埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

本番でも体の声が聞けた!

2011年10月15日 | ピアノを弾く
先日、ピアノランドマスターコースの同窓生で行う非公開のコンサートがありました。

本番慣れを目的にしたコンサートで、
私は毎年、4月のピアノコンサート(発表会)で演奏するソロ曲を、
半年前のこの時期に最後まで弾きとおせることを目標にしています。

今回は、リストの「伝説」第2曲『波を渡るパオラの聖フランチェスコ』

このブログでも何度も書いてきたのですが、
体の小さな私には、無理を承知での挑戦

でも、やっぱりリストが好きで、
以前より体の使い方が少しは上手になってきているので、
数年前のように手を痛めるようなことはないだろう…と譜読みを始めたのですが、
背中が痛くて弾けなくなってしまって…

でも、それをきっかけに、
さらに自分の体の声に耳を傾けられるようになりました。

本番が近付くにつれ、それを体感できることが増え、
体がどういう声を発していると、いい演奏ができるのか、
なんとなく分かってきました


そして、肝心の本番


もちろん、少々の緊張感はある中でしたが…。


自分の腰回りの声、
背中の声、
肩の声、
腕の声が聞こえてきました!


練習で聞くことができても、本番で感じられることは今までなかったので、
私のとって大きな収穫でした


でも…
練習のときのような響きを体で感じることができなかったので、
日々の練習でもっと響かせられるようになりたいと思いました


そして、腰までに感覚は何となく持ててきたので、
これからは、足でも感じられるようになって、
大地に響かせるような演奏をしたいなぁ