晴、12度、72%
自分で買ったハンカチ、頂き物のハンカチ、タンスにはたくさんのハンカチがあります。大判のハンカチで食器を包んでしまうこともあります。小ぶりなハンカチは埃除けに被せることもあります。ハンカチって使い道色々です。もちろんバックにはお気に入りが入っています。ハンカチの整理も時折、くたびれたハンカチでも好きなものは捨てることができません。
大切なハンカチ数枚あります。フランスやポルトガルのお土産のハンカチ、地元の人の手刺繍のハンカチです。一枚一枚に人の手の温もりが感じられます。刺繍のハンカチは出番は少なくても大事なハンカチです。冠婚葬祭でバックに入れるのは「中国の「汕頭のハンカチ」です。 これも手刺繍のもの、細かさやその質感、色艶が手刺繍のハンカチの中でも際立っています。なぜだろうと他の国のハンカチと並べてみました。白糸刺繍ですが、糸自体がアイボリーに見えます。真っ白でないところが重厚さを醸し出していて、仏事にも使える所以かもしれません。
「汕頭のハンカチ」は今はこの一枚だけがタンスに入っています。香港在住中はたくさんの方にお土産で買い求めました。お店のおじさんからいい品の見分け方も教えてもらいました。いいものは普通のハンカチのお値段ではありません。この自分用に求めた「汕頭のハンカチ」はそうして選んだ一枚です。もう40年、大事な時の一枚です。どんなハンカチが来てもこの「汕頭のハンカチ」に勝るものはありません。
出番は少なくても、頼り甲斐のある「汕頭のハンカチ」です。