埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

お腹で弾く

2011年10月07日 | ピアノを弾く
バッハとモーツァルトの勉強会の先生が、
よく「お腹の内側で弾く」とおっしゃいます。

よく聞いている言葉なのですが、残念ながら体感はできていませんでした


篠原みな子先生にも、
「手で弾こうとするとおかしなことになるから、心で感じるだけでいいの」と言われました。

それは、その場で体感できたことで、
心で感じるだけで表現できてしまうことの驚きと、
そのほうがとっても楽でとってもステキだった驚きがありました。


ヨガの先生も、「おへその奥を軽く締めて」とよくおっしゃいます。

これは「おそらくこんな感じ?」っていう頼りない体感


今日うかがったバッハの勉強会でも、
「手で弾くっていうより、お腹で弾く感じね」と。

この「お腹」というのは、丹田を指しています。


勉強会の後、レッスンの合間に、
9日に行われるマスターコース同窓生のハートフルコンサートで演奏する
リストを練習していました。

今日は、まだ自分の中に響いていない部分をゆっくり練習しました。

そのとき、「お腹で弾く」ということを思い出して、
「こんな感じ?」と首をひねりながらも弾いてみると!


思った感じで弾ける

しかも弾きやすい

そして何よりも、音が自分の中に響く


「お腹で弾く」ってこんなにすごいことだったの


ピアノって手で弾くものじゃないのね


そのときのお腹の感覚は、ヨガで教えていただいている呼吸の感覚に似ていました


そうか…そういうことだったのか…と、
長い時間かかってやっと体感できたのでした