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仙台市営の姉妹都市バス~馴染みない都市が多いものの中には…

2010-08-17 | バス[東北]

MAKIKYUが先月末に仙台を訪問した際には、市内各地を走る仙台市交通局の路線バス(仙台市営バス)に何度も乗車したものでしたが、仙台市は世界各地の様々な都市と姉妹提携しており、市営バスでもこれを記念した姉妹都市バスを走らせています。

姉妹都市バスは各姉妹都市毎に1台ずつが割り当てられ、姉妹都市名と共に各都市の市章と各国言語での「こんにちは」を意味する言語が標記されているのが特徴で、どちらかと言うと一般的な広告類などのラッピングバスには余り良い印象を持っていないMAKIKYUとしても、この様なバスはなかなか面白く、他都市の市営バスでも似た様な試みがあっても…と感じるものです。
(国内の路面電車では、九州で類似した趣旨の電車を走らせている都市が存在しているのですが…)

この姉妹都市バスは各都市毎に1台ずつしか走っていない上に、各バス毎に所属営業所・出張所が全て異なりますので、2台以上が一斉に並ぶ機会自体が少なく、まして目当ての都市のバスを狙うともなれば、余程運が良くない限りなかなか遭遇できないのが現状です。

ただ仙台市営バスは各営業所・出張所共に仙台駅周辺の中心部に足を伸ばす路線を持っていますので、仙台駅前やその周辺に暫くいれば、姉妹都市バス各車両のどれかに遭遇する事は出来、MAKIKYUが仙台を何度も訪問している際には、大抵姉妹都市バスのどれかには遭遇している程です。

 
MAKIKYUが先月仙台を訪問した際、最初に遭遇した市内バスは「ACAPULCO号」で、その次に姿を現したのは「DALLAS号」、どちらもMAKIKYUには馴染みのない遥か彼方の都市ですので余りピンと来ませんが、特にDALLASの方は「HELLO」という言葉は馴染みあり過ぎて余り異国感を感じない事や、仙台市営バスの中では見た目が比較的新しい部類に入るNEW AEROSTARという事もあって、個人的にはややイマイチな印象です。


そしてMAKIKYUが先月乗車した姉妹都市バスは「RIVERSIDE号」で、見た目は普通の市営バスと異なるとはいえ、乗ってしまえば普通のバスと大差なく、広告スペースを活用し、各都市のギャラリー位はあっても…と感じたのは惜しい限りです。

ちなみにRIVERSIDEはDALLASと同じUSAの都市ですが、DALLAS以上に馴染みがなく、この姉妹都市バスが走っていなければMAKIKYUには都市の存在すら…という有様ですが、この街はカリフォルニア州のロサンゼルスから100km程離れた所に位置している様です。

またMAKIKYUには馴染みのない都市のバス紹介ばかりが続きましたが、仙台市は現在世界7都市との姉妹提携を行っているだけあって、姉妹都市は遥か彼方の西半球ばかりに偏在している訳ではなく、仙台から最も近い姉妹都市としては、光州(Gwangju)広域市(광주광역시)があり、勿論市営バスの姉妹都市バスの一員として光州号も活躍しています。

光州はMAKIKYUも何度か足を運んだ事があり、現在地下鉄が1路線だけ走っている地方中核都市という点も仙台と重なりますが、海外と言っても遥か彼方の都市ばかりではなく、この様な馴染みある都市のバスも活躍しているのは喜ばしい限りです。


光州号の出没が暗くなった後だったのは少々惜しい限りで、カタカナで「コウシュウ」と書かれた標記もやや違和感を感じてしまいますが、今度このバスには昼間の明るい時間にも遭遇したい感じたものです。

あと姉妹都市バスは今回取り上げたバス以外にも、長春・Мінск(ミンスク)・RENNESといった姉妹都市のバスも活躍しており、この記事だけを見ると西半球の都市が多そうな印象を受ける姉妹都市バスも、実は東半球の都市が過半数を占めています。

今回遭遇する機会がなかったこれらの都市のバスも、特に長春はMAKIKYUも訪れた事がある街だけに多少は馴染みがあり、次回以降の仙台訪問の際には長春号にも是非遭遇したいと感じたものでしたが、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様は如何でしょうか?



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