チクチク テクテク 初めて日本に来たパグと30年ぶりに日本に帰ってきた私

大好きな刺繍と大好きなパグ
香港生活を30年で切り上げて、日本に戻りました。
モモさん初めての日本です。

汕頭のハンカチ

2023年10月31日 05時03分49秒 | 身の回りのもの

晴、12度、72%

 自分で買ったハンカチ、頂き物のハンカチ、タンスにはたくさんのハンカチがあります。大判のハンカチで食器を包んでしまうこともあります。小ぶりなハンカチは埃除けに被せることもあります。ハンカチって使い道色々です。もちろんバックにはお気に入りが入っています。ハンカチの整理も時折、くたびれたハンカチでも好きなものは捨てることができません。

 大切なハンカチ数枚あります。フランスやポルトガルのお土産のハンカチ、地元の人の手刺繍のハンカチです。一枚一枚に人の手の温もりが感じられます。刺繍のハンカチは出番は少なくても大事なハンカチです。冠婚葬祭でバックに入れるのは「中国の「汕頭のハンカチ」です。 これも手刺繍のもの、細かさやその質感、色艶が手刺繍のハンカチの中でも際立っています。なぜだろうと他の国のハンカチと並べてみました。白糸刺繍ですが、糸自体がアイボリーに見えます。真っ白でないところが重厚さを醸し出していて、仏事にも使える所以かもしれません。

 「汕頭のハンカチ」は今はこの一枚だけがタンスに入っています。香港在住中はたくさんの方にお土産で買い求めました。お店のおじさんからいい品の見分け方も教えてもらいました。いいものは普通のハンカチのお値段ではありません。この自分用に求めた「汕頭のハンカチ」はそうして選んだ一枚です。もう40年、大事な時の一枚です。どんなハンカチが来てもこの「汕頭のハンカチ」に勝るものはありません。

 出番は少なくても、頼り甲斐のある「汕頭のハンカチ」です。

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コーヒーテーブルブック

2023年10月30日 04時58分30秒 | 日々のこと

晴、12度、75%

 座敷のテーブルの上にはいつも本が並べられていたり重ねて置いてあります。この座卓は香港でも使っていました。本を置くようになったのは30年ほど前からでしょうか?本と言っても読んでいる本ではなく、大型の絵画集などお客様が椅子に座って手に取れるような本です。海外のグラビア雑誌などでそう言う風景を見て、私が真似し始めたのだと思います。気ままに家にある画集などを並べます。こう言う本を「コーヒーテーブルブック」と言うのだそうです。

 今月は取り止めのない2冊です。「パリ」を特集した厚い本、もう一冊は日本の焼き物の「図録」です。 掃除の途中、パラパラとめくったり、時間があるときはソファーに寝っ転がり読んだりします。毎月この「コーヒーテーブルブック」を替えます。さて、来月は何を並べようかな?と大型の本の扉を開けます。建築の本、美術関係の本、テーブルの上に載っている本ですから出来るだけ明るい表紙のものがいい。私がその時その時、興味あるものを置いておくと知識の補給地にもなります。飾りのようですが実質的な意味合いもある「コーヒーテーブルブック」です。この本を1冊、2冊選ぶ時間、本同士の組み合わせを考える時間がまた楽しみの一つです。

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ペルシャ絨毯の小さなバック

2023年10月29日 04時57分53秒 | 身の回りのもの

晴、15度、72%

 お店のウィンドーに飾ってあるバック類に目が行きます。袋物、皮のバック、目につくと手に取ってみます。女の人は袋物が好きだと言いますが私もその典型です。好きなのは大きなバックか小さなバック、布物なら柄がポイントです。

 まだ暑い盛り八月ごろでした。見つけたのは小ぶりなコロンしたバックです。白地に黒とピンクの柄、私の冬服に映える色合いです。大きなバックはなんでも入るので躊躇しませんが、これほど小さいと最小限のものが入るか確かめます。お店の人に頼んで、お財布、スマホ、小さく畳んだ買い物袋が入るか確かめました。ぺたんこより物が入ると膨らんで可愛い形になりました。「ペルシャ絨毯の生地だそうです。」とお姉さん。小さいので迷わずに買えるお値段でした。

 数ヶ月、箪笥の中で寝ていました。私の服装は少し重たくなりました。もう夏の服装ではありません。昨日、小さなペルシャ絨毯のバックを初めて持って外に出かけました。2本の持ち手は交差して使うこともできます。二面の柄は対称ではありません。すべすべした感触が気持ち良い。 家に帰ってバックの中の小さな布を見たら、シルク100%です。「そうよね、ペルシャ絨毯だもの。」とすべすべを納得しました。

 好きなバックは何十年と使います。大事なバックの一つになりそうです。もしこの柄のペルシャ絨毯を見つけたら、絨毯でも欲しくなる程「色」「柄」が私の好みです。大きなバックの中に「バックインバック」としても使えそうです。

 

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ボディーシャンプー

2023年10月28日 04時58分18秒 | 身の回りのもの

雨、17度、81%

 お風呂ではずっと石鹸を使って来ました。孫娘が我が家に来て、一人でお風呂に入りました。出てくると、石鹸では泡が立たないと言います。すぐに「ボディソープ」を買いました。泡がよく立ちます。滑らかな綺麗な泡です。

 長く海外に住みました。旅でヨーロッパなどを訪れることもありました。「石鹸」の類は国によって特徴があります。歯磨き粉から洗濯石鹸まで、こうとは言い切れないのですが、「あっ!日本の匂い!」「あっ、中国の匂い!」と思います。メーカーによって差はありますが、国によって特徴があります。日本を長く離れていると、日本の「石鹸」の匂いを懐かしく思いました。

 孫娘のおかげで私は「ボディソープ」に転向しました。泡は立ちますし滑らかで気持ちがいい。甘い匂いが強いせいか飽きて来ました。でもドラッグストアーの「ボディソープ」の棚には日本製しか並んでいません。たまたま量販店で、マレーシア産の「ボディシャンプー」を見つけました。ヤギのミルクから作ったものです。容量が大きく、使い出がありそうなので買いました。使い始めて気付きます。「匂いが違うなぁ。」ミルクの匂いではありません。合成の匂いは強くもなくただ生暖かな匂いです。悪くありません。ところが泡立ちが日本製に比べると数段落ちます。倍量使ってやっと泡立ちます。その泡は小さく、艶のないものです。成分の違いもあります。国民の好みの違いもあります。このヤギミルクの「ボディシャンプー」は捉え所のないホンワリしたソープです。

 ヤギの絵のついたボトルを見ながら、小さな泡に包まれて湯船に浸かっていると、訪れた東南アジアを思い出します。匂いが連れて行ってくれる記憶です。たまに日本製以外を使うのも、改めて日本製の良さがわかります。でも1、1リットルのこの大きさ、なんともおおらかです。

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アジフライが好き

2023年10月27日 04時58分07秒 | 昨日のお昼ご飯

晴、17度、85%

 揚げ物の中では「アジフライ」が一番好きです。「海老の天ぷら」でもありません「唐揚げ」でもありません「とんかつ」でもありません。「アジフライ」が一番好きです。その「アジフライ」が全国でブームだと聞きます。日本中どこの海でも獲れるアジです。郵便物を出しに行ったコンビニのレジ横に唐揚げと並んで「アジフライ」がありました。人気の程が伺えます。「アジフライ」をメインにするレストランもあるそうです。大きさが売り物だそうです。

 魚屋さんで大きなアジを見つけました。全長30センチ以上、丸々したのを1匹選びました。家に帰って早速開きます。頭おろして、お腹を出して開いたら、大きかったアジが小さく見えました。内心寂しい。軽く塩をして衣をつけて熱々の油にジュワッと入れました。上身がふっくらしていい色に上がりました。

 熱々を頬張ります。お塩を振っても、マヨネーズ、ケチャップ、お醤油、タルタルソース、ウスターソース何をかけても美味しいアジフライです。でも私はそのままガブリ。大きいので食べ応えがあります。身がしっかり厚い分、ジューシーです。パサパサしていません。尻尾にはわざと衣をつけません。素揚げ状態の尻尾を齧ると骨分の旨みです。これが好きで。フライにはキャベツの千切りが一緒に盛り付けられます。キャベツの湿気がフライのバリッと感を損なうので別盛りがいいなぁ。

 ソースの類をかけないので、付け合わせはお酢を効かせた「コールスロ」と昨日の「ピカリリ」です。大きなアジはアジの持つ甘みに欠けますが、「食べた!」って言う満足感があります。美味しかった。

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ピカリリ (イギリスのピクルス)

2023年10月26日 04時57分26秒 | 庭仕事

晴、14度、82%

 40年近く前渡った香港は当時はイギリスの統治下でした。英国人居住者も多く、近くのスーパーにもイギリスからの瓶詰め、缶詰、調味料が並んでいました。黄色い液体の入った瓶詰め、野菜が入っているのでピクルスとはわかりますが、ピクルス液は綺麗な黄色です。色に惹かれて買ってすぐに食べてみました。それが「ピカリリ」。

 先日から読んでいる本はイギリス人女性作家の本です。ピクニックに出かけるところを読んでいると「ピカリリ」が出てきました。自家製の「ピカリリ」を荷物に入れています。懐かしく、昔食べた「ピカリリ」の味と香りが戻ってきました。長く住んだ香港は1997年、中国に返還されて以降、イギリス人は減り、近くのスーパーに「ピカリリ」消えました。高級食材店では売っていましたが、長く食べてない「ピカリリ」です。

 「ピカリリ」はイギリスがインドを統治下にしていたことから作った、カレー風味のピクルスです。黄色いピクルス液はカレーの香辛料「ターメリック」です。そしてもう一つ、「イングリッシュマスタード」の黄色でもあります。鮮やかな黄色のピクルス液はトロリと粘りがあります。野菜は「カリフラワー」は必須、記憶を辿れば「ペコロス」小さな玉ねぎも入っていました。自家製「ピカリリ」を作ります。

 近くで手に入った野菜、「カリフラワー」「きゅうり」「普通の玉ねぎ」を用意しました。甘酸っぱい記憶があります。「ターメリック」と粉末の「マスタード」をたっぷり、とろみをつけるので「コーンスターチ」を入れてマリネ液を作り、一晩塩をして置いた野菜を漬けます。味が染みるようにまた一晩置きました。

 瓶の蓋を開けるとカレーと甘酸っぱい香りです。 茹でていないので、野菜は歯応えがあります。日本の米酢を使ったので酸味に角がありますが、40年前の「ピカリリ」の味です。

 小説の中ではピクニックに「ミートパイ」と一緒にお昼ご飯にしています。「ピカリリ」は付け合わせです。重めのミートパイに酸味と甘みのある「ピカリリ」、本を読みながら味を想像します。懐かしい味を再現してみました。

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足の裏の日光浴

2023年10月25日 04時55分54秒 | 日々のこと

晴、14度、77%

 夏は素足で過ごします。秋の気配でソックスを履くようになりました。一旦ソックスを履き始めると、五月ごろまでソックスは手放せなくなります。足は日の目も見ません。ぬくぬくとソックスの中です。

 デッキで秋の庭を空を空気を楽しんでいました。低い椅子に腰掛け、足は作りつけのベンチに上げています。もちろんソックスを履いていました。足を見ていてふと思いました。「足の裏って、いつも地面を向いていて空気に晒される事なんてないな!」夏、海に行くと浜辺を歩く時足の裏を意識します。足の裏があったんだと砂が気付かせてくれます。毎日、歩く走るとお世話になっている足です。お座なりに手入れもしない足です。足の裏を見ることもありません。ソックスを脱ぎました。

 その足をベンチに再び上げました。足の裏を秋の日がぽかぽかと温めてくれます。秋風が足の裏をそっと撫でてくれます。いい気持ちです。

 ベンチの下ではココも日向ぼっこで寛いでいます。 お日様を浴びて、心地よく過ごせるのは今のうちです。セーターを羽織ると途端に、デッキに出るのですら億劫になります。いつもは意識しなかった足の裏が喜んでいます。初めての足の裏の日光浴でした。

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たった2粒の落花生

2023年10月24日 05時00分30秒 | 庭仕事

晴、14度、78%

 この春、庭に「落花生」を植えました。トマトときゅうりの連作障害を避けるためひと夏空けることにしたからです。「落花生」栽培は初の試みです。種を買いました。袋を開けると殻無しの落花生が入っています。30粒蒔きました。順調に全部が発芽して、かわいい葉っぱをぐんぐん伸ばしました。思ったほどの背丈ではありませんが、この夏の暑さも乗り切りました。夏場、葉陰に小さなオレンジ色の花をつけます。気付かなければ見過ごしてしまいそうな小さな花です。いよいよ秋、地中からズルズルと「落花生」が出てくる様子を思い浮かべていました。

 収穫の目安は葉が茶枯れし始めた頃だと言うのですが、いつまで経っても緑の葉っぱは元気でした。二週間ほど前、雨の翌朝、根っこが浮いている一本をそっと引き抜きました。一粒、落花生がついていました。食べれる大きさではありませんし、殻が割れて中身が見えていました。「もう少し待とう。」葉は茶枯れしないのですが元気がなくなりました。朝の気温が下がっています。

 そこで昨日、一本一本丁寧に引き抜きました。どれも落花生がついていません。よく見ると一つに、 こんな殻らしきものを見つけました。

 約半年、水遣り、畝寄せ、気を使ったのにがっかりです。まだまだ経験不足、知識不足です。気落ちしましたが、来春、トマトきゅうりの横にもう一度「落花生」を植えようと思います。

 花と違って実のなるもの、野菜などは、育てる間食べる楽しみを想像しつつ待ちます。収穫がないと食べる楽しみまで持って行かれてしまいます。この夏は中国の葉野菜はことごとく「ナメクジ」と「ダンゴムシ」に食べられました。

 庭仕事7年目、失敗はまだまだ続きそうです。

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雑貨屋が好き

2023年10月23日 05時04分11秒 | 自分ごと

晴、15度、76%

 「雑貨屋」がこの歳、66歳の今も好きです。中学の頃からですから長いこと好きです。中学までは「雑貨屋」などは存在していませんでした。小学の頃は「文房具屋」が好きでした。中学の時、東京数寄屋橋に「ソニープラザ」ができました。15歳の時「ソニープラザ」に連れて行ってもらった時の嬉しかったこと!日本のものではなく輸入物を集めたお店でした。

 あの頃の「ソニープラザ」ほどの魅力はありませんが、どんな小さな「雑貨屋」でも見ると必ず入ります。身につける小さなもの、台所道具、ファンシーな小物たち。 キャラクターグッズは「スヌーピー」をソニープラザで初めて見ました。レターセットや定期入れ、アメリカ製でした。お小遣いで買いました。

 いい加減興味がなくなるかと思いましたが、通い詰める店は流石にありません。それでもショピングモールなどに行くとつい足が向かいます。 目的はありません。もうここ数年は「雑貨屋」で買い物はしてません。ただ見るだけで満足です。 「こんなものが流行ってるのね。」と流行を教えてもらいます。 キャラクターの名前も知らないものばかりです。それでも「雑貨屋」好きです。 犬の絵のマグカップ、「パグ」が描かれています。ちょっと迷いましたが、たった1匹。マグカップはたくさん持ってます。棚に戻しました。

 買いもしないのに真剣に商品を見ています。いつになったら「雑貨屋」好きが冷めるのでしょうか?一歩足を踏み入れる時、あの昔の「ソニープラザ」で味わったワクワク感が甦ります。

 

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こんにちは、ココです。

2023年10月22日 04時55分07秒 | ここ

晴、13度、66%

 しばらくココのこと書くのを忘れていました。と言うか、インスタグラムにはほぼ毎日写真を載せるのですが、その写真ですら変化がないような日を送っています。毎日規則正しく、朝から寝ます。7歳と3ヶ月、元気ですが、朝から寝ています。極端に気管支が短いために夏場は「町内一周」の散歩です。暑いと庭にも出ません。クーラーの効いた部屋で寝ていました。

 涼しくなったので、散歩の距離が延びました。 川淵の道、山の見える道坂道を上がってよく吠える犬がいる道、夕陽を見ながらの道、朝焼けが綺麗な道、喉の音を気遣いながら歩きます。お散歩大好きです。真冬には長い距離を歩きます。

 庭に出るのはいいのですが、これだけ気温が下がっても蚊がブンブン。 庭でゆっくりしたいのですが、一回りすると一緒に部屋に入ります。 表と北の庭はフェンスがないのでリードをつけないと入れません。私がそちらの庭に水をやりに行く時は、木戸のフェンスの下で私を待ちます。 手が出ていないとココがいるとは気付きません。 この隙間から私の様子を伺っています。黒い目が覗いています。「ココさん、開けるよ。」と声をかけ木戸を開けます。

 寒くなっても相変わらず規則正しい毎日です。ベットの上で寝る時間が長くなりました。キッチンでは私の足の上に座ります。寝る時は一緒にお布団に潜ります。好き嫌いなくよく食べて、よく寝て、病気もしません。まだ7歳ですから。

 ただ、決まりごとのように、気温が下がると「ココ座り」が始まりました。私の足元で、急にスックリとこの座り方をします。時間にして20秒ほど。急いでカメラを向けます。カメラを見つめる目は相変わらずです。そして、何かが起こったのかと言うように急に部屋や庭を駆け巡ります。まだまだ、「怪獣ココゴン」、健在です。

 

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