ますらを派出夫会

こんなタイトルの映画があったなあ

三木のり平とか出ていた

こどもだった私はどういう意味なんだろうと思っていた



寝たきりのわたしのとこには

週に二三回、息子がやってきて

買い物洗い物指圧などをしてくれる

仕事帰りで疲れているだろうしおなかもすいているだろう

と思うのに今はどうしようもない

ただ来てくれるだけでも

痛い苦しいというのを聞いてくれる人がいるというのは救われる

労働のほかに

今度は自家製ハンバーグ生地を持ってきてくれた
　　　　　　　　

すぐには食欲はでないけれど

元気になるために食べなくちゃ

ますらを派出夫が笑える存在のうちは

まだまだ女性の地位は低いということになる

どうです？笑えます？

痛みの合い間に

今の時期は

宅配業の配達員は過重労働でたいへんなのだと

そんな時は不要不急の取り寄せなどは控えたい

だが夜中痛みで眠れないとき

気持ちの相手をしてくれるものがほしい

それで注文した

宮尾登美子について林真理子が各という

あまり結びつかない組み合わせのようだが

林真理子はずっと宮尾登美子のファンだったそうだ

私が読んだことのある作品というと

きのね、松風の家、錦など

宮尾の代表作といえる高知の芸妓娼妓紹介業の話は興味がない

林による評伝は宮尾の謎に迫るというキャッチだが

大して謎というものではなく

これまで表に出なかった宮尾の部分を多数の人に取材をして書いたもの

私の痛みは殆どつねにあるので

読めるのは短時間に一ページ単位程度

これを読み終える前に回復したいなあ

今日の花

感動したり楽しんだりするのにも

体力は必要で

今の私は美しいものを見ても

それを感動としてしまいこみ

人につたえようという気持ちになり

文で表現するという

どれもが欠けています

それでもご無沙汰のお詫びくらいはせねばと

今庭(？)にある花を載せます

月明かりとともに開花したくちなし
　　　　　　　　

昨年は強剪定のあとだったので

変な時期に一輪だけ咲きましたが

今年はたーくさん

おせちのきんとんの色づけには十分あるので

早速三輪切って部屋に置きました

ママコノシリヌグイも金平糖のような花をつけました
　　　　　　　　

少し茎を短くしないとあちこちに絡まりますが

今はその手間がかけられない体調です

鉢植えのカラタチバナが今年で何回目かの花をつけました
　　　　　　　　

それでも一度も結実したことがありません

そろそろ今年くらい…

以上ほぼ寝たきり老人の今日のレポート

ドリンク

胃のために飲んでいた牛乳にあきあきした

かといって炭酸系はよくないし

ジュースの酸味も刺激する

たんぱくな出汁味のようなものなら

そうだ　昆布茶なら飲める
　　　　　　　　

顆粒状の昆布茶をお湯でうすめに作って飲む

これなら残さず飲める

胃炎だからどなた様からの差し入れも今は頂けないと思っていたら

その間隙をぬってこんなものが届いた
　　　　　　　　

スッポンスープ

どんかなあ　温めていただいてみよう

明日元気になあれ

今週も無断休館の可能性があります

しばしお許し下さい