埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

“手”で聴く

2015年03月29日 | ピアノを弾く
音楽も自分も丸ごと大好きになる ピアノレッスン

ピアノ教室Andnate(アンダンテ)/埼玉県熊谷市・寄居町
講師のまっみです。



4月5日(日)に行うピアノコンサート(発表会)の
講師演奏で
バッハの「フランス組曲第4番」を演奏します

バッハをピアノコンサートで演奏するのは、はじめて。


年を取って、大曲を弾けるパワーがなくなったころ、
バッハを優雅に弾けたらいいなぁと思っていたのですが、

思っていたより、ずいぶん若いうちに
バッハを弾いてみよう!という気になりました。


だけど、弾けば弾くほど、自分の粗が分かるし

仲良くなりかけたと思った次の日には、
「はじめまして」みたいになるし

ちょっと練習できなかったら、すっかり弾けなくなるし


やっぱりバッハってタダモノじゃないなって思う。



先日も、どうにもこうにも、
右手と左手がうまいこと噛み合わず
もうやだぁっていう状態で、

篠原みな子先生
のレッスンへ。


そんな私に、みな子先生が教えてくださったのは・・・


左右の手は、どちらも影響し合っている。

右手を動かしているときに、
左手もほんのちょっとだけど、一緒に動いている。


だから、
片方の手がロングトーンだったり、
休符だったりしても、

手を固めてしまったら、
反対の手も動かなくなってしまう。


両方の手が動いているときも同じで、
右手を動かしながらも、左手の動きも感じて弾くといい。



ということ。


これって人間関係でもおんなじだよね


その後、練習していると、
左右の手がお互いに影響を与え合い、受け合っていることが
あちこちで分かるようになった!



音数の多いフレーズのところで、
音数の少ない反対の手がほんのちょっとなんだけど、
待てていなかったことに気づきました!


うまいこと噛みあわなかった左右の手が、
ちゃんと噛みあうようになった


そしたら、

もうやだぁ

と思っていた練習が

うほほ!楽しい




これは、すごい!と思って、

効果のありそうな生徒たちに、
早速試してみたら、

劇的に変化した大人の方がいました



私と似たタイプの方で、

今出している音より、先の音のことが気になる
せっかちさん


部分的に弾くと落ち着いて弾けるのだけど、
通して弾くと、
気持ちが焦って、どんどんテンポが速くなる


今までも、一音一音をたっぷり感じる練習や、
メトロノームとの練習もやってきたのだけど、

ご本人に実感を持っていただけるところまで
いけていませんでした


速くなってしまう部分で、
左右の手が影響し合っていることを感じていただいたら、

それまでの、ハラハラしてしまうテンポじゃなくなった


実感があるか確認したら、
演奏の違いが分かったとのこと。


そして、

今まで、左右の手を
あっちもこっちも見て弾くことにとらわれていたけど、
そういう慌ただしい感じでなく、
落ち着いて音が聞けました。


とおっしゃいました。


その大人の方に、
ここまで実感を持っていただけたのは、
はじめて



その方のレッスンをしていて、

これは、


手で聴く


っていうことなんだと気づきました。



耳で反対の手の音をしっかり聴いていても、
手が聴いていなかったら、
0.001秒くらいの、
とっても細かい左右のズレが常に起きている、
気持ちの悪い状態なんだ


私もこの気持ち悪さが解消されたから、
楽しいと思えたのだと思います。


でもね、

私のフランス組曲、いい線いっているのだけど、
もうちょっとなのです。


もうちょっと、もうちょっと・・・



                

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