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豆豆先生の研究室

ぼくの気ままなnostalgic journeyです。

東京の桜、開花(3月17日)

2025年03月18日 | あれこれ
 
 昨日3月17日(月)の午後、陽ざしは春めいているが、北風がびゅんびゅんとうなり声をあげる中を散歩に出た。
 一昨日3月16日(日)がそれまでの春の陽気から一転して寒い雨が降る一日だったので、昨日の晴れはひときわ光り輝いて感じられた。

 花粉症に悩まされているので、風の中を歩くのは正直きついのだが、陽ざしに誘われるままに出かけた。
 いつもの散歩コースの道沿いにある小さな公園で、高さ2メートルくらいの木が鮮やかなピンクの花をたくさんつけていた(上の写真)。昨年の春にはこの公園のその辺りには桜はなかったはずである。梅だろうかと思って近づいてみると、やっぱり桜だった。ソメイヨシノの薄いピンク色とは明らかに違う鮮やかさである。
 石神井公園に植わっている河津桜(名札がかかっていたので「河津桜」と分かった)のような鮮やかな」ピンクである。ぼくは淡いピンクのソメイヨシノよりもこの鮮やかな河津桜(?)の花のほうが、春の青空にも映えていて好きである(下の写真)。
 今朝のNHKラジオ番組で、樹木医という人が最近の東京などでは寿命の来たソメイヨシノを伐採して、80種類以上の桜に植え替えていると語っていた。この公園の桜もそのような植え替え作戦の一環としてこの1年の間に植えられたのだろうか。わが家の近所の桜並木のソメイヨシノも、ぼくが小学生だった70年近く昔のようなピンクの容色はすでになく、白茶けていて寂しい限りである。
 今から数十年もすると、東京の桜もソメイヨシノ一色ではなく、様々な種類の桜が、様々な時期に、様々な色合いの花を咲かせるようになることだろう。

      
           

 さらにしばらく歩いたところにある別の公園では、地上すれすれから天辺までコブシの白い花が咲いていた(上の写真)。
 コブシかどうかは自信がないのだが、この手の白くてこのくらいの大きさの花で、この時期の東京で咲きほこっているのは「コブシ」だろうと勝手に決めつけているのだが、間違っているかもしれない。
 同じくこの時期に近所の家の庭先できれいな黄色い花を咲かせている木が「ミモザ」ということを今年になって初めて知った。花の名前はチューリップとひまわりくらいしか識別できないままに70年以上生きてきて、この年になって散歩の道すがらの木々や花にも興味を覚えるようになったのである。

 2025年3月18日 記

      
       
       

 追記 
 今日3月22日の午後、この18日と同じコースを散歩した。そしてとんでもない間違いに気づいた。18日に「コブシ」と書いた花は何と「桜」だった。なんで分かったかというと、その木に「桜の枝を折らないでください」という立札が立っていたのである(上の写真)。「この白い花がサクラ!?」と驚いたが、そう書いてあるのだから桜なのだろう。花に関する無知識ぶりに我ながらあきれるばかりである。
 ついでに3枚目は18日の河津桜の今日の姿、地上にちらほらと花が散り始めていた。こっちは「河津桜」で大丈夫だろうか・・・。

 2025年3月22日