調えています。若い頃には考えられなかったことです。お付き合いでの外食も制限しています。自分の会社を香港と深圳に持っているので、社員の方たちのことを考え、健康を大切にしています。コロナ以来ゴルフには行かなくなりました。もともと山岳部ですので、香港の山歩きを楽しんでいます。高い山ではありませんが、毎週必ず出かけます。その時のお供が私が焼いた「クッキー」です。47年目の結婚記念日を今月7日に迎えました。よくもまあ、こんなわがまま、自己中心的な私に我慢してくださっているものです。

 荷物の準備をしていると、ココはトランクが出てきたのでおそらく私の旅行を感じています。ココはいつもお世話になる「動物病院」に預かっていただきます。ただ、ココの様子が今ひとつです。寂しげで昨晩は寒いのに布団に入らず、ベットの上を行き来して寝付けなかった様子です。こうしてキーを打つ私の横で荷物の脇に座っています。 

 見出し写真は昨日頂戴した「野菜のブーケ」です。新鮮なお野菜、綺麗なブーケを解くのは勇気が入りましたが、主人と食べようと袋に入れ替えました。「平飼い」の卵もたくさんいただきました。新鮮なうちに主人に届けます。

 ココが心配です。今年9歳になります。モモを亡くした後、ずっと私の支えになってくれました。やっと今いつもの場所で寝息を立てています。私がいつものことをしているので安心なのでしょう。皆さんのご厚意も一緒に香港に飛びます。ありがとうございます。

 主人の家のネット環境が私の機器と相性が良くないので、3日ほどブログのアップはおやすみします。

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13年前の香港の写真

2025年01月16日 | 香港

曇、2度、60%

 Facebookが以前ポストした記事や写真を送ってくれることがあります。先日は13年前の香港の写真でした。目に飛び込んだのは「蒸し卵」、日付が一月十二日ですから香港でも寒い季節です。寒くなると「焼き栗」や「蒸し卵」のリヤカーが出ます。これは「元朗」という中国深圳との境に近い田舎町です。まだベットタウンになる前の寂しい田舎町の頃の写真です。

 香港の田舎、昔は本当に田舎でした。高層ビルはなく昼間は年寄りばかりが住む街になります。「元朗」「粉嶺」「大哺」今はどこも香港島なみの高層ビルが立ち市場よりも大型商業施設での買い物が主流です。田舎の市場には大きな犬が歩いていたり、この写真のように猫の姿を見るのは当たり前でした。私はキャプションに「暖かい場所をよくご存知です。」と書いています。「蒸し卵」の下はコンロでその横には猫が昼寝中です。猫の頭の方に「大根餅」が売られています。おそらく旧正月前の時期だったのでしょう。写真から「蒸し卵」の匂いが伝わります。写真からこの市場のざわざわが伝わります。2012年ですから「iPhone」で撮った写真です。香港に渡った当初40年ほど前は一眼レフを持って出掛けていました。香港の田舎町、香港島からバスで行きました。今は電車がくまなく走っています。香港中心地は一時的居住者、仕事で赴任してきている人の多い街です。田舎はその土地に足をつけて生きている人を見ることができました。そしてその両方が香港です。

 主人がつい二日前、香港セントラルの写真を送ってくれました。市場ではありませんが足繁く通った「プリンスビルディング」の「オリバース」や「パンハンドラー」「ベットアンドバス」の写真です。市場とは違い香港でもハイエンドな店の写真です。懐かしさで胸いっぱいになりました。市場の片隅、屋台の食べ物ばかりか高級食材店に並ぶ各国のチーズにも香港らしさを感じます。混沌と入り混じる、その全てが香港です。30年住んだ土地はしっかりと私の中に今も生きてます。「昔の私の地元!」と主人にメッセージを送りました。主人の返事は「今も僕がいるから、真奈さんの地元だよ。」一枚の写真が仄かな温かさを運んで来てくれました。

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香港滞在時間44時間

2024年09月22日 | 香港

雨、24度、85%

 香港滞在時間44時間、慌ただしい時間でした。やるべきことは終えて一安心。今回香港に着いた時から足腰がとてもだるく、飛行機に長く乗ったからかと心配していました。2日目もやはり足が重たい、昼ご飯の後、主人と別れて街を回るのも億劫、結局家に戻り本を読んで過ごしました。買いたいものもありません。優しい雨が降っている午後、ゆっくりと家で過ごすのは旅人にはできないことです。44時間、新しいもの、心が踊るものを見ることができました。

 以前住んでいた家から15分も歩いたところのマーケットでは、相変わらず見事な品揃えです。 ぐるりとコーナーを飾るショーケースは量り売りのチーズです。個装されているチーズは別に冷蔵庫があります。 バターだけでこの種類の豊富さ。毎朝市場に通いその足でこのスーパーに来ることもありました。食材を求めるには事欠かない香港です。セントラルだけではなく新興住宅街のマーケットもいい品揃えです。香港に帰りたいのはこれも理由の一つ。

 珍しい「ミニチュアハスキー」に会いました。 私初めてです。連れていたのはフィリッピン人のお手伝いさんですが、「珍しい種類ね。」と声をかけました。普通のハスキーの3分に1ほど、もし目がシルバーブルーでなかったら、ハスキーだとは気付かなかったかもしれません。こんな新しいもの好きなのも香港です。日本では入手困難だそうです。

 少し歩いて「ランドマーク」に行くと、お掃除ロボットと遭遇。私を察知して止まります。洒落たロボットでした。足が限界でセントラルを離れて家に向かいました。

 53階建ての29階が主人のフラットです。窓を開けて香港の雨の匂いを嗅ぎながら、香港の街の変わって来た様を思い返します。ふた晩ともお夕飯はお家でした。美味しいものをと幾度も主人が誘ってくれるのですが、お家でゆっくり過ごさせてもらいました。お外ご飯は「ワンタン麺」だけ。香港を地元と思えるからこその贅沢です。主人に何かと甘えました。いつものことですが、「ありがとう」。また帰るからね。

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BACHA COFFEE 香港

2024年09月21日 | 香港

曇、30度、71%

 香港に帰ると、世界で話題になり始めた店が開店しているのを見つけます。日本でもまだ店舗展開がない店です。新しいものが日本より一足先にやって来ます。「TWG」の紅茶などもそうでした。セントラルにある「IFC」ビルに新しいコーヒー豆を売る店を見つけました。40年近く前、「カフェ」、コーヒーを専門に飲ませる店などなかった香港です。コーヒー豆を売る店、焙煎する店、もちろん「カフェ」もたくさんできました。驚きです。

 「BACHA COFFEE」モロッコに本店を置く世界中のコーヒー豆を集めた店です。金ピカの派手な店づくり、店内ではコーヒーを飲むスペースはありません。種類の多さに目を見張ります。 

  今回はこの2種類を求めました。黒い方は主人がひと足先に買っておいてくれたコーヒーです。この店を主人が選んだのは、缶です。お分かりと思いますが、「缶好き」な私のためです。豆もありますが、挽いたものを買って来ました。 昨日も福岡37度近い気温です。アイスコーヒー用のセレクトボタンを持つ我が家のマシーンに入れてもらいます。 粉を挽く手間がないのは楽だわ。ピンクの缶は「ELEFANT QUEEN」という名前、アフリカとアメリカのコーヒー豆をミックスしたものです。黒い缶は「BLACK MOON 」、南アメリカのコーヒー豆です。アイスですのでストロングなピンクを選びました。 優しい香りです。挽きたてのピーナッツの香りと書いてあります?酸味がやや勝っている渋みの少ないコーヒーです。アイスよりホットの方が美味しいでしょうね。

「BACHA COFFEE」も日本に登場するはずです。ネットではすでに販売されています。豆タイプ、個装のドリップタイプなどチョイスは様々です。

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ワンタン麺 「麥奀雲吞麵世家」

2024年09月20日 | 香港

晴、30度、68%

 「帰ってきたらで何が食べたい?」と香港に戻る前には必ず主人が尋ねてくれます。主人の頭の中では「あわび」「ダック、アヒルのロースト」「フカヒレ」と思い浮かべてくれています。確かにどれも私の好物に違いありません。でも、心底食べたいのは「ワンタン麺」「お粥」です。

 「ワンタン麺」のおすすめのお店は香港中それぞれの贔屓があるので、「ここ!」とは言えません。どの店も開店前に「ワンタン包み」をしています。大きなボールにコロコロのエビと豚肉を積んで手際よくワンタンに包みます。このワンタンの中身も店によって配合、味が変わります。包んだ「ワンタン」だけを「一打」つまり1ダース12個売ってもらい、家で湯掻いて食べることもしばしばありました。エビが多い店、豚肉がいっぱいの大きなワンタンの店。麺なしでも美味しい「ワンタン」です。

 お昼ご飯は滞在中、中一日だけ、セントラルの銀行の用事を済ませると「ワンタン麺」を目指します。長年住んだ地元です。どこに行けば食べられるか足が自然に動きます。よく行った店にはすでに長蛇の列ができていました。韓国人観光客です。ガイドブックを手にトランクまで引っ張っています。ここ福岡でも韓国人観光客は「うまい、安い」とガイドブックに書かれた店では並んでいます。対面にも古くからの店があるので入りました。「麥奀雲吞麵世家」です。

 お昼時、地元の人もたくさん。丸いテーブルに背もたれなしの椅子はどこも同じです。「鮮蝦雲呑麺」2椀。この店は麺が上に乗って出てきます。麺をひっくり返すと、ワンタン登場。 スープを啜るとエビの香りと「大地魚」の出汁が唸るほど美味しい。このスープが熱々でない店はいただけません。思い出しただけで元気になるスープ、麺は細め腰のあるワンタン用の麺です。ちょっと心を整えて「ワンタン」を頬ばりました。「??」2個目、美味しさの秘密がわかりました。この店はエビ丸々一匹だけ、豚肉なしの「ワンタン」でした。麺の下の「ワンタン」と一緒に「黄色いニラ」が添えられています。ネギとは違い柔らかな味です。スープ、麺、ワンタン3拍子揃った美味しさに、心から満足。

 「ワンタン麺」のお値段もずいぶん上がっています。そこでハタと思いつき、韓国人が並んでいた店の値段を調べました。この店は大きな豚肉で膨らませた「ワンタン」が売りです。ところが値段は「麥奀雲吞麵世家」より10ドル安い、韓国人が並ぶ理由を納得しました。

 美しい夕日を見て、大事な仕事を終えて、「ワンタン麺」を食べて、私は興奮気味でした。

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香港の夕日

2024年09月19日 | 香港

晴、30度、74%

 いつもことですが、香港での滞在時間は短く、事務的なことを片付けるために割かれます。でもこの土地の匂い、多国籍の人の話し声、慌ただしい人の動きに心が落ち着きます。高いビル、新興の住宅地、目まぐるしい速さで変化します。中国へのアクセスも以前に比べて楽になったと、深圳にも事務所がある主人は恩恵に預かっています。

 香港での短い時間、息を抜く時間が今回は何回かありました。「夕日」です。「中秋節」を目前に街は飾り付けされ、行く人の手には贈り物の「月餅」の袋が握られています。そんな夕刻のひと時、西の空に大きく「夕日」が見えました。

 住んでいた頃は「夕日」を見たくなると、香港島の西の「ビクトリアロード」に車を走らせたことを思い出します。「マカオ」に向かう船が航跡を残しながら西に向かうのを見ながら、大きな「夕日」を見ました。モモとの夕方の散歩では香港大学の一番高い場所から「夕日」を眺めました。「夕日」はその時々の私の心を鎮めてくれたように思います。

 今回の「夕日」は大きな仕事を控えて少なからず不安だった私に「うまく行くよ。」と励ましてくれました。 香港国際空港に着陸する飛行機が映り込んでいます。雨が降ったりの雲の多い日が続いていたのに、香港が私にくれたプレゼントです。

 翌日、終わらせるべき用事は無事に片付きました。主人に話します。「戻って来たいよ、香港に。」

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香港 雑感

2024年03月23日 | 香港

小雨、16度、75%

 たった二日間の香港でした。6年ぶりの国際線でした。用事が用事でしたから緊張していました。気持ちの上では主人がまだ住んでる街ですから遠くには感じません。些細な変化に香港らしさを感じます。

 何年ぶりでしょう?機内食をいただきました。 驚きは、スプーンやフォークが昔の金属製に戻っています。プラスチックの使い捨てを防ぐ取り組みです。やっぱり金属のものがいいと思います。キャセイらしい「ハーゲンダッツ」のミニ、 市販されていないこのサイズは食後のお楽しみです。

 今回の行動範囲はセントラルと空港だけです。デザイン的、機能的に優れたものをいくつか見つけました。 空港のトイレの手洗いです。普通は洗面ボールですが、すっきりとしたデザインに目を見張ります。 スマホの充電ブース、ケーブルの差し込み口が2つ、最近の小型の差し込み口もあります。羽田ですらまだ一つです。

  スーパーマーケットに行く時間がありませんでした。途中通りかかった野菜屋さん、福岡では4種類もの「マッシュルーム」を売ってる店などありません。

 主人が用意してくれていた「ギリシャヨーグルト」 値段を聞くと日本の高いものと同じくらいです。2種類用意してくれていました。 輸入物ですが、濃厚なヨーグルトに満足しました。日本のメーカーものは薄いと感じます。

 6年ぶりに引っ張り出して来たトランク、 東京に行く時はいつも大きなバックです。行きは主人の会社のスタッフや主人への土産が入っていましたが、帰りは、どうしても欲しかった「陳皮」だけです。 カラコロと軽快に引っ張りました。

 香港は刺激のある街です。イギリス人がいた頃、返還後、昨今の中国化、どんな時代も香港は前に進んでいるように思います。青空にキャセイの飛行機の尾翼が並ぶ景色、世界に向けて飛び立つ飛行機です。短い滞在でした。思いはぐるぐるとまだ回っています。

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6年ぶりの香港

2024年03月20日 | 香港
晴、23度、39%

 一昨日、6年ぶりに香港に戻りました。暗くなってからの到着でした。昨日は今回の一番の目的の銀行の用事に半日取られました。この用事のために帰ってきました。主人に家のWi-Fiに接続できず、ブログのアップばかりか、メールのお返事もこの2日出来ずにいました。福岡に戻るために空港に来てスマホを開けると、私の健康をご心配してのメッセージが入っています。ありがとうございます。

 銀行の用事は主人の助けもあって無事終わりました。あと一つ、香港を離れて以来、出来ずにいたこと、思い出が多すぎていけなかった場所に行くことが出来ました。私にとって一歩前進です。

 パンデミックの影響は銀行口座ばかりでなくさまざまありました。香港の政情を鑑みて、街の変化も心配でした。ところが、香港、以前以上に元気です。なんでだろう?香港人のパワーに違いありません。街が前に歩んでいます。相変わらずの活気です。

 沢山の言語が飛び交う街を歩けば長かった30年のこの地での生活が蘇ります。
 明日からこの短い香港滞在のことを書かせてもらいます。
 香港から教えられたこと、貰った温かさその思いが胸いっぱいに、今から飛行機に乗り込みます。
 ありがとう、香港。
 ありがとう、あなた。
 もうすぐ迎えに行くよ、ココ!
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