セスク バルサに移籍

バルセロナは14日、スペイン代表のセスク・ファブレガス（24）を獲得することでアーセナルと基本合意した。両クラブが発表した。移籍金はバルセロナの今後の成績に応じて最大3500万ユーロ（約43億7900万円）。セスクはバルサの下部組織出身で03年に16歳でアーセナルと契約して以来、８年ぶりの復帰（16日スポーツ報知６面より）

ここ数年、シーズンオフの度に取り沙汰されていたセスクのバルサ移籍がついに実現してしまった。
アーセナルではチームの王様。バルサに行けば、試合に出れるかもわからないという状況だが、セスク自身は前々からバルサに復帰したいようだったし、スペイン代表でレギュラーになるには、海外でプレーするより、国内（スペイン）でプレーした方がいいと考え、移籍を決断したようだ。

アーセナルはセスク以外にも、フランス代表のナスリのマンチェスター・シティ移籍が秒読みとか。あまりにも痛い。日本代表でいえば、香川と本田が同時にいなくなるようになるものだ。現に２人を欠いたプレミア・リーグ開幕戦は、アーセナル本来の華麗にパスをつなぐサッカーは影をひそめ、ドローに持ち込むのがやっとだった。

２人を放出したことで得た移籍金で誰を獲得するのか？（移籍マーケットは８月31日まで）　ひょっとしたら、本田獲得もあるかもしれない。イギリスの新聞によると、ボルトンでプレーするオーストラリア代表のケーヒルを獲得するのでは？という噂もあるらしい。

日本人にとって希望の星は宮市亮が今季から正式にアーセナルでプレーすることだ。次節ホーム開幕戦のリバプール戦でいきなりのデビューもあるかもしれない。

インテルでプレーする永友。
バイエルンでプレーする宇佐美。
アーセナルでプレーする宮内。

日本人がビッククラブでプレーする時代になった。日本のサッカーの未来は明るい。