既にご存知の方も居られるかと思いますが、「MAKIKYUのページ」でも時折取り上げ、来月引退と以前から騒がれていた、高額運賃で悪評名高い北総監獄(千葉ニュータウン)を走る「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)の7000形の来月14日での現役引退と、その後25日にさよなら運転&撮影会開催が昨日付けで「開発を止めた某鉄道」HPで発表されています。
HPによると「長い間の活躍に感謝を込めるとともに多くのファンの声に応えて」
3月25日(日)にさよなら運転と撮影会を開催とありますが、「開発を止めた某鉄道」の余りに高額な運賃の被害者でもあるMAKIKYUはこの車両に関しては何の感謝もなく、むしろ腹立たしい存在以外の何物でも有りません。
ちなみにこの車両のさよならイベントでは最初にイベント用のヘッドマークを付けた7000形車両に乗車して印西牧の原~矢切間を1往復し、ラストランを楽しんだ後に車両基地へ向かい基地内で写真撮影、そして最後にまた印西牧の原駅に戻る行程で実施され、参加費は大人1520円(小児760円)との事で、昨年東京都交通局車両のさよなら運転で「開発を止めた某鉄道」を含む3社局に跨っての運行が行われ、様々な問題が発生した事を踏まえると、「開発を止めた某鉄道」線内のみでの運行というのは妥当な所と言った気がします。
ただ参加費1520円というのは印西牧の原~矢切間の片道運賃相当額で、この列車の運行日は日曜日で割引率の高い土休日割引回数乗車券(片道10回分の値段で15回分乗車可)の通用日である事や、「開発を止めた某鉄道」では時折1000円で土休日などに一日乗り放題の乗車券を発売する事を考えると割高な価格設定という気がしますが、普段は一般客が乗車できない印西牧の原~印旛車両基地間を「開発を止めた某鉄道」の運賃で別途計算すると片道200円(往復400円)程度になる事も考えると、参加費はまあこの程度といった感もしますが、それにしても首都圏の通勤鉄道でたかだか往復50km程度乗車するだけでこの値段は余りに高過ぎ呆れたものです。
MAKIKYUは日頃「開発を止めた某鉄道」の高額運賃に苦しめられている状況で、この車両に関しては怨みはあっても愛着など有りませんので、敢えて更に高い参加費を払ってこのイベントに参加する気は全く有りませんが、このイベントは定員350名で、26日~3月9日までに「開発を止めた某鉄道」宛てに往復はがきで申し込み、当選者のみ参加可能(まあ高額運賃で悪評名高い鉄道ですので、定員割れという可能性もありますが…)となっており、「開発を止めた某鉄道」HPに応募方法等の詳細が出ていますので、興味のある方は応募されるのも良いかもしれません。
写真は来月25日のさよなら運転にも登場する7003編成(他の2編成は既に廃車済)です。
八千代方面から北総監獄となると、確かに鉄道では動き難い上に、運賃は異常なまでに高いですので、余程の事がない限り使う気にはなれませんね。
(こちらも東西線に直通する高速鉄道は割合近くを走っていながら、乗車したのは数度です)
あと車両の保守ですが、この7000形の様なチョッパ制御車は本当に古い車両とはまた違った厄介さもありますし、ロクな更新工事もしておらずボロボロの様ですので、メンテナンスとサービス面の両面で新車導入は妥当な所ですが、親会社と殆ど同じ車両を入れる位なら、運賃も殆ど同じにして頂きたいものです。
この7000形ですが、自社線では空港まで伸びる前にお役御免ですが、その責務を他社線乗り入れで果たすというのは皮肉な運命ですね。
それと廃車時期ですが、ロクな手入れをしていない事を考えると早くも廃車というのは当然の結果かも知れませんが、特急列車に重用される鋼製車体のボロ車両よりも先に引退とは確かに納得が行きませんね。
この車両に関する記事もスタンバイしており、近日(出来れば今月中)公開の予定ですが、その際もこの件は指摘する予定です。
こちらはあの馬鹿高い運賃に業を煮やしている状況で、まして現在は土日は休みが確保し難い状況にありますので、このイベントへの応募はしませんが、印旛車両基地での撮影会とそれに伴う車庫線乗車は確かにポイントですね。
(もしそちらが当選→参加となりましたら、レポート期待したいと思います)
ただこのイベント参加費に印西牧の原までの高額運賃往復となると、青春18きっぷで鹿島鉄道や銚子電鉄辺りへ行った方が…と考える人は多いでしょうし、この方が価値も大きい気がします。