埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

埼玉　寄居町・深谷市・熊谷市　ピアノ教室Andante/アンダンテ講師のまっみ＊江黒真弓です。

「音楽は楽しい！」から「本物の音楽」へつながるピアノレッスン

はじめて作った
ピアノ教室Andanteと
音楽と人の心をつなぐピアニスト“まっみ”の
ホームページ「とっぴなおくりもの」が

残念ながら３月末でサービス終了に伴い、
閉鎖されることになってしまいました

「とっぴなおくりもの」に掲載していました

「ピアノとオトモダチになるまで・・・」を
こちらにアップしていきます。

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研究科に進んでからは、就職のことも考え始めました。

自宅でピアノ教室をしたかったけど、
そう簡単に生徒が集まる時代ではないし…、
ヤマハの講師を目指して、グレード試験を受け始めました。

ここで本格的にコードの勉強、即興演奏の勉強が始まりました。

机上の勉強はなんとかなっても、
肝心の演奏で上手に弾くことが難しく、
でも、演奏５級、指導５級は（確か）１発合格できました！

そして、先生の勧めもあって、
グループレッスンのシステム講師にもなれるように、
エレクトーンのレッスンにも通い始めました。

同じ鍵盤楽器とはいえ、
足鍵盤やボタンのたくさんついた楽器は、
ピアノとはまったく別の演奏技術と脳みそが必要でした。

でも、それがまた楽しく、
エレクトーンのグレード受験を目指してはいたのですが、
エレクトーンを弾くこと自体が大きな楽しみになっていました。

一度だけ、発表会に出たこともありました(^_-)-☆

はじめは、ときどき練習室で練習できれば…なんて考えていたのですが、
気づけば、学生のくせにローンを組んでエレクトーンを購入していたのです。

最終的には、エレクトーンのグレード受験も、システム講師への道も選ばず、
個人レッスンのピアノ講師を目指すことになるのですが、
自宅でのレッスンでは、このエレクトーンが大活躍！

ヤマハの講師を目指したことが、
私の音楽の幅を広げたことは間違いありません。

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7.音大時代　その３～ピアノとオトモダチになるまで・・・

短大を卒業後、研究科に進みました。

その研究科は専門学校扱いで、
私にはチンプンカンプンな現代社会や憲法の授業はなく(^_^;)
指導法、ＤＴＭ、２台ピアノなど、
専門的で卒業後にも役立つ授業ばかりで、
短大時代よりも充実していました。

今でも、「あのとき、あの授業を受けていてよかった」と思えることが
度々あります。

辛かったのは、電車に乗っている時間が長くなったので、
電車酔いによるめまいにくらい…(>_<)

研究科では人前で演奏する機会が増えました。

伴奏の実技試験、
２台ピアノの実技試験、
コンクールやオーディション、
そして、専攻のピアノの実技試験は、
小さな部屋ではなく、ホールのステージで演奏することに。

機会が増えても、本番での緊張に慣れるどころか、
専攻の実技試験では、
５０音順で私の前に特待生！という順番で弾くことになり、
アワアワ度が増していました(T_T)

曲を練習する中でも、
気持ちにテクニックや体力が追いつかない…ということも多くなり、
慢性的なひどい肩こり＆背中痛をかかえるようになりました。

それでも、いろいろな曲に挑戦できたこと、
その中で演奏する喜びを感じられたことは、
短大の２年間より、遥かに印象に残っています。

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6.音大時代　その２～ピアノとオトモダチになるまで・・・

短大２年の時には、中学校へ教育実習に行きました。

私は、短大卒業後は研究科へ進もうと思っていたので、
この時点では「ピアノの先生になりたいけど、学校の先生もいいかも」という程度の気持ちでした。

２週間の実習を経て感じたのは、
「私は学校の先生になりたいんじゃない」ということ。

学校の先生は「音楽」以外にやることがたくさんあって(当たり前だけど…）、
学校の先生のやりがいは、そういうところにあるのだと思うけど、
「音楽」に費やせる時間があまりにも少なかったのです。

私がやりたいのは「音楽」でした。

そして、対大勢ではなく、「一人一人と音楽の楽しさを分かち合いたい」ということ。

実習で何回か音楽の授業をして、それ自体は楽しかったのですが、
どうしたって、楽譜の読めない子や楽しめていない子がいて…、
でもそのケアはできないのです。

いや、上手に授業できるようになれば、ケアもできるかもしれない。

でも、１年の中で「やらなければいけないこと」が決まっていて、
限られた授業数の中では、とても難しいことに思われました。

そして、目指すは「ピアノの先生」への道！

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5.音大時代　その１～ピアノとオトモダチになるまで・・・

高校時代は、部活で精一杯でピアノを弾くことが後回しになっていたのだけど、
音大に入ってからは、ピアノを最優先にできることが何よりもうれしかった♪

でも、入試で初の“緊張”というものを知ってしまったので、
試験のたびに、猛烈なドキドキで思ったように弾けなくなってしまいました。

そして、それまでは年に何曲か暗譜するくらいだったのですが、
次から次へとやってくる試験からなにやらのために、
ものすごい数の曲を暗譜しなくてはなりません。

暗譜が苦手な私には、大変なことで、
暗譜に四苦八苦しては、本番で緊張…という繰り返し。

成績表も、筆記試験はそれなりな点数なのに、
肝心のピアの実技の点数がおもわしくなく、
何度ため息をついたことか…(+_+)

四苦八苦したまま、短大最後の卒業試験を迎えることになります。

先生に「リストのペトラルカのソネットを弾きたい」と申し出ると、
「ぺトラルカはみんながよく弾くから、これにしたら？」と、
リストの「伝説」より　「鳥に説教をするアッシジのフランチェスコ」を提案してくださった。

トリルがいっぱいで面食らいましたが、
曲の感じは気に入ったので、練習を始めました。

この曲は特別な練習をしたわけでもなく、
相変わらず四苦八苦し、
試験直前のレッスンでも、止まらずに弾くことができなかったにも関わらず、
試験本番では、ノーミスでさらっと弾けてしまいました。

バッハの平均律も一緒に弾いたのですが、これも同じく。

「あら、上手に弾けたみたい！」とビックリしたのですが、
試験官をされていた先生の顔を見る勇気はなく、そそくさと部屋をあとにしました。

私の後が休憩だったので、先生がわざわざ廊下まで出てきてくださって、
「すごいよかったよ！満面の笑みで待っていたのに、こっちを見ないんだから！」
と褒めてくださって、さらにビックリ！

そのまま２次選考まで進み、気が付いたら、
卒業演奏会にまで出られることに。

しかも、バッハもリストも該当しているらしく、どちらでも好きなほうを弾いていいと。

突然の出来事に私自身がいちばん戸惑いながらも、
代表の学生が出演する、ホテルのサロンコンサートでも演奏。

何がどうしたのかは、今になってもさっぱりわからないのですが、
これによって、ピアノを弾くことに自信を持てるようになりました。

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4.高校生時代～ピアノとオトモダチになるまで・・・

「セーラー服が着たい」というだけで、中学校や塾の先生たちの勧めを
完全に無視して(^_^;)気楽に入ったＭ女高校。

吹奏楽部にも入り、楽しい高校生活をイメージしていたら、
部活の休みはないし（入る前には「ある」って言われたのにぃ(-_-メ)）、
勉強は難しいし、
「しまったぁ」と思いつつも、
ピアノもなんとか続けることができました。

そして、高校３年生のとき、
ピアノの先生から、「音大の先生のところへ行ってみようか」と。

ドキドキしながらうかがうと、
私の演奏を聞いたＭ音大の先生は、

「あなたに入れる音大はないわ。
　まぁまぁの高校に行っているんだから、普通の大学を狙ったら？
　吹奏楽をやってるの？
　だったら、そのサックスで入って、副科でピアノにしたら？」と。

“中学校時代”で書いたように、“井の中の蛙”だったことが、ここで証明されました(+_+)

その日、帰ってから、
「ほかに興味があるとしたら、心理学科？　あ、ピアノの調律師もいいかも！」なんて
本気で考え始めたのだけど、
最終的には「やっぱりピアノで音大に行きたい！」でした。
　
次のレッスンのとき、Ｍ音大の先生にそれを話すと、
「それなら、まず吹奏楽部をやめなさい。
　部活をしている暇なんてありません。
　でも、Ｍ音大は無理。
　友達や弟子が勤めている音大があるから、考えてみなさい。」と。

その勧めてくださった音大が、けっこう遠いところにあったので、
　「そこは遠くて通えないと思います…」と言ったら、

「そんなわがまま言ってる場合じゃないの！
　行けるところは、どこだって行くのよ！」と。

　　
　こんなに厳しい世界だったのぉぉぉ(T_T)

めげそうになりましたが、紹介していただいた別の先生は、
こんな私の面倒を見てくださり、音大を目指せることになりました。

基礎がなっちゃいないので、苦難は多々。

通っていてピアノ教室には、同い年の子がいなかったので、
この高校３年生で、同い年の子たちがこんなにすごい！ということも初めて知ります。

あわあわしながら練習をがんばり、入試当日。

第１志望のＳ短大は、
試験会場に１人１人入って演奏したので、あまり緊張せずに弾けました。

「無理」と言われたＭ音大も一応受験。
こちらは、怖そうな（私の個人的見解です(>_<)）試験官の先生方がずらりと並ぶ部屋に、
受験生数名で入り、順番に弾いていきます。

私の先に演奏する子たちは、
私が「すごい！」と思っていたよりも何倍も上手にさらさら〜と弾きます。

緊張はピークに達し、自分の番が来ましたが、
いつも通りになんて弾けず、ボロボロ…。

第１志望には合格し、音大に入れることになりましたが、
このときに初めて、人前で弾く「緊張」というものを経験しました。

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