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「小田急ファミリー鉄道展2014」に出陣~一般車両は予告通りの編成が…

2014-10-20 | 小田急グループ

毎年秋の週末には、各地で鉄道など交通関連のイベントが各地で開催され、多数のイベント開催が重なる時などは、どのイベントに出陣しようかと迷う方も少なくないかと思います。

MAKIKYUは仕事柄土日休みではなく不定休で、土日も休みの時とそうでない時が…という状況ですので、主に土日や祝日開催となるイベントへの参加は、上手く予定があう時に時折…という状況ですが、昨日はたまたま休みと言う状況でした。

去る18・19日の土日は、比較的近場の海老名において、毎年恒例となっている「小田急ファミリー鉄道展」が開催され、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方の中にも、足を運ばれた方も居られるかと思います。

MAKIKYUも開催2日目となる昨日、このイベントに出陣したもので、2年連続での小田急ファミリー鉄道展出陣となりました。

「小田急ファミリー鉄道展2014」では、ほぼ毎年恒例となっていた車両基地奥の離れに設けられた特設車庫で保存されている旧3000形ロマンスカー(SE車)の公開が見送られたのが、例年とは大きく異なる点ですが、それ以外は概ね昨年と大差ない状況と感じたものでした。

目玉となる車両公開では、イベント告知ポスターでロマンスカー60000形(MSE)と4000形通勤車という、小田急の新鋭車両2車種に加え、相互直通運転を行っている東京メトロ千代田線の16000形の公開が告知され、小田急線~千代田線直通運転を行っている3車種の展示となりました。


MSEは6両編成のみが展示され、MAKIKYUは午前と午後の両時間帯で車両展示会場へ出向いたのですが、鮮やかなブルーの装いは光線状態によって印象が随分異なると感じ、同一編成でも午前中の方が鮮やかな印象を受けたものでした。

告知ポスターでMSEは該当編成が判別できない状況でしたが、小田急線~千代田線直通運転で主力として活躍する2車種は、ポスターを見ると4053Fと10106Fである事が判別できる状況でした。

どちらも両形式の中で特に大きな特色を持つ編成ではなく、またトップナンバーや縁起のよい車番、最新編成などでもない比較的ありふれた存在の車両です。


会場に展示された小田急線~千代田線直通運転で主力として活躍する2車種は、両者共に編成番号までポスター通りとなっており、イベント開催当初から当該編成の展示を予定していたのか、それともたまたま偶然ポスターに掲載された編成が動員されたのかも気になる所です。
(他社イベントの中には、特別塗装の特定編成展示を予告していたものの、前日のダイヤ乱れで運用変更が発生→急遽特別塗装ではない編成への展示に変更となった前例もありますので…)

また昨年はイベント開始後に、車両展示区画とは区分された車両基地内の立入禁止区画(入出庫列車などが走行・展示区画内から撮影可能)に、事前予告などなしに真っ赤な1000形4両編成(1060F)が入線し、裏企画とも言えるこの編成の登場が、車両展示最大の大目玉と感じたものでした。


今年も同様の状況となり、同行していた人物をはじめ、車両展示区画内で車両撮影している大勢の注目を集めていましたが、この編成は昨年MAKIKYUがファミリー鉄道展に出陣した際には、車両展示区画内で展示された編成です。

昨年のイベント途中で入線した編成(1059F)とは別編成で、午後も会場の車両展示区画から撮影できる位置に停車していましたが、午後の方が光線状態が良好で撮影し易い状況でした。

1000形はリニューアル開始が告知され、そう遠くない時期に更新車両も登場・運行開始となる事が見込まれますので、これから注目の存在とも言えますが、来年も真っ赤な編成の出陣劇が実現するのか否か、またリニューアル編成の展示が実現するのかも注目したいものです。

物販関係では日頃小田急電鉄は新宿駅などで「TRAINS」と称する公式グッズショップを運営しているだけあり、小田急線自体の物販に関して目新しいものはあまり多くないと感じたものでしたが、小田急グループのバス事業者各社もブースを開き、こちらでは結構な収穫が…と感じたものでした。

今年は静岡県を運行拠点としている東海自動車(東海バス)が、初めて事業者限定バスコレクションを発売し、これが最も大きな目玉と感じたものでしたが、他にも小田急バスや立川バス、小田急箱根高速バスなども既発売のバスコレ発売を実施しており、まだこれらのバスコレを購入されていない方にとっては、絶好の機会だったのでは…と思います。


バスコレクション以外にも、KATO製でほぼ同種のモデルとも言えるNゲージサイズ(150分の1)の日野ポンチョ事業者限定モデルが、小田急バス・立川バスの2事業者で発売、模型以外には乗務員用バスカード入れ(ICカード導入で不要となったもの)が格安価格で発売していたのも注目と感じたものでした。

ポンチョの実車は様々な所で活躍していながらも、まだモデル化された車両は少数に過ぎない車両ですので、今後小田急グループに限らず様々な事業者で限定モデルが出ても…と感じます。

また大型路線車や高速車と、マイクロバスに関するモデルはそこそこ出回っても、その中間に位置する中型車に関してはかなり限られる状況ですので、今後これらのモデルも出てこないだろうか…とも感じたものでした。

先にも触れた通り、MAKIKYUは毎度イベントに出陣できる状況ではなく、小田急ファミリー鉄道展をはじめ、各種イベントへの参加機会は限られる状況ですが、機会があればファミリー鉄道展に来年以降も出陣できれば…と思いますし、また出陣した暁には「MAKIKYUのページ」でもその際の様子などを取り上げたいと思います。