花盛り

2012-04-18 00:40:30 | 日記
公園に枝垂れが咲くと

石楠花が咲いて
            

山吹が咲いて
            

もうひとつの石楠花も咲いて
            

射干が咲いて
            

馬酔木が咲いて
            

華蔓草が咲いて
            

八重桜が咲いて
            

木瓜が咲いて
            


あ、咲きそう山椒も
            

そろそろジャム屋終わりにして
佃煮屋始めなきゃ

空豆のスープ

2012-04-17 00:21:12 | 美食
グリンピースのスープより
空豆のスープの方が作りやすい
それは
グリンピースの味より空豆の味の方が昆布に馴染むから



私がフランス料理を作らなくなった理由の一つに
フランス料理の出汁をとろうと思うと大変だし、インスタントでは添加物いっぱいだから

その点日本の出汁は
かつお節かいりこと、昆布があればとれる

そして空豆なら昆布の出汁味に馴染むから
不自然なものを使わずにスープが作れる

この際、水は少なめにして牛乳をたっぷり使うから、
昆布の味は粉末昆布を使う
            
ほかの材料はセロリ、玉葱

牛乳でなく豆乳という考えもある
そうするとすり流しに近くなる

じつをいうと私はいまだに豆乳未体験者

ベニカナメモチ

2012-04-16 00:44:55 | 植物
生垣には珍しくないベニカナメモチ
春に赤い新芽が出ると
まるで花が咲いたように見えるときがある
            

当然「紅」の付かないカナメモチもあって
どちらもバラ科
カナメモチは照葉樹林の低木として山林に見られる

ベニカナメモチの若葉と成葉を組み合わせて笛にできる
おぼろげな記憶をたよりに
何通りかの形を試したら
            
縦折にした成葉を、横折にした若葉ではさみ
折り山の方を口にはさんで吹くと鳴った

植生調査

2012-04-14 00:32:51 | 日記
四月の調査は雨で始まった
            

庭の草丈も伸び
            

3月には見られなかった
キケマン
            

フリージア
            

キランソウ(ジゴクノカマノフタ)
            

が彩りを放つ


            
庭から奥の林へ進む

            
さらに奥へ進む

            
もっと奥へ

            
もっともっと奥へ


3月には在来種のハクサンボクをみつけたので
            
もしかしたらヤブムラサキもみつかるかと思った

チシャノキは石垣の間から時々顔を出しているので
            
ヤブムラサキがあれば在来ご三家が揃うことになる。


ヤブムラサキの好む半日陰に
萌え出したばかりの若緑の葉が見えた
もしかしたら…

両手を上下から寄せて一瞬とどまった
もしビロードの手触りがしなかったら
触ったときから失望に漂う
しばし間をおいてから葉を挟んだ

やわらかい

モワモワの優しい肌は
ほかに例えるものがない
            
ヤブムラサキ
あった!

この林ならきっとあるに違いないと思った勘が当った
なんとしてもみつけなければと思っていた
涙がこぼれてきた

週刊朝日百科・植物の世界

2012-04-13 00:58:05 | お宝
三十年前
翻訳の仕事をしながら
広尾の中央図書館に
植物図鑑を見に行くことがよくあった
その中で「植物の世界」ほどたくさんの植物名がのっている本はなかった
               


欲しいけれどおいそれとは買えない
買えたのはそれから二十年後
借りていた家が道路拡張で立ち退くことになり
立退き料をもらった時だった
神田の古本屋に走って買いに行った
今は大学の勉強に毎日使っている
               
ちと重いけれど

サムゲタン

2012-04-12 00:53:17 | ままごと
ミユキさんがくれた鶏が
いい具合に熟成したので
            
詰め物をしてサムゲタンにしました

ちゃんと中にはご飯が入ってますよ
            
取り分けましょうね


鶏 (チューリップ)
ごはん (ユキヤナギ)

永青文庫

2012-04-11 00:34:19 | 日記
長い工事を終えて
やっと再開した永青文庫
お香の素晴らしいお道具が見られる

早稲田方面から行くには
胸突坂の急階段を上る
先日ご紹介した江戸川公園とここでクロスしている
               
階段の左は大きな銀杏のある水神社
右は芭蕉が仮住まいしたという芭蕉庵

階段を上ると
               
雑木林の中の昭和の洋館が展示室
               
               
桜は山桜

               
肥後ツバキが飾られている

               
お隣の男子寮・和敬塾も元細川藩の敷地で
「ノルウェイの森」の舞台となりロケも行われた


               
永青文庫別館の庭

               
新江戸川公園に通じる門


               
               
永青文庫の別館
中は私がプロデュース致しました

で、もっとご紹介したかったのですが
青大将より気持ち悪いものが出て
すたこらさっさ
               
また胸突坂をかけおりました

               
みんなお花見したはる

木の芽

2012-04-10 00:44:59 | 美食
京都でよくいう出合いのもの
竹の子なら山椒

今の季節、竹の子を食べたくなるのは
竹の子を見てからではなく
山椒を見てから

子どもの頃住んだ家には
勝手口の前に竹林があり、その前に山椒の木があった

ご愛用の木もいい芽の出具合となりました
               

本当は全面に敷き詰めてもいいと思うくらい
               

もう少ししたら
花山椒の佃煮も作れる

タネツケバナ

2012-04-09 00:36:55 | 植物
子どもの頃
大根を小さくしたような白い花の草にさわると
バチバチバチッ
一瞬何が起こったのかわからず
私は凍りついた
植物と思っていたものが動物の反応をしたのだ
このことはおかあさんに言ってはいけない
病院に連れていかれて注射されるかもしれない
そう思った

少し大きくなってから
その草はそうやって種をとばすのだと知った

二年前の5月
京都の白川沿いで
               
あみさんにこのことを教えると
何度も立ち止まってタネツケバナにさわっていた
満を持したタネツケバナだけがバチバチいう

バチバチッの季節にはまだ早い四月
東京でタネツケ花を探すけれどみつからない
近縁の外来種のミチタネツケバナばかりみつかる
               
これは新潮社の土手
タネツケバナは湿った場所のものだから

そういえば私が最初にバチバチッに会ったのは
井戸のそばだったし
白川沿いに多いのもそれだからだ

タネツケバナに似てはいるが
実の形が全く違うナズナ(ペンペングサ)はよくみかける
               

結局タネツケバナの写真はないブログになった
               
と書いたらヨーコさんが送ってくれた

コーディネイト

2012-04-07 00:55:15 | 日記
ふだんは女中スタイルでどこでもでかける私
でも植生調査のときは
飛行機にも乗るしレストランにも行くし
ちょっとは気を使います

          
400円のTシャツにチエコさんから15年前にもらったパンツ

          
500円のジャケットを重ねて

          
晴雨兼用のコートを羽織り
お嫁さんからもらった手袋をし
ホームセンターで1200円で買ったゴム靴履いて

          
チエコさんからもらったリュックを背負ってゴー

別のバージョンは

          
ロンドンのプリズンサービスの1500円のジャケットに
同じネイビーブルーの乗馬パターンのパンツ

靴は真正黒ゴム長998円
ファッションゴム長なんて思い切りの悪いもの履くもんか
ゴム長は足を振ったらスポッと脱げなくちゃ

          
黒革のボディバッグ(ほんとはウェストポーチ)は必需品


6月になったら白のブルゾン

7月は黄色のシャツのイメージ



…植生…調査でしたよね…



そんなこと言うなら
これなら
          


これなら
          


これなら
          


これならどだー