埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

ピアノの“先生” やめます。

2010年07月21日 | こころ
あえて、ショッキングなタイトルにしてみました


“ピアノの先生”という肩書きがあるから、

生徒たちのお手本にならなくちゃ!
教えてあげなくちゃ!
ちょっとだけ偉いんだぞ!
生徒を上手にさせなくちゃ!
しっかりしてなくちゃ!

などなど…。

そんなプレッシャーを自分に与えて、
それによって生徒たちにも悪影響を及ぼしていくことに気づきました。

それは、どうでもいいプレッシャー。
私が、“先生”であるために必要なこと。


今年の初めくらいから、
この「ピアノの先生 やめます」というフレーズが、
私に付きまとっていました。

でも、よく意味が分からなくて、
私の中の“ピアノの先生”のイメージを捨てたらいいの?なんて思って、

ピアノの先生向けの雑誌を捨ててみたり、
ピアノの先生のサポートレッスンのモニターを募集したりしていました。


でも、ハッキリつかめない状態にいました。


そして、今日、篠原みな子先生のレッスンに行って、
私自身が、子どものころからのレッスンや、
ピアノの先生になってから勉強してきたことに縛られていて、
“自分自身”を見失っていたことに気付きました。

それは、生徒たちも同じ罠にはめるということにも。


今までの先生方にも感謝していますし、
今まで勉強してきたことにも誇りを持っています。

それと、“自分自身”を見つけることは別だったのです。


そしたら、「ピアノの先生 やめます」のフレーズにつながりました。


私は“先生”でいたらいけないんだ


ピアノの“先生”をやめて、“ピアノ好き”になります。


山好きが山に登るように、
花好きがガーデニングをするように、
運動好きがジョギングするように、

ピアノ好きの私は、“ピアノ好き”な気持ちを持って、ピアノを弾きます



確定申告の職業欄に“ピアノ好き”なんて書いたら、
税務署に怪しまれて面倒なことになりそうなので
一般的な肩書きは“ピアノの先生”ですが、

気持ちの上で、ただの“ピアノ好き”として、
生徒たちと、音楽を楽しみ、ピアノを楽しむ。

私が「教える」のではなく、考える時間、感じる時間を共有する。

生徒の音楽を一緒に楽しむ。


私にとっては、それで十分な気がします

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2 コメント

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Unknown (*葉っぱ*)
2010-07-22 08:06:52
気持ちの上でも
肩書きを外すって
時に勇気のいることかも知れない。

でも、それをやってのけるまっみさん素敵過ぎ!

次にお会いしたときには
更に身軽になってるのかな?
楽しみです☆
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*葉っぱ*さんへ (まっみ)
2010-07-22 09:30:21
>気持ちの上でも
>肩書きを外すって
>時に勇気のいることかも知れない。

そうですよね。
ちょっと怖くて、肩書きにしがみついていたのかもしれません。

>でも、それをやってのけるまっみさん素敵過ぎ!

きゃっありがとうございます

余計な意識を捨てて、3キロ分痩せられたらいいのですけどね

コメント、ありがとうございます
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