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口之津駅とバスターミナル~鉄道駅は忘れ去られたような感が…

2008-02-03 | 鉄道[九州・私鉄等]

  

12月にMAKIKYUが、3月末で路線の約半分が廃線となる島原鉄道(島鉄)を訪問した際には、諫早~口之津(Kuchinotsu)間を島鉄のバスで移動し、口之津から鉄道線に乗車したのですが、口之津は島鉄の鉄道駅とバスターミナル(口之津営業所)があり、またバスターミナルは海に面し、天草へ向かう島鉄フェリーの発着場にもなっているなど、この一帯(南島原市)の交通の要衝となっています。

バスターミナルと鉄道駅は通りを挟んで向かい合っており、鉄道とバスやフェリーとの乗り継ぎも容易ですが、バスターミナルは乗車券販売(バス・フェリー)などを行い、係員が常駐しているのに対し、鉄道駅はすぐそばとはいえ島鉄ではポピュラーな存在といえる箱型建物がバス車庫内に建っているだけ(バス車庫内に駅舎が存在するのは、首都圏でも関東鉄道寺原駅などの事例がありますが…)で終日無人、また駅構内も2両編成の列車が停車できる程度のホーム一本のみという状況です。

この一帯の交通の要衝にある駅にしてはかなり質素な感があり、鉄道が走る島原方面ですら昼間は並行バス路線(これも島原鉄道が運行)の方が至便な状況ですので、まるで鉄道の存在が忘れ去られたかの様な感がありますが、この地を初めて訪問したMAKIKYUは少々驚いたものですが、この忘れ去られたかの様な駅に列車がやってくるのも来月末まで、その後この一帯の陸上を走る公共交通機関は路線バスのみという状況になってしまうのは寂しいものです。

写真は口之津駅の駅舎と駅構内、通りを挟んで向かいに位置するバスターミナルで、口之津駅に入線中の列車(この列車は加津佐行)にも注目です。



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