埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

“心の中で聴く”って素晴らしい!

2009年07月12日 | ピアノランド
以前に、ピアノランド勉強会で音楽を「心の中で聴く」大切さに気付いたという話を書いた。

勉強会の感想にもこのことを書いたら、樹原先生から、
「初心にもどって、たくさんの宝の山に出逢っていますね」というメッセージもいただいた。

立派な宝の山も、素通りしてしまったら「ただの山」。
今回の勉強会では、前だけでなく横を向く余裕が出てきたから気づけた「宝の山」という気がする。


その後、レッスンをしていて、「ん~、どうしようかなぁ…」と思うときに、
“心の中で聴く”を思い出せるようになった。

実践してみて、こんなにすごいことなんだと気づいた。


中学生のAちゃん
  曲の前半の譜読みはよくできるようになって、音名もすらすら歌える。
  後半は、音は分かっているけど、すらすらとまではいかない。

  区切ったり、難しい部分だけ取り出したりして、一緒に練習したが、やればやるほど混乱している様子。

  そこで“心の中で聴く”

  心の中で音名を歌ってから、声に出して歌ってみる。

  不思議なほど、すらすらと歌えた


大人の方Bさん
  来月の本番を控えて、ちょっと焦り気味。
  レッスンでも、思うように弾けないことが多くなっている。

  Bさんとしては、1日も早く間違えずに弾けるようになりたいところだと思う。

  いくら「落ち着いて練習しましょう」と言っても、お家ではきっとそうもいかないと思ったので、
 レッスンでは、落ち着いて音楽を感じる時間をあえてたくさん取った。

  そのひとつが、“心の中で聴く”。

  譜読みの段階で、レッスンの中で私がこういう時間を持たなかったことが、Bさんを焦らせてしまった原因にもなっていると、反省

  特に、自分を追い込みやすい人ほど、“心の中で聴く”時間は大切だと感じている。


大人の方Cさん
  あまり思いやイメージなく音を出してしまうところがあるので、
 最近、プレ・ピアノランド3「かいだん」(左3つ、右3つの音を一音ずつレガートで弾く)をテクニックの課題としている。
 
  レッスンしていくうちに、クレッシェンドを感じるレガートで弾けるようになるのだけど、
 その日は、なかなかうまくいかなかった。

 そこで“心の中で聴く”。

 きれいにつなげられ、のぼるエネルギーも感じられる6つの音を心の中でイメージしてもらった。

 そしたら、今までで一番美しい6つの音になった



最近の私のレッスンカルテには、“心の中で聴く”って素晴らしい!と書かれている。

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