安井かずみがいた時代

2015-12-07 19:11:29 | 日記
先日のランドメーヌと和朗フラット

写真を撮り損ねたので

また行きました

今回は連れも撮ってくれたので

タルトの写真もあります
        

ランドメーヌは今

私には東京で一番おいしい菓子とパンの店
        

連れも絶賛していた

隣のキャンティも含めて

この辺、ソ連大使館や麻布郵便局や、あ、麻布そばとかいうのもあったなあ

六本木、赤坂は大学時代は毎晩くりだす私の縄張りだった

学生じゃないみたいと或る人にいわれたけれど

私は飲まないしこわいところには近寄らないのでただ食べ歩き

夜遊びをする人々とは一線を画していた

初めてキャンティに行ったときは加藤和彦を見た

坂下の和朗フラットにはモデルや有名カメラマンが住んでいた
        
        

時代の先端をいく、ああいう感じの素敵な人々は

今はもういない

平凡パンチの女性版として

アンアンが創刊された頃がピークだったのかもしれない

『キャンティ物語』や『安井かずみがいた時代』を読むと

その頃の内側がよくわかる

『安井かずみがいた時代』は婦人画報に連載されてから単行本になった

連載は毎号彼女と交流のあった人に証言させた形でつづられていた

林真理子が安井はアズナヴールと付き合いがあったと述べていたのを

アズナヴールのおっかけ第一人者で安井のエッセイの大半を読んだ私は

「違います、それはアダモの間違いです」と編集長に抗議の手紙を書き

編集長からお詫びの返事が届いた

林真理子は世代がちがうもん!あの時代の証言者ではない

ランドメーヌの当たりを歩くとき

憧れの世界に近づきたくて毎晩さまよっていた自分を思い出す



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